タチウオ用水中ライトの付け方と選び方!色・効果も解説
2026年10月16日

タチウオ釣りで水中ライトを使うなら、色だけでなく、ウキの浮き方や仕掛けへの取り付け方も合わせます。岸のウキ釣りは小型の固定式、船釣りは船宿が指定する位置と接続方法から選ぶのが基本です。
ライトは必須ではなく、付ければ必ず釣れる道具でもありません。この記事では、色・点灯方式・電池の違いから商品を選び、岸と船の仕掛けに取り付ける手順、ケミホタルとの使い分けまで解説します。
この記事で分かること
- 水中ライトの効果と、色・点滅の使い分け
- 発光方式と交換電池で選ぶ水中ライト
- 岸のウキ仕掛け・船の天秤仕掛けへの付け方
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目次
タチウオ釣りの水中ライトは必須ではない
水中ライトは、暗い水中で仕掛けの近くに光を加える道具です。エサを見つけるきっかけにはなりますが、魚がいない場所へ呼び込めるわけではありません。ライトを付けてもアタリがなければ、まずエサが残っているか、タチウオのいる深さを流せているかを確かめます。
夜の堤防でも、明るい時間の船釣りでも、装着の有無で反応が変わることがあります。最初から必需品と決めず、外した仕掛けでも釣りを続けられるようにしておきましょう。
光への反応と釣果への効果は条件で変わる
タチウオが光へ近づく様子や、ライトを付けた漁具で漁獲が増えた例はあります。ただし、曳き縄漁業で得られた結果を、堤防のウキ釣りや船の天秤釣りへそのまま当てはめることはできません。光に反応することと、毎回の釣果が増えることは別です。
ライトの効果を試すなら、タナやエサを同時に大きく変えず、装着前後のアタリを比べます。一度よく釣れた色を、どの海でも通用する正解にはしないことが大切です。
仕掛けに付ける小型ライトと設置する集魚灯は別に使う
「太刀魚の集魚灯」には、仕掛けに取り付ける小型ライトのほか、ロープで沈める大型灯具や、水面を照らす投光型もあります。ウキ仕掛けに加えるなら、ラインやハリスに装着できる小型タイプを使います。大型の集魚灯を、そのまま針の上へ付ける使い方ではありません。
電気ウキの光は、釣り人が水面のアタリを見るためのものです。水中ライトはウキより下で発光するため、電気ウキだけを交換しても同じ仕掛けにはなりません。
タチウオ用水中ライトは取付方法と電池で選ぶ

