太刀魚テンヤは船釣りにはじめて挑戦するかたでも気軽に楽しむことができ関西や関東で非常に人気の釣りです。
専用ロッドも発売されるほどの人気の高さですがリールについては専用のものが発売されていないためどれを選んで良いか迷ってしまう方も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は太刀魚テンヤ釣りに適したリールの選び方とおすすめの機種を紹介したいと思いますので是非参考にしてください。
太刀魚テンヤ釣りの基本とその魅力
太刀魚テンヤ釣りは、夏から冬にかけて長いシーズンを楽しむことができるため、船釣りの中でも特に人気のある釣りの一つです。
太刀魚は、その美しい銀色の体と、活発な動きで知られています。
テンヤとは、鉛に大型のフックが付いた仕掛けのことで、イワシやサンマなどの餌をワイヤーでくくりつけ底に沈め、太刀魚を誘うための仕掛けです。
太刀魚テンヤ釣りの魅力は、初心者でも簡単に楽しむことができ、底に仕掛けを落としゆっくりと巻くだけで楽しむことができる点にあります。
また、テンヤ釣りは、長いシーズンを通じて楽しむことができるのも大きな魅力です。
初夏には数釣りを楽しむことができ、秋から冬にかけては大型の太刀魚を狙うことができます。
リールの重要性と選び方の基礎知識
釣りにおいてリールは、ロッドと並ぶ最も重要な道具の一つです。
リールの性能やメーカーによる選び方で釣果に大きく影響することもあります。
リールには、手巻きリールと電動リールの2つの主なタイプがあります。
それぞれのリールには、特有の特徴とメリット、デメリットがあり、適切なリールを選ぶことで、釣りの効率や楽しさを向上させることができます。
リールの選び方には、ドラグ性能やギア比、ライン容量など、多くの要因が関わってきますので、ひとつひとつ紹介していきたいと思います。
リールの選び方
リールの選び方は、釣りのスタイルや狙う魚種、釣り場の状況によって異なります。
太刀魚テンヤ釣りにおいては、リールのドラグ性能やギア比、ライン容量などが重要な要因となります。
また、リールの重量やサイズも、釣りの快適性に影響します。
ドラグ性能の重要性と選定基準
ドラグ性能は、リールが持つ最も重要な機能の一つです。
ドラグは、魚がラインを引き出す力を制御するためのもので、この性能が高いと、大型の魚にも対応することができます。
太刀魚は、突然の強い引きを見せることがあるため、ドラグ性能の高いリールを選ぶことが推奨されます。
具体的には、ドラグ力5kg以上のモデルが、太刀魚テンヤ釣りには適しています。
ギア比の選定とその影響
ギア比は、リールのハンドルを一回転させたときに、どれだけの長さのラインが巻き取られるかを示す数値です。
ハイギアのリールは、速くラインを回収することができ、手返しよく釣りをすることができます。
パワーギアのリールは、力強くラインを巻き取ることができます。
太刀魚テンヤ釣りに深い水深を狙うこともあり、手返しよく釣りを行うためにハイギアのリールがおすすめです。
ライン容量と糸巻き量のポイント
ライン容量は、リールがどれだけの長さのラインを巻き取ることができるかを示す数値です。
太刀魚テンヤ釣りでは、深場での釣りも行うため、少なくとも200m以上のライン容量を持つリールが推奨されます。
糸巻き量は、使用するラインの太さや種類によっても変わります。
太刀魚テンヤ釣りにおいては、PEラインの0.8〜2.0号を使用することが一般的です。
リールの番手とラインの号数の選定
リールの番手は、リールのサイズやライン糸巻量を示すもので、太刀魚テンヤ釣りにおいては、シマノ・ダイワの番手で100番手～300番手のリールが適しています。
番手が小さなリールは、太いラインをたくさん巻くことができませんので、0.8号～1.0号の細いラインを巻くのに適しています。
本体の自重も軽く、扱いやすいので、手巻きリールでの選択におすすめです。
番手が大きなリールは、太いラインをたくさん巻くことができます。
自重も重くなってしまうので、ジギングでの使用や電動リールの選択におすすめです。
リールの重量と釣りの快適性
リールの重量は、長時間の釣りにおいて、疲れやすさに影響します。
軽量なリールは、持ち運びが楽であり、疲れにくいのが特徴です。
しかし、太いラインをたくさん巻くことができないため、細いラインの使用に限られてしまいます。
重量のあるリールは、大きく、太いラインを巻くことができるため、大型の魚とのやり取りにおいて、安定性があります。
太刀魚テンヤ釣りにおいては、バランスの良い重量のリールを選ぶことが重要です。
軽すぎず、重すぎない、扱いやすい重量のリールを選ぶことで、快適に釣りを楽しむことができます。
手巻きリールのメリットとデメリット
手巻きリールは、その名の通り、手でリールを巻き上げるタイプのリールです。
手巻きリールは、電動リールに比べて、価格が手頃で、操作もシンプルです。これにより、初心者でも手軽に使うことができます。また、手巻きリールを使用することで、魚とのやり取りをダイレクトに楽しむことができるため、釣りのゲーム性が高まります。
価格の利点と選定のポイント
手巻きリールの最大のメリットは、価格の手頃さです。初心者や、予算を抑えたい方にとって、手巻きリールは最適な選択となります。
選定のポイントとしては、予算内で最良の性能と機能を持つモデルを選ぶことが重要です。
また、使用する釣り場や狙う魚種に合わせて、適切なサイズや機能のリールを選ぶ必要があります。
ゲーム性の高さとルアー釣りに近い使用感
手巻きリールは、自らの力でリールを巻き上げる必要があるため、魚との闘いを直接体感できます。
これにより、釣りのゲーム性が高まり、釣りの醍醐味を存分に味わうことができます。
特に、太刀魚のように強烈に引く魚を狙う際には、手巻きリールでのやり取りは忘れられない体験になります。
深場での釣りの難しさ
手巻きリールは、深場での釣りにおいて、ラインを巻き取るのが大変で、疲れてしまうというデメリットがあります。
