船釣りでは、持ち込む道具が多くなることが一般的です。 リールや仕掛けはもちろん、食料、タオル、レインコートなども必要なため、整理しやすいタックルバッグがあると便利です。
釣り場でスムーズに準備や片付けができるバッグを選ぶことで、釣りそのものを快適に楽しむことができます。 この記事では、船釣りに特化したタックルバッグの選び方と、おすすめのモデルをご紹介します。
これから購入を考えている方や、収納力の高いバッグを探している方はぜひ参考にしてください。
船釣りに適したタックルバッグとは？
船釣りでは、リールや仕掛け、タオル、食料、レインコートなど多くの道具を持ち込むため、収納力の高いタックルバッグが欠かせません。
さらに、海上の環境に対応できる防水性能も重要なポイントです。バッグの中身を雨や波しぶきから守ることで、大切な道具を安全に保管できます。
また、機能性も船釣り用タックルバッグを選ぶ際の重要な要素です。 たとえば、ロッドホルダー付きのバッグなら、釣り竿を立てておけるため、移動中や準備中に便利です。
さらに、座れる仕様のバッグは、船上での休憩や釣りの合間に活用でき、快適さが向上します。
船釣り用のタックルバッグを選ぶ際は、収納力・防水性能・機能性をバランスよく考慮し、自分の釣りスタイルに合ったモデルを選ぶと良いでしょう。
船釣り用タックルバッグの選び方 | 素材から選ぶ
タックルバッグには主にハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプの特徴とデメリット
ハードタイプは、防水性や耐衝撃性に優れているだけでなく、ロッドホルダーやドリンクホルダー、ルアーホルダーなどのオプション品を追加してカスタマイズできるのも魅力です。また、開閉がスムーズで、ワンタッチのロック機構が付いているため、道具を素早く取り出せます。
ただし、その頑丈さゆえに重量があり、持ち運びや船への積み下ろしが負担になる場合があります。また、形状が固定されているため、荷物の量に応じた柔軟な収納が難しい点もデメリットです。
ソフトタイプの特徴とデメリット
一方、ソフトタイプは軽量で持ち運びが楽で、荷物が増減しても柔軟に対応できるのが特徴です。デザインや価格帯が豊富で選択肢が多く、初心者でも購入しやすいのもメリットです。
しかし、ファスナーを使った開閉は少し手間がかかり、締め忘れると雨や海水が侵入するリスクがあります。また、耐衝撃性が低いため、リールや精密機器の保護には注意が必要です。さらに、防水性能にばらつきがあるため、使用時には素材や構造を確認することが大切です。
| タイプ | 特徴 | デメリット |
|---|---|---|
| ハードタイプ | ・防水性や耐衝撃性に優れている ・ロッドホルダーやドリンクホルダーなどのオプション品でカスタマイズ可能 ・開閉がスムーズでワンタッチのロック機構付き | ・重量があり、持ち運びや積み下ろしが大変 ・形状が固定されており、柔軟な収納が難しい |
| ソフトタイプ | ・軽量で持ち運びが楽 ・荷物の増減に柔軟に対応できる ・デザインや価格帯が豊富で初心者にも購入しやすい | ・ファスナー開閉が手間で締め忘れると雨や海水が侵入 ・耐衝撃性が低く、リールの保護に注意が必要 ・防水性能にばらつきがある |
船釣りにはどちらが適しているか？
船釣りでは、防水性や道具の保護が特に重要なため、ハードタイプがより適しています。
雨や波しぶきから道具を守り、船上の限られたスペースで椅子としても活用できるため、多機能性が活きる場面が多いでしょう。特に、大型魚を狙うような本格的な釣りでは、ハードタイプの頑丈さが安心感を与えます。
一方で、軽装備や短時間の釣行では、ソフトタイプも十分活躍します。軽量で移動が多い場合や、道具を柔軟に収納したい場合にはソフトタイプが便利です。初心者で価格を抑えたい方にも、ソフトタイプは選びやすい選択肢となるでしょう。
持ち運びのしやすさも重要
船釣りでは道具の量が多くなるため、タックルバッグの持ち運びやすさも重要なポイントです。
ハードタイプの特徴とデメリット
ハードタイプは、大型のハンドルが付いている製品が多く、重い荷物でもしっかり握れて安定して運ぶことができます。ただし、片手がふさがってしまうため、ロッドホルダーを取り付けてロッドを挿して運べるようにすると便利です。
