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たも網のおすすめ9選!選び方と堤防・磯釣りに最適なすぐ使えるセットを厳選!

堤防や磯釣りなど、高さがある釣り場で大物を仕留めたとき、その取り込みに苦労した経験はありませんか?

無理に引き抜こうとするとラインブレイクのリスクが高まりますが、そんな場面で頼りになるのが「たも網」です。

魚を確実にキャッチし、安全に取り込むためのたも網は、釣り場や釣る対象によって選び方が変わります。

この記事では、たも網の選び方とおすすめ商品を詳しく紹介します。釣りの成果を確実なものにするため、ぜひ参考にしてください。

筆者の写真

執筆者:とかげ

釣り歴20年
カヤック所有

兵庫在住で釣り歴20年。年間60日以上海に通い、幼少期から磯釣りや船釣りを楽しんできました。現在はエギング、ジギング、タイラバ、タチウオなど季節ごとの釣りを満喫。地元兵庫を拠点に、和歌山、三重、福井へも遠征しています。

たも網とは?

たも網(玉網)は、釣り場で釣り上げた魚を安全に取り込むために使用する道具です。

特に堤防や磯釣りのように高さのある釣り場では、魚を直接引き抜こうとするとラインブレイクやロッドへの負荷がかかる危険があります。

そのため、大型の魚を狙う釣りでは、たも網を使うことが重要です。

たも網は「柄(グリップ部分)」と「フレーム・ネット」の2つのパーツで構成されており、釣り場や狙う魚によって選ぶべきタイプが変わります。

たも網のシャフトの長さの選び方

たも網のシャフト(柄)の長さは、釣り場の環境や足場の高さに合わせて選ぶことが重要です。足場から海面までの距離に適した長さを選ばないと、取り込み時に使いづらさを感じることがあります。

釣り場の高さに応じた長さ

  • 堤防や磯釣り(足場が高い場所)海面まで数メートル以上の高さがある釣り場では、5m以上のシャフトが必要です。十分な長さがないと魚に届かず、取り込みが困難になるため、釣り場の条件をしっかり確認しましょう。
  • い堤防や河川、湖(足場が低い場所)足場から海面までの距離が短い釣り場では、3~4m程度のシャフトが最適です。必要以上に長いシャフトを使うと、伸ばしすぎてバランスが悪くなり、操作が難しくなることがあります。

長さと使いやすさのバランス

長いシャフトは魚に届きやすい一方で、重さや取り回しの悪さがデメリットになります。

特に足場が低い場所で長すぎるシャフトを使用すると、シャフトを無駄に伸ばしてしまい、かえって扱いにくくなることも。

逆に短すぎるシャフトでは、足場から海面の距離が遠い場所で魚に届かないなどの問題が発生します。

使用する釣り場の環境や釣行スタイルに合わせ、適切な長さを選ぶことで、スムーズに魚を取り込むことが可能です。

たも網のシャフトの素材について

たも網のシャフトの素材は、軽さや耐久性、扱いやすさなどの使用感が異なります。

選ぶ素材によって性能が大きく異なるため、用途に合った素材を選ぶことが釣果を支えるポイントとなります。

カーボン素材

カーボンは、軽量かつ強度が高いことが最大の特徴です。

移動が多い釣りや長時間の使用でも疲れにくく、大型魚を狙う場面でも安心して使用できます。

特に、エギングやシーバス、磯釣りなど頻繁にたも網を使用する釣りに最適です。

ただし、価格が高めで、衝撃には弱いことがあるため、丁寧な扱いが求められます。

アルミ素材

アルミは、軽量でありながら適度な耐久性を備えたバランスの良い素材です。

価格がリーズナブルで、初めてたも網を購入する方やコストを抑えたい場合に適しています。

ただし、カーボンより重いため、長時間使用すると疲労を感じやすいことがあります。

また、塩害に弱い性質があるため、海釣りでは使用後のメンテナンスが欠かせません。

グラス素材(グラスファイバー)

