広告

カヤック用ロッドホルダーを自作方法を紹介!塩ビパイプで格安DIY!

カヤックフィッシングにおいて必須と言っても過言ではない艤装パーツはロッドホッルダーです。
今回、フォールディングカヤック用に使える簡単の取付できるロッドホルダーを自作しましたので紹介したいと思いますので是非参考にしてください。

カヤックへのロッドホルダーの取り付け方法を考える

市販のロッドホルダーをフォールディングカヤックに取り付ける際には、いくつかの追加部品が必要です。

単にロッドホルダーを設置するだけでなく、マウンターやエクステンダーなどのアクセサリーを揃える必要があり、すべてをそろえると費用は1万円近くになることがあります。

とあ
とあ

費用はとても掛かってしまいますが、装着後の見た目は非常にカッコよくなります。

また、クーラーボックスへのロッドホルダー取り付けも検討しましたが、カヤック上でのクーラーの開閉のしやすさを考慮すると、操作にストレスを感じる可能性があるため、この方法は見送ることにしました。

カヤックに取り付けるロッドホルダーを自作する

カヤックフィッシングにおいて、適切なロッドホルダーが見つからない場合、自作する方法があります。今回は、ホームセンターで簡単に入手できる「40」規格の塩ビパイプを使用することにしました。

塩ビパイプはそのコストパフォーマンスが魅力的です。安価で購入できるため、自作初心者でも気軽に挑戦することが可能です。価格が1本200円以下ということもあり、手頃な価格で始められます。

また、塩ビパイプは加工が容易であり、切断や穴開けなどの作業を簡単に行うことができるため、DIYに最適です。ロッドホルダーに必要な口径も十分確保できるので、自作にはうってつけです。

とあ
とあ

塩ビパイプはコストを抑えつつも機能的なロッドホルダーをカヤックに自分で装備することができます。

塩ビパイプの加工

ロッドホルダー用の塩ビパイプの長さは、リールが外れないようにロッドがしっかり固定される長さが理想です。私はカヤックの側面のリブに合わせてパイプをカットしました。

塩ビパイプのカット方法は大きく分けて二つあります。

一つは専用の「塩ビカッター」を使用する方法で、もう一つはノコギリを使って切る方法です。

今回、私はホームセンターで無料で貸し出されている塩ビカッターを借りてパイプを切断しました。塩ビカッターで切ると、切り口が非常に滑らかで綺麗に仕上がります。

自宅に戻ってから余ったパイプをノコギリで切ったところ、切り口がガタガタになってしまいました。そのため、綺麗な仕上がりを望む場合は、塩ビカッターの使用をお勧めします。

次のステップとして、カヤックのリブに塩ビホルダーを固定します。

まず、塩ビパイプには数か所にドリルで穴を開け、これらの穴を通して結束バンドを使って輪っかを作ります。この輪っかを利用して、紐や別の結束バンドを通し、塩ビホルダーをカヤックにしっかりと固定する計画です。

結束バンドで作る輪っかは、リブと塩ビパイプがカヤックの船体の布に干渉しないよう、意図的に大きめに作ります。

この工夫により、リブとパイプが直接的に接触しすぎることなく、適度な隙間が生まれます。

とあ
とあ

これにより、船体に損傷を与えることがなく、塩ビホルダーを安全に固定することができます。

塩ビパイプを用いたロッドホルダーのカスタマイズでは、さらに改良を加えます。

2個のパイプを連結することで、元々は左右に1本ずつロッドを置く設計から拡張し、1つのパイプに2本のロッドが収納できるように改良しました。この変更により、カヤックのバランスを保ちながら、操作の手間を削減することが可能となります。

さらに、ロッドホルダーの一方をランディングネットの入れ物として活用することで、使い勝手が格段に向上しました。これによりフィッシングギアを効率的に配置し、アクセスがしやすい状態を維持することができます。

これらのカスタマイズによって、より快適で効果的なカヤックフィッシングを楽しむことができます。

ロッドホルダーの取り付けについて

フォールディングカヤックにはリブにロッドホルダーを取り付けるしか方法がありません。

取り付け方法を色々と考えましたが最終的にマジックテープを使用することに決定しましたがいくつか候補と却下した理由です。。

  1. 紐での固定:
    • 利点: シンプルで安価。
    • 欠点: カヤック組み立て後に紐を結ぶのに時間がかかり、場合によっては不安定。
  2. 結束バンドでの固定:
    • 利点: 安定性が高い。
    • 欠点: 解体時に毎回結束バンドを切る必要があり、再利用ができない。
  3. マジックテープでの固定:
    • 利点: 取り付けや取り外しが簡単で、強度も調整可能。
    • 欠点: 強度が若干不安定である可能性があるが、複数個付ければ強度を保つことができる。

色々試しましたが結局マジックテープで固定が一番良さそうです。

リブに2周分ほど巻きつけることができ3~4点で固定しているので結構がっちりしていて力が入りすぎるとちょっと緩むのでリブに変な力が加わらずちょうど良いのではないかと思います。

心配なところ

この状態で出艇していますが今のところロッドが落ちたり、塩ビホルダーが外れたりと言うことは一度もありません。
しかし一番怖いのは【沈】です。沈すると当たり前の話ですが確実にロッドは沈んでいきます。

ロッドにバンジーコードを付ければいいじゃん!となりますがバンジーコードを付けてるとロッドの取り出しがスムーズにいかずナブラが湧いてもすぐにロッドが取り出せず、ナブラが終わってしまうということにもなりかねません。

きっと加工が上手な人は倒してもロッドが抜けないように加工が出来るのでしょうが今のところはロッドホルダーが出来たというところで満足しています。
また、時間があった時に改良版を設計してみようと思います。

装着イメージ

早速取り付けてみました。カヤックを組む前にリブ3にあらかじめベルクロで固定しているのでロッドホルダーを取り付ける時間を短縮することができます。

洗ったりしたいときは簡単に取り外しができるのでなかなかいいのではないでしょうか?

後ろから見た感じです。

ロッドがお互いが干渉していないので糸同士が絡まることはなさそうです。

ラバーネットも左側に装備していますがラバーネット自体自重がかなりあるため長めに設計をして、エンドキャップを付けています。

エンドキャップを付けている理由としてはラバーネットを抜くときにグリップ部分が引っ掛かり抜けにくい場合があるのでエンドキャップ付けてます。これでスッと抜いてさっとランディングが可能になりました。

カヤック用ロッドホルダーを自作のまとめ

今回はフォールディングカヤック用としてロッドホルダーを塩ビパイプで自作をしてみました。

もちろん、シットオンカヤックにも工夫をすれば取付することができますし改良を加えれば2本3本と複数のロッドを差すこともできますので快適にカヤックフィッシングを楽しむことができるようになります。

是非、参考にして快適なカヤックフィッシングライフを楽しんでくださいね!

  • この記事を書いた人

hiyoco

釣歴20年以上。大阪湾で楽しめる乗合船をメインにカヤックフィッシングにはまりジャンルにとらわれることなく様々な釣りに挑戦しています。 最近では日本海によく釣りに行くことが多く釣った魚は自分で捌いて美味しくいただいています。 常に新しい釣り具をチェックしておすすめの釣具を紹介したりレビューを掲載していますので是非チェックしてください。