ショルダーストラップはオプションで追加できる場合がありますが、ハードケース特有の頑丈な素材が体に当たると痛みを感じやすく、長時間の使用にはあまり向いていません。
ソフトタイプの特徴とデメリット
ソフトタイプはハンドルとショルダーストラップの両方が標準で付いていることが多く、軽量な設計のため持ち運びが非常にしやすいのが特徴です。
ショルダーストラップを使えば両手が自由になり、移動が多いシーンでも負担が軽減されます。柔軟性が高い素材のため、持ち運びの際に体にあたっても痛みを感じにくいのもメリットです。
| タイプ | 特徴 | デメリット |
|---|---|---|
| ハードタイプ | ・大型のハンドルが付いており、重い荷物でも安定して運べる ・ロッドホルダーを取り付けることで、ロッドを挿して持ち運びが可能 | ・片手がふさがるため、持ち運びに工夫が必要 ・ショルダーストラップはオプションで追加可能だが、体に当たると痛い |
| ソフトタイプ | ・ハンドルとショルダーストラップの両方が標準で付属 ・軽量で持ち運びがしやすい ・柔軟性が高い | ・防水性や耐衝撃性が低い場合があり、道具の保護には注意が必要 ・ファスナーの開閉に手間がかかる場合がある |
ハードタイプは頑丈さを活かしたカスタマイズで利便性を向上させ、ソフトタイプは軽量性と快適さを重視して選ぶと、より快適な道具の持ち運びが可能になります。
船釣り用タックルバッグの大きさについて
船釣りでは道具の量が多くなるため、バッグの大きさも重要なポイントです。
リールや仕掛けだけでなく、食料やタオル、レインコートなども持ち込むことを考えると、荷物をひとまとめに収納できるサイズを選ぶのが理想的です。 小さすぎるバッグは、収納スペースが不足して道具を分散して持ち運ぶ手間が増えます。
一方で、大きすぎるバッグは重くなりすぎて扱いづらく、船上の限られたスペースで邪魔になることもあります。
そのため、30リットル程度の容量がバランスの良いサイズ感と言えます。
この容量であれば、必要な道具をひとまとめに収納しつつ、船上での取り回しもしやすくなります。特に、バッグ内部に仕切りやポケットがあるタイプを選ぶと、効率よく整理できるのでおすすめです。
タックルバッグの大きさは、自分の釣行スタイルや持ち込む道具の量に合わせて選びましょう。荷物をひとまとめにして持ち運べることで、準備や片付けの手間も大幅に軽減されます。
船釣り用タックルバッグおすすめ9選
ダイワ タックルボックス TB4000HS
ダイワの「TB4000HS」は、船釣りで頼れる高機能タックルボックスです。耐衝撃性に優れたハードシェル構造が外部からのダメージを軽減し、大切な釣具をしっかり守ります。
広々とした内部スペースには大型ルアーケースやリールを余裕を持って収納可能。頻繁に使う小物は上部トレイで整理整頓ができ、釣行時の効率が大幅にアップします。
スタイリッシュなデザインと多彩なカラーバリエーションも魅力で、釣り場での存在感を高めます。
ポチップ
メイホウ バケットマウス BM-7000
メイホウの「バケットマウス BM-7000」は、船釣りに最適な頑丈なタックルボックスです。容量28リットルで、仕掛けやリールから食品までしっかり収納可能。
蓋は90度で固定され、船上の限られたスペースでも使いやすい設計です。滑り止め加工の蓋は座ることもでき、船上での休憩に便利。
別売りのロッドスタンドやホルダーでカスタマイズでき、自分好みに機能を拡張可能。持ち運びやすいサイズで、多くのアングラーに支持されるタックルボックスです。
ポチップ
リングスター ドカット D-4700
リングスターの「ドカット D-4700」は、船釣りや堤防釣りに最適なタックルボックスです。
耐荷重500kgfの頑丈さで、道具の収納だけでなく、イスや踏み台としても使える多機能設計。27リットルの大容量で仕掛けやリール、小物までしっかり収納可能です。前後どちらからでも開閉できるダブルオープン仕様で、狭い釣り場でも取り出しやすい設計。
蓋は取り外してバスケットとしても利用でき、使い勝手抜群です。軽量設計で持ち運びも簡単。釣り道具を安全に整理し、快適な釣行をサポートするタックルボックスです。
ポチップ
シマノ ロッドレストボートバッグ