グラス素材は、耐久性が高く、衝撃にも強いため、荒れた環境やタフな使用に向いています。

価格も安価で、初心者や予備のたも網として利用する場合に適した選択肢です。

ただし、重量があるため長時間の使用では疲れを感じやすく、操作性ではカーボンやアルミに劣る面があります。

素材特徴メリットデメリット
カーボン非常に軽量で強度が高い軽量で操作しやすい価格が高く、衝撃に弱い
アルミ耐久性と軽さのバランスが良いリーズナブルで扱いやすいカーボンより重く、塩害に注意
グラス耐久性が高くコスパに優れる初心者向けで衝撃に強い重く、操作性がやや劣る

素材選びのポイント

高性能を求めるならカーボン、コスパを重視するならアルミ、初心者や予備用にはグラスがおすすめです。

  • 耐久性重視やコストパフォーマンスを求めるなら、グラスが適しています。
  • 長時間の釣りや大型魚狙いなら、軽量で強度のあるカーボンが最適。
  • 初めてのたも網や多用途に使う場合は、バランスの良いアルミがベスト。

注意点

たも網を使用する際は、綱引きの要領で力を分散させないよう注意が必要です。

シャフトをしならせると、耐久性を損ない破損するリスクが高まります。たも網はロッドのようにしなる設計ではないため、無理な角度で操作するのは避けましょう。

魚を網に誘導する際や引き上げるときは、シャフトを垂直に保ちながら慎重に操作します。

力をまっすぐに伝えることで、魚を安全に取り込みやすくなり、道具への負担も軽減できます。特に大型魚の場合は、フレーム部分を手で支えるなどしてシャフトにかかる負荷を減らすと安心です。

正しい操作を心がければ、たも網を長く使え、釣りのトラブルも防ぐことができます。

フレームのサイズ選び

フレームのサイズは、釣る魚の大きさや釣り場の環境に応じて選ぶのが基本です。

大型魚を狙うなら直径50~60cm程度小型魚や中型魚を狙う場合は30~40cm程度が適しています。適切なサイズを選ぶことで、魚を収めやすく、取り込みの効率が良くなります。

例えば、フレームが小さいと、大型魚が網に収まらず、取り込みが失敗することがあります。逆に、大きすぎるフレームは、狭い釣り場や足場が限られた場所では扱いにくく、操作性が悪くなる場合があります。そのため、狙う魚のサイズや釣り場の広さを考慮して選ぶことが大切です。

堤防や磯釣りのように高さがある釣り場では、魚までの距離があるため、大きめのフレームを選ぶと便利です。一方、河川や湖のような低い足場の釣り場では、フレームが小さい方が取り回しがしやすいでしょう。

フレームの素材と形状

たも網のフレームは、魚を安全に取り込むために重要な部分で、素材や形状がその性能に影響します。
用途や釣り場に合わせて、適切な網枠を選ぶことが使用感や耐久性が変わってきます。

フレームの素材

素材特徴メリットデメリット
アルミ製軽量で扱いやすいリーズナブルで汎用性が高い塩害に弱くメンテナンスが必要
ステンレス製耐久性が高く錆びにくい頑丈で磯釣りや大型魚向き重量があり長時間使用には不向き
カーボン製非常に軽量で操作性抜群持ち運びが楽で移動が多い釣りに最適高価で衝撃に弱い

素材を選ぶ際は、移動が多く軽量性を重視するならカーボン製が適しています。

一方で、コストパフォーマンスを求めるならアルミ製が使いやすいでしょう。

フレームの形状

形状特徴メリット
丸形魚を収めやすい標準的な形状初心者でも扱いやすく、汎用性が高い
角形(四角形・六角形)スペースを効率的に活用できる狭い釣り場や障害物の多い場所で便利
オーバル形(楕円形)魚を誘導しやすく開口部が広い大型魚の取り込みに最適

形状については、現在主流の「オーバル形」を選べば、大型魚の取り込みや魚の誘導がしやすく、多くの釣り場で活躍します。
小型魚や中型魚を狙う場合や、汎用性を求めるなら、扱いやすさに優れた「丸形」も良い選択肢です。

