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太刀魚がクーラーに入らない!? 対処法とおすすめのクーラーボックスを紹介

太刀魚は、日本全国の堤防や船釣りで狙うことができ人気のある魚です。
その力強い引きと美味しさから釣ってよし、食べてよしで多くのアングラーに愛されています。

しかし、タチウオは細長く特有の形状から保存や持ち運びを一筋縄ではいかないものにしています。

タチウオのシーズンは長く特に夏のシーズンには多くのアングラーが太刀魚を狙いますが、釣った後の保存が課題となることも。そこで、この記事では太刀魚の保存と持ち運びの際の悩みを解消するためのコツを詳しく紹介します。

太刀魚がクーラーボックスに入らない理由

太刀魚の大きさは70cm~100cmが平均的で大きなものになると150cmを超える大型も釣れることがあります。

この長さは一般的なクーラーボックスには収まりにくくなってしまいます。

また、太刀魚の体は非常にデリケートで、無理に折り曲げたりすると、身が傷ついてしまうことがあります。

さらに、多くのクーラーボックスは、持ち運びがしやすく容量を確保するために四角形の形状であることが多く太刀魚のような長い魚をそのまま収めることは難しいです。

このような理由から、太刀魚をクーラーボックスに入れる際には、適切な方法や工夫が必要となります。

太刀魚をクーラーボックスに収めるための方法

太刀魚をクーラーボックスに収めるための方法としてもっとも有効な手段は太刀魚を丸めて入れることが考えられます。

しかし、強く丸めると身を痛めてしまい鮮度が落ちてしまうため注意が必要です。


また、折り曲げずに入れる方法としては細長い太刀魚専用に設計されたクーラーボックスを使用することで、太刀魚をそのまま収めることができます。

市販されている太刀魚専用のクーラーボックスは、太刀魚の長さに合わせて設計されており、太刀魚を新鮮な状態で保存することができます。

また、太刀魚を冷やす際には、氷を使用することで、太刀魚を迅速に冷却することができます。

速やかな冷却

タチウオは、釣り上げた直後から鮮度が落ち始めるため、速やかに冷却することが重要です。

釣った直後に、氷の入ったクーラーボックスや発泡スチロールボックスに入れて冷やしましょう。

氷の使用

タチウオを冷やすときは直接氷に触れさせないようにし冷やすようにしましょう。

氷の上に新聞紙を置いたり、タチウオをビニール袋に入れるなど工夫をすれば氷に触れることなく冷やすことができます。

水分の排出

タチウオの体から出る水分を排出するため、クーラーボックスの底には排水口があると便利です。

また、発泡スチロールボックスを使用する場合は、ボックスの底に穴を開けて水分を排出させると良いでしょう。

適切な温度管理

タチウオは0℃〜5℃の範囲で保存するのが最適です。

特に夏場は暑くなりやすく氷が溶けやすくなるため適正温度を保つために多めの氷を用意するようにしましょう。

保存期間

タチウオは新鮮な状態であれば、冷蔵保存で1〜2日は持ちますが、できるだけ早く調理・消費することをおすすめします。

冷凍保存

長期間保存する場合は、冷凍保存が適しています。

冷凍する前に、タチウオの表面の水分をよく拭き取り、ラップやジップロックに入れてから冷凍庫に入れます。

細長いクーラーボックスは必要か?

太刀魚は、成魚として平均的に70cm〜1m、大きなものでは1.5mを超えることもあるため、その保存には特別な配慮が必要です。

クーラーボックスを選ぶ際のサイズのポイントを以下に具体的に示します。

内寸サイズをチェック

太刀魚の平均的なサイズを考慮し選ぶ必要がありますが、折り曲げず真っすぐ入れたいのであればクーラーボックスの内寸は最低でも1.2m以上の長さが必要です。これにより、太刀魚を無理なく収納できます。

しかし内寸1.2mのクーラーボックスは非常に大きく持ち運びが不便ですので正直オススメしにくいです。

タチウオを捌くときは頭としっぽを落とすことがほとんどですので多少折り曲げることを想定し内寸サイズは50cm前後深さは30cm前後あるクーラーボックスを選べば十分対応することができます。