シマノの「ロッドレストボートバッグ」は、船釣りに最適化された高機能タックルバッグです。
ロッドを固定するロッドレストを2ヶ所に配置し、釣りの最中にロッドを置く場所を確保。EVA素材の採用により、防水性と耐久性を兼ね備え、海水や汚れも簡単に洗い流せます。持ち運びは、握りやすいガチットハンドルとショルダーベルトを備え、手持ち・肩掛けの両方に対応。
内部は十分な容量を確保し、道具の収納も楽々。さらに水抜き穴を設け、雨や波しぶきによる水溜りを防ぐ設計で、快適な釣行をサポートします。
ポチップ
アブガルシア EVAショルダーバッカン 40
アブガルシアの「EVAショルダーバッカン40」は、大容量と高い耐久性を兼ね備えた船釣り用タックルバッグです。
水や汚れに強いEVA素材を採用し、手入れが簡単で長く愛用できます。広々としたノーテーパーボディにより、大型の釣具やウェアの出し入れがスムーズで、底面の滑り止め加工が船上での安定感を確保します。
さらに、太番手ファスナーやスナップボタン付き蓋など細部まで配慮された設計で、使いやすさを追求。Dリング付きで、ツールの取り付けも可能な多機能性が魅力です。
ポチップ
ダイワ 船バッグS（E）
ダイワの「船バッグS（E）」は、防水性と収納力を兼ね備えた船釣り専用のタックルバッグです。
EVA素材の頑丈なハードボディーと防水フタにより、大切な道具を雨や波しぶきからしっかり保護します。便利な透明フタ付きインナートレイで小物も整理しやすく、濡れた船上でも滑らない底部ラバー設計で安定性抜群。
肩に優しいショルダーベルトで持ち運びも快適です。船釣りに求められる機能を凝縮した、使いやすいタックルバッグです。
ポチップ
DRESS バッカン 34L
DRESSの「バッカン 34L」は、船釣りに適した大容量のタックルバッグです。
耐久性と防水性に優れたEVA素材を使用し、海水や雨から道具をしっかり守ります。34リットルの広々とした内部には、多くのタックルや小物を収納可能。ハードタイプのフタは内部を衝撃から保護し、裏側には便利なメッシュポケットを装備。
さらに、ロッドホルダー4本やプライヤーホルダーも標準装備し、整理整頓が簡単です。スタイリッシュなデザインで、釣り場での使い勝手も抜群です。
ポチップ
プロックス ギアタンク
プロックスの「ギアタンク」は、船釣りに最適なタックルバッグです。
2.0mm厚のEVA生地に特殊エンボス加工を施したセミハードボディは、型崩れしにくく高い耐久性を誇ります。4本のロッドを収納できるサイドホルダーや、カバーを開けずに中身を確認できるクリアカバー付きインナーケースを標準装備。
これらの機能により、船上でのタックル整理やポイント移動がスムーズになります。タフで実用的な設計が、船釣りの快適さをサポートします。
ポチップ
Pazdesig PSL BAKKAN VI
パズデザインの「PSLバッカンVI」は、船釣りに特化した機能を備えた高性能バッカンです。
2mm厚のPVC素材を使用したセミハード構造で、衝撃や水濡れから内部をしっかり保護。ロッドホルダーを4本標準装備しており、複数のロッドを持ち運ぶ際に便利です。ファスナーレスのデザインで潮噛みの心配がなく、メンテナンスも簡単。
本体外側にDカンを配置し、小物の取り付けにも対応しています。ショルダーベルトや中蓋付きで、持ち運びや整理整頓がスムーズに行えます。
ポチップ
タックルバッグで船釣りを楽しもう！
船釣りは持ち込む道具が多いため、荷物をひとまとめにして整理・持ち運びができるタックルバッグが必需品です。
船釣り用のタックルバッグには、大きく分けてハードタイプとソフトタイプの2種類があります。 ハードタイプは、防水性や耐衝撃性に優れ、ロッドホルダーなどのオプションでカスタマイズが可能。頑丈で船上の厳しい環境でも道具をしっかり守れるため、本格的な釣りに向いています。一方、ソフトタイプは軽量で持ち運びやすく、柔軟な収納が可能です。
価格やデザインの選択肢が豊富で、初心者にも取り入れやすいのが特徴です。 それぞれの特徴やメリットを考慮し、自分の釣行スタイルや道具の量に合ったバッグを選ぶことで、準備や片付けがスムーズになり、釣りをより快適に楽しむことができます。
ぜひ、自分に合ったタックルバッグを見つけて、次回の釣行を快適に過ごしてください！