ネットの素材について

たも網のネット部分は、魚を取り込む際の使いやすさや魚へのダメージ軽減に大きく関わります。

使用される素材には主にナイロンとラバーの2種類の素材があります。

ナイロン製

ナイロンは、たも網のネット素材として最も一般的に使用されています。

軽量で扱いやすく、価格も手頃なため、多くの釣り人に選ばれています。

ただし、細かい目のネットは水中で抵抗が大きくなることがあり、大型魚を取り込む際には操作がやや難しくなる場合があります。

また、海釣りで使用する場合は塩分を吸収しやすいため、使用後の洗浄と乾燥が必要です。

ラバーコーティング製

ラバーコーティングされたネットは、魚へのダメージを軽減できる点が大きな特徴です。

針が絡まりにくく、キャッチ&リリースを重視する釣りで特に有効です。

さらに、水切れが良く、取り込み作業を効率化するため、ルアーフィッシングでも多く利用されています。

ただし、ラバーコーティングネットは紫外線に弱いというデメリットがあります。

長時間の直射日光にさらされると劣化が進み、ひび割れや剥がれが生じる可能性があります。

そのため、使用後は直射日光を避けた場所で保管することが重要です。また、ナイロン製に比べるとやや重いことにも注意が必要です。

選び方のポイント

ネットを選ぶ際は、魚へのダメージを最小限にしたい場合はラバーコーティング製を選び、軽量性やコストパフォーマンスを求めるならナイロン製が適しています。

使用後のメンテナンスも忘れずに行い、長く快適に使用できるネットを選びましょう。

たも網(玉網)おすすめ厳選9本!

ダイワ 玉網ランディングポール2 磯玉網

ダイワ 玉網ランディングポール2
モデル全長仕舞寸法標準自重枠サイズ
ランディングポールII 磯玉網 45-505.06m70.5cm587g45cm
ランディングポールII 磯玉網 60-505.06m70.5cm587g60cm
ランディングポールII 磯玉網 45-606.04m81.0cm695g45cm
ランディングポールII 磯玉網 60-606.04m81.0cm695g60cm

「ダイワ 玉網ランディングポールII」は、堤防や磯釣りでの魚の取り込みをスムーズにする軽量かつ高強度なランディングポールです。全長は5.06mと6.04mの2種類から選べ、釣り場や対象魚に合わせた使い分けが可能。カーボン製シャフトを採用し、長時間の使用でも疲れにくい設計です。滑りにくいラバーグリップにより、濡れた手でもしっかりと操作でき、錆びにくい真鍮製竿尻部が高い耐久性を実現。付属のショルダーベルトで持ち運びも快適です。機能性と耐久性を兼ね備えた頼れる一本です。

プロマリン エスランド磯玉セット

モデル全長仕舞寸法自重
4504.50m(柄4.00m+枠0.50m)113cm555g
5505.50m(柄5.00m+枠0.50m)113cm658g
6506.50m(柄6.00m+枠0.50m)113cm862g
7507.50m(柄7.00m+枠0.50m)113cm1135g

プロマリン エスランド磯玉セットは、磯や防波堤での釣りに最適な高コスパの玉網セットです。50cmのアルミ製枠と耐久性のある網が付属し、振出式シャフトはコンパクトに収納できて持ち運びも簡単。シャフトにはカーボン20%を採用し、適度な軽さと強度を兼ね備えています。素早い展開が可能で、魚の取り込みをスムーズにサポート。釣りの機動力を重視する方におすすめの、使い勝手抜群のたも網です。

プロマリン ブルーベイ磯玉セット

プロマリン ブルーベイ磯玉セット
モデル全長仕舞寸法標準自重枠サイズ
450モデル4.5m約110cm約500g45cm
530モデル5.3m約115cm約600g50cm
630モデル6.3m約120cm約700g55cm

「ブルーベイ磯玉セット」は、磯釣りや防波堤での使用に最適な、コストパフォーマンスに優れたランディングツールです。玉の柄は軽量設計ながらしっかりとした強度を備え、伸縮機構によりシーンに応じた長さ調整が可能。仕舞寸法はコンパクトで、持ち運びや収納が簡単です。玉網は細かなメッシュ構造で、魚へのダメージを抑えつつ確実にキャッチします。450・530・630モデルのラインナップで、釣り場や対象魚に合わせて選べる設計。初心者にも扱いやすい実用性が魅力です。

おり釣具 Friday Landing set

モデル全長仕舞寸法自重
450モデル約4.