容量から選ぶ

太刀魚を保存するのに、容量で選ぶ場合は30リットル前後の容量があるクーラーボックスを選ぶと良いでしょう。

30リットルの容量があればタチウオを複数匹入れることはもちろんのことや、氷や他の食材なども入れることができます。

ただし、複数人で釣行に行く場合は30リットルでは入れきることができない場合もあるので50リットル前後の大型のクーラーボックスを検討するようにしましょう。

太刀魚用クーラーボックス おすすめ

フリーガ ベイシス 26L

容量26リットル
重量3.4㎏
内寸406×231×265
外寸530×306×330

ポイント

  • 真空パネル+発泡ポリスチレンで軽量&高い保冷力
  • 頑丈な耐荷重設計
  • 上蓋の着脱機能や、持ち運びに便利な肩ベルト付き

真空パネル入り頑丈クーラーボックス
太刀魚の保存に最適なこのクーラーボックスで真空パネルを底面に採用し、他の面は軽量な発泡ポリスチレンで設計。保冷力と軽さを両立させ、釣行やキャンプなどのアウトドアシーンでの使用に最適です。
さらに、大人が座れるほどの頑丈な耐荷重設計で、椅子としても活用可能。
持ち運びも楽々で上蓋の着脱機能や便利な肩ベルト付きでどんなシチュエーションでも活躍します。

シマノ スペーザ ライト 250

容量25リットル
重量5.0㎏
内寸492×212×230
外寸492×212×230

ポイント

  • 最大50cm魚収納可能
  • 片手開閉&堅牢ボディ
  • 抗菌剤『ノバロンR』採用で清潔

船から防波堤まで、どんな場所でも活躍するこのクーラーボックス。最大50cmの魚も曲げずに収納可能で、専用の断熱材により高い保冷力を実現。さらに、幼児の閉じ込め事故を防ぐセーフティストッパー機能を新たに搭載。片手での開閉・ロックが可能なレバー、強度を増した堅牢ボディ、そして抗菌剤『ノバロンR』を採用したインナー部で、安全性と清潔さを保ちます。ワンプッシュでのロック機能も、安全性を一層高めています。

LIGHT TRUNK α

容量24リットル/32リットル
内寸24リットル/22×46.5×22.5
32リットル/22×56.5×24.5
外寸24リットル/31.5×60.5×30.5
32リットル/31.5×69×34

ポイント

  • 軽量かつ頑丈:持ち運びが簡単で、耐久性も確保。
  • 高い断熱効果:複数の断熱タイプから選べ、長時間の保冷が可能。
  • 使い勝手の良さ:取り外し可能な両開きの上フタや、90度回転の水栓で操作性が抜群。

新デザインのライトトランクは、2サイズ展開の32リットルと24リットルより選択可能。大型から中型の魚もスムーズに収納できます。軽量ながら頑丈なボディで、持ち運びも簡単。取り外し可能な両開きの上フタや、90度回転の水栓で使い勝手も抜群。さらに、高い断熱効果を持つ複数の断熱タイプから選ぶことができるので自分のスタイルに合わせたものを選ぶことができますね。

PV-REX  2800

容量28リットル
内寸27×42×23.5
外寸40×57×34

ポイント

  • シールドロック機構:2段階のロックで水漏れを劇的に防止。
  • 片手操作:1段・2段ロックともに片手で簡単に操作可能。
  • 高い保冷力&剛性:前モデル以上の保冷性能と「マッスルボディ」による頑丈な設計。

日本初の「シールドロック機構」を採用したPV-REXは、2段階のロックで水漏れを劇的に防ぐ。1段目は自動、2段目はフロントロックレバーで、これにより上蓋が防水パッキンに密着。釣り場では1段ロックで手返しを重視し、移動時は2段ロックで安全性を確保しいずれも片手操作が可能。さらに、前モデルよりも保冷力が向上し、「マッスルボディ」での高い剛性も継承。これ1つで釣行がより快適になる、頼もしいクーラーボックスです。

太刀魚を発泡スチロールで保存する

太刀魚の保存方法として、発泡スチロールを使用する方法もあります。発泡スチロールのボックスに太刀魚を入れ、氷を上から敷き詰めることで、太刀魚を新鮮に保つことができます。

発泡スチロールはクーラーボックスの断熱材として使用されている素材になるため十分な保冷力を持ち氷と合わせることでしっかりと魚を冷やすことができますのでクーラーボックスが高くて手が出せない場合や使い捨てを検討する場合はとても有効です。

太刀魚がクーラーに入らない!? 対処法についてまとめ

太刀魚を新鮮に保つためには、適切な保存方法と持ち運びのコツが必要です。太刀魚の特性を理解し、適切なクーラーボックスや保存方法を選ぶことで、太刀魚の美味しさを最大限に引き出すことができます。この記事を参考に、次回の釣り旅行や家での保存時に、太刀魚を最高の状態で楽しむことができるようにしましょう。

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  • この記事を書いた人

hiyoco

釣歴20年以上。大阪湾で楽しめる乗合船をメインにカヤックフィッシングにはまりジャンルにとらわれることなく様々な釣りに挑戦しています。 最近では日本海によく釣りに行くことが多く釣った魚は自分で捌いて美味しくいただいています。 常に新しい釣り具をチェックしておすすめの釣具を紹介したりレビューを掲載していますので是非チェックしてください。