以前モバイルバッテリーで魚群探知機を動かせないかと試したことがあるのですが、
最近のモバイルバッテリーは12V出力・15V出力に対応しているものが出ているようです。
12V以上を出力することができれば魚群探知機や電動リールなども動かすことができるので1つは持っておきたいところですね!
今回はモバイルバッテリーで魚群探知機を動かすための条件について説明していきたいと思います。
魚群探知機をモバイルバッテリーで動かすことができれば重い鉛バッテリーを用意しなくていいので便利ですね!
モバイルバッテリーを魚探で使う最大のメリット
魚群探知機を動かすためには電源元となるバッテリーが必ず必要になります。
魚探用のバッテリーと言えば鉛バッテリーが定番で非常に安価で購入することが出来るのですがデメリットとして非常に重いというところがあります。
しかしながらモバイルバッテリーは数百gで鉛バッテリーと比較すると非常に軽いというのがメリットです。
お値段は少々しますが軽さに勝るものはないのでこれから電源を探している方にはモバイルバッテリーの使用がオススメです。
ジャンプスターターで魚群探知機を動かすこともできますのでこちらも参照ください
12V・15V出力が可能なモバイルバッテリーを選ぶ
まず大前提として12V・15V出力が可能なモバイルバッテリーを購入する必要があります。
購入前に良くスペックを確認してほしいのですが1つの目安として【USB Power Delivery(PD)】に対応したモバイルバッテリーを選択してください。
通常のモバイルバッテリーは5Vが限界ですがPD出力対応のモバイルバッテリーはUSB TYPE-Cを使用することにより5V・9V・15V・20Vの大容量の電圧を行うことが出来ます。
スペックを必ず確認する
USB Power Delivery(PD)対応のバッテリーを購入することが重要ですがさらにUSB-C出力が15V対応しているどうか確認して購入してください。
この機種ではType-Cで15V=3A取り出すことができ、通常のUSB TYPEAでは12V=1.5A取り出すことが出来るという説明書きになります。
12Vでも使えないことはなさそうですが魚探によっては電流(A)不足で起動しない場合があるため、USB Type-Cを使用することをおススメします。
12V・15V出力が可能なトリガーケーブルを購入する
次にモバイルバッテリーと魚探をつなぐために【トリガーケーブル】と呼ばれるケーブルを購入する必要があります。
トリガーケーブルはざっくり説明すると何ボルトの電圧をモバイルバッテリーから取り出すかを指定するケーブルで、9V用・12V用・15V用と販売されています。
今回、魚探で動かすためにはUSB Type-C出力の15V用のトリガーケーブルを購入すれば間違いないです。
15V出力対応モバイルバッテリー
現状、大容量で15Vが出せるモバイルバッテリーがあまり発売されておらずオススメできそうなのがあまりないのですが以下のバッテリーがおすすめできそうです。
Anker Power Bank (10000mAh, 30W)
サイズ | 約99 x 52 x 26mm |
重さ | 約220g |
USB-C出力: | 5V⎓3A / 9V⎓3A / 10V⎓2.25A / 12V⎓2.5A / 15V⎓2A / 20V⎓1.5A (最大 30W) |
Anker 347 Power Bank
サイズ | 約167 x 85 x 46mm |
重さ | 約898g |
USB-C出力: | 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A / 15V=2A / 20V=1.5A (最大30W) |
Anker PowerCore III Elite 25600
サイズ | 約183 × 82 × 24 mm |
重さ | 約568g |
USB-C出力: | 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A |
Anker 537 Power Bank
サイズ | 約160 x 85 x 27mm |
重さ | 約500g |
USB-C出力: | 5V=3A / 9V=3A / 12V=1.5A / 15V=3A / 20V=3.25A (Max 65W) |
Alfox モバイルバッテリー 20000mAh PD 60W
サイズ | 53 x 67 x 25mm |
重さ | 約 363 g |
USB-C出力: | 最⼤60W (5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A,20V/3A) |
エレコム DE-C34-20000BK
サイズ | 幅約75mm×奥行約27.6mm×高さ約150mm |
重さ | 約435g |
USB-C出力: | 5V/9V/12V |
電源コネクタ
ドリガーケーブルと魚群探知機を繋げる間にケーブルが1本必要になるのですが、これを買えば魚探のプラスマイナスを接続するだけで電源が入れるのでこれを使用した方が簡単に接続が出来ます。
モバイルバッテリーで魚探を動かそう
今回、ANKERのAnker PowerCore+ 26800 PDを購入し15V3Aのトリガーケーブルと電源コネクタを購入しました。
PD対応のモバイルバッテリーの15Vを出力する仕組みがわからないのですがトリガーケーブル自体が昇圧をしているわけではないようです。
なんしかトリガーケーブルが無ければモバイルバッテリーから15Vを指定して取り出すことが出来ないような仕組みです。
全部、接続して電源入れたら普通に電源が入りました。
試しに振動子を付けてみましたけど安定して15V出力で表示されているので全く問題がないようです。
ジャンプスターターを使ったりモバイルバッテリーから昇圧させて15V取り出す方法より安全で確実なのでもう魚探のバッテリーはPD対応のモバイルバッテリーが良いと思います。
軽いですしバッテリーとして汎用性も非常に高い、携帯への充電はもちろん、ケーブルさえそろえればPCの充電も出来るし空調服も動かせるのでかなり良き。
定番のロングバッテリー、2kgまでの計りでは計れず、公式には2.7kgらしい。片手で持てるがずっしりくる重さ。
ANKERのPD対応モバイルバッテリー、約550gとかなり軽いので持ち運びしやすい、防水ケースさえ作れば完璧だと思う。
あんまり釣りとは関係ないけど、パナソニックのLET‘S NOTEもこれで充電が出来てしまう。。
一昔前ではできなかったことが出来るようになってきて本当にすごいと思う。
これでどこでもPCで作業が出来てしまうのでこのモバイルバッテリーは買って損しないと思う。
やはり価格が鉛バッテリーと比較すると数倍以上の差が出てしまうので少し購入をためらってしまうこともありますが、カヤックフィッシングでは荷物が非常に多いので軽量化できるところは軽量化しておきたいところです。
モバイルバッテリーは釣り以外でも使うことができ携帯電話を充電することもできますし、今回紹介したPDタイプのモバイルバッテリーはノートパソコンまで充電が出来てしまいますので1台は持っていても損はないです。
魚探のバッテリーに悩んでいる方におすすめですので是非検討してみてください!!