50mを超える水深で太刀魚を狙う際には、手巻きリールでは力仕事となり、疲れやすくなります。
太刀魚テンヤ釣りでは、仕掛けを落とし巻き取るのを半日繰り返します。
このため、深場での釣りを主に行う方は、電動リールの購入を検討すると良いでしょう。
太刀魚テンヤ釣りおすすめの手巻きリール
ダイワ ライトゲーム IC 150-DH
ダイワのライトゲームICは、滑らかで軽い巻き上げの高剛性モデルです。
使いやすく、多様なライトゲームで快適な釣りを楽しめます。
HYPERDRIVE DESIGNで信頼性と耐久性を兼ね備え、全てのアングラーにおすすめです。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 6.3 | 215g | ５㎏ | 2号-200m 3号-130m |
ポチップダイワ スパルタン IC
『スパルタン IC』は、多様なライトゲームに適応。アルミフレームで強力な巻上げが可能、操作性も抜群。LEDバックライト・タイマー表示機能とスーパースプールフリー仕様で、釣りがより手軽で楽しくなります。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 6.3 | 220 | 5.0 | 2号-200m 3号-130m |
ポチップシマノバルケッタ 150DH-HG
バルケッタは、多様なライトゲームに適応。LEDバックライトとデジタルカウンター、多様なハンドルオプション、そして改良されたクラッチを搭載。夜間でもカウンターが鮮明に見え、使いやすさを追求しています。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 7 | 195 | 4.5 | 1.5号-200m 2号-150m |
ポチップシマノ バルケッタ プレミアム 150DH-XG
マイクロモジュールギア搭載の軽量ベイトリール。フォールスピードを調整できるレバーが搭載されている為、フォールスピードの調整も行えるのがポイント。多様な釣りに適応し、スムーズでパワフルな巻上げを実現。HAGANEボディとX-SHIPで耐久性も抜群です。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 8.1 | 255 | 5 | 0.8号-400m 1号-330m |
ポチップ電動リールのメリットとデメリット
効率的な巻き上げとその利点
電動リールの最大のメリットは、効率的にラインを巻き上げることができる点です。
これにより、巻き取るという動作が無くなるため、疲れを大幅に軽減でき、長時間の釣りも快適に楽しむことができます。
特に、深場での釣りや大型の魚を狙う際には、電動リールの利点が大きく発揮されます。
電動リールは、一定の速度で均等にラインを巻き上げることができるため、魚とのやり取りもスムーズです。
価格と重量のデメリット
電動リールのデメリットとしては、価格が高くなることが挙げられます。
手巻きリールに比べて、電動リールは高価であり、初心者や予算に制限がある方には、ハードルが高くなります。
また、電動リールは重量があるため、持ち運びや取り扱いにおいて、若干の不便が生じることがあります。
しかし、その効率性と便利さを考えれば、価格や重量のデメリットは、十分に許容できる範囲でしょう。
太刀魚テンヤ釣りおすすめの電動リール
ダイワ レオブリッツ 200J
軽量でコンパクトながらハイパワー・ハイスピードを誇る電動ライトゲームリール。快適操作のJOGレバーと明瞭なドット液晶を搭載し、多様なターゲットに対応するハイパフォーマンスを提供します。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
5.1 | 480 | 8.5㎏ | 1-600 1.5-450 2-300 |
ポチップダイワ シーボーグ G300J
MAGMAX-Gモーター搭載の「TOUGH LIGHT MONSTER」は、高耐久でレスポンスの良い回転フィーリングとパワーを提供。操作性と機能性を兼ね備え、多様なターゲットや電動ジギングにも対応。軽量で手持ち快適、感度に優れています。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 6.0 | 575 | 16 | 3-400 4-300 5-230 |
ポチップシマノ プレイズ 600
軽快に楽しめるPLAYSの新モデルは、多様な電動ライトゲームに対応。
PE2号300m、PE3号200mのラインキャパシティ、パワー＆スピード、多機能性を備え、手巻き時も快適。
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 5.5 | 470 | 5 | 2-300 3-200 4-150 |
ポチップシマノ フォースマスター 600
| ギア比 | 自重 | 最大ドラグ力 | 糸巻量 |
|---|---|---|---|
| 6.5 | 490 | 10 | 2-300 3-200 |
ポチップ太刀魚テンヤ釣りリール選びのポイントとおすすめ商品のまとめ
太刀魚テンヤ釣りは、初心者から上級者まで楽しむことができる釣りの一つです。
テンヤ釣りの基本を押さえ、適切なリールを選ぶことで、より楽しく、効率的に釣りを楽しむことができます。リール選びにおいては、釣りのスタイルや狙う魚種、釣り場の状況を考慮し、ドラグ性能やギア比、ライン容量などの要因を検討することが重要です。
手巻きリールは、価格が手頃で操作がシンプルなため、初心者におすすめです。
電動リールは、価格が高いですが、効率的にラインを巻き上げることができ、深場での釣りや大型の魚を狙う際には、大きな利点があります。
どちらのリールも、それぞれのメリットとデメリットがありますので、自分の釣りスタイルやニーズに合わせて、適切なリールを選びましょう。
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