岸のウキ釣りでは、ライトの重さが加わると浮き方が変わります。手持ちのウキを使うなら、小型のゴム固定式やホルダー式から合わせます。本体の上下へ糸やスナップをつなぐ製品は、固定部品で横付けする製品と区別しましょう。
船では、ライトの使用可否と付ける位置を船宿へ確認してから用意します。どちらも、交換電池の型番・本数と一晩使える発光時間まで揃えると、釣り場での電池切れや買い間違いを防げます。
色は単色とカラーチェンジを使い分ける
水中ライトには緑・赤・青・白などがありますが、「緑なら必ず釣れる」「赤なら警戒されない」といった万能の色はありません。同じ色で反応を追いたいなら単色、自動で色を変えて流したいならカラーチェンジを使います。
カラーチェンジでも、好きな色で止められるとは限りません。色を替えるために本体を交換する製品と、操作で変更する製品では準備する個数も変わります。最初から全色を揃えず、一つの光り方から試しましょう。
点滅を変えたいときは発光モードも合わせる
点灯したままの常灯、一定の速さで光る点滅、複数の速さを切り替えるタイプでは、操作方法が異なります。常灯と点滅を使い分けたいなら、単に「LEDライト」ではなく、切替可能なモードまで合わせます。高速点滅の専用モデルを、常灯へ変更することはできません。
同じシリーズでも、単色とカラーチェンジでは動作が違う場合があります。色と発光パターンを別々に選べると思い込まず、購入する型番の組み合わせで揃えましょう。
ウキ仕掛けは自重と水中重量を区別する
製品の「電池込み重量」と「水中重量」は別の数値です。空中で5gあるライトを、5gのオモリと同じように足して計算しないようにしましょう。本体の浮力も働くため、ウキにかかる荷重は自重だけでは決まりません。
ライトを取り付けたら、エサとオモリを含む仕掛けを水へ入れ、ウキのトップが沈み過ぎないかを見ます。沈む場合はオモリを調整し、それでも浮力が足りなければ、軽いライトか浮力の大きいウキへ替えます。
船では使用可否と耐水圧を先に確認する
船のタチウオ釣りでは、水中ライトを使える船もあれば、電池式を認めない大会や釣り方もあります。同じ港でも一律とは限らないため、予約する船の指定を優先します。ケミホタルが使えることと、電池式ライトが使えることも別です。
使用できる場合は、狙う水深に対応した耐水圧の製品を用意します。雨に耐える防水性能だけでは深場に沈められるとは限りません。接続式は本体の引張強度とスナップの強度も合わせましょう。
タチウオ用水中ライトを発光方式と電池で使い分ける
一定の緑の光を使うなら常灯、赤の点滅を使うなら赤色専用、複数の色を流したいならカラーチェンジを選びます。同じカラーチェンジでも、電池1本の細身タイプと、ボタン電池3個を使うタイプでは交換の手間が違います。
表は色と型番を限定した比較です。ヒロミの2灯式は上下に光源があり、INGは70mmの1灯式です。S型PLUSを選ぶ場合は、新しいS型スイッチとは別製品として電池を揃えましょう。
緑を常灯で使うならヒロミ産業の2灯式
- 上下2灯のグリーン常灯
- BR425を2本使用・100時間以上
- 全長104mm・電池込み5.7g
点滅や色の変化を加えず、緑の光を出し続けたいときの2灯式です。
上下の光源が常灯するため、流している間に発光パターンが切り替わりません。
BR425を2本使い、緑点灯の連続時間は100時間以上。
短い釣行を繰り返す使い方でも、一晩ごとに発光体を使い切らずに済みます。
全長104mmあるため、ウキ仕掛けでは本体がウキや針へ当たらない間隔を取り、装着後の浮き方まで合わせて使いましょう。
赤の高速点滅を使うならルミカの俊光
- 赤色LEDの高速点滅タイプ
- 交換は専用LR41の3個ユニット
- 耐水圧800m・上下接続式
赤の高速点滅を使うなら、俊光のレッドです。
色と光り方が固定されているため、常灯のライトから替えるときも複雑なモード操作は要りません。
上下の接続部へ仕掛けをつなぐタイプで、船で使う場合は指定された取り付け位置へ組み込みます。
交換電池はリチウムピン電池ではなく、専用のLR41・3個ユニット。
耐水圧は800mですが、深く沈められることと、その船で使用できることは別なので、持ち込む前に船の条件を合わせましょう。
専用電池を共用して色を変えるならS型PLUS
- 複数の色が自動で切り替わる
- 専用LR41の3個ユニットで交換
- 新型S型スイッチとは別機種
S型PLUSのC20290は、自動で色が切り替わるカラーチェンジモデルです。
俊光と同じ専用LR41・3個ユニットを使うため、両方を持つ場合は予備電池を共用できます。
緑の常灯など一つの光り方を保つ用途には単色モデルを使い、複数の色で流したいときにカラーチェンジへ替えましょう。
名称が似たS型スイッチは、電池2個で動く別機種です。
買い足しや電池交換では「S型」だけで揃えず、C20290と3個ユニットの組み合わせにします。
ピン電池1本の細身タイプならINGのサビキライト
- 全長70mm・電池込み2.6g
- BR425を1本使用
- レインボー点滅の発光時間は約15時間
INGのレインボーは、全長70mmの細身の本体で色の変化を加えたいときに使います。
BR425を1本だけ使うため、ボタン電池のユニットとは交換する電池の形も本数も違います。
両端をウキゴムで固定する使い方があり、手持ちのウキ仕掛けへ小型ライトを添える候補です。
レインボー点滅の発光時間は約15時間。
緑や青の点滅とは持続時間が異なるので、長い夜釣りを続ける日はBR425の予備を用意しておきましょう。
タチウオ用水中ライトの付け方
岸ではウキより下に、船では指定された天秤まわりへ取り付けます。ゴムでラインに沿わせる方式と、ライト本体の上下を仕掛けにつなぐ方式を分けると、必要な部品がはっきりします。どの製品も同じ位置へ直結する付け方ではありません。
針からの距離は、ハリスの長さ、ウキの形、ライトの固定方式で変わります。距離だけを先に決めず、本体がウキや針に触れず、投げたあとに仕掛けが伸びる配置にしましょう。
岸のウキ仕掛けは接続部付近に固定する

岸では、ウキより下にある道糸とハリスの接続部付近が取り付け位置の一例です。ゴム固定式は、仕掛けを結ぶ前に専用ゴムへ糸を通し、ライトの両端を差し込んでラインに沿わせます。ホルダー式は、付属品で本体を固定します。
外付け式を使う場合は、道糸とハリスをサルカンなどでつないだままにし、ライトの固定部品へ魚の引きを受け持たせません。棒ウキが倒れたときに触れるなら、絡み止めとの間隔も取り直します。
ウキ止め・オモリ・ハリスを組む順序は、タチウオのウキ釣り仕掛けの記事を参考にしてください。
船の天秤仕掛けは指定された側へつなぐ

天秤の仕掛け側に接続式ライトを入れる場合は、天秤の先端→ライト→ハリスの順につなぎます。ハリスへ外付けする製品は、ライト本体を経由させず、専用ゴムやホルダーで取り付けます。
船によっては天秤と道糸の間へ入れる使い方もありますが、接続位置を自己流で入れ替えると仕掛けの動きや絡み方も変わります。乗る船が使っている配置に揃え、上下の接続部とスナップが閉じた状態で投入しましょう。
装着後はウキの浮き方と糸絡みを確認する
取り付けが済んだら、エサを付けた状態でウキを浮かべ、トップが普段どおり見えるかを確かめます。ライトだけを空中で量って終わらせず、使うオモリやハリスを含めた状態で合わせることが大切です。
軽く仕掛けを振り、本体へハリスや針が巻き付かないかも見ます。ゴム固定式は本体が滑らず、ホルダー式は外れないことを確かめてから投げましょう。回収時に絡みが続く場合は、固定位置と部品同士の間隔を直します。
ケミホタルと水中ライトは交換方法で使い分ける

電池を用意せず使いたいならケミカル発光体、消灯して持ち帰り、次の釣行にも使うなら電池交換式が候補です。手軽さはケミカル、繰り返し使うときの交換はLEDと分けると、持参する予備も決まります。
ただし、釣行回数が多ければ必ずLEDが安いとは限りません。本体の価格だけでなく、電池の交換費、発光時間、根掛かりで失う頻度も違います。使う本数と一晩の時間に合わせて用意しましょう。
使い切り発光体はサイズと発光時間を合わせる
ケミホタルなどのケミカル発光体は、曲げて発光させる使い切りタイプです。電池交換はありませんが、一度光らせるとLEDのようにスイッチで止め、次回へ持ち越す使い方はできません。途中で明るさが足りなくなれば、新しい発光体へ替えます。
発光時間はサイズと色で異なります。同じシリーズでも50mmと75mmを一律に扱わず、ホルダーの径も合わせましょう。電気ウキ用の細い発光体と、仕掛けに付ける集魚用も区別します。
電池式は一晩の長さと予備電池を揃える
電池式は使い終わったら消灯でき、次の釣行にも持ち出せます。一晩を通して使うなら、購入する色の発光時間と交換電池をセットで揃えましょう。同名のライトでも、単色とカラーチェンジで電池寿命が違う場合があります。
BR425・BR311・LR41は別の電池です。専用ユニット指定の製品は、裸のボタン電池を重ねて代用せず、指定品で交換します。開閉時は本体の水分を拭き、内部やパッキンへ海水を持ち込まないようにします。
ルアーや引き釣りへの取り付け位置とサイズは、タチウオ用ケミホタルの記事を参考にしてください。
水中ライトは岸・船の仕掛けに合う固定方法で使う
タチウオ用の水中ライトは、岸ならウキの浮き方と固定方法、船なら使用条件と接続位置に合わせます。そのうえで、常灯・点滅・カラーチェンジを使い分け、必要な時間に合う電池を用意しましょう。
色や明るさだけで釣果は決まりません。エサの残り方やタナを見ながら、ライトを外した仕掛けも試します。小型ライトは釣り方に合う位置へ付け、仕掛けの流れを妨げずに使うことが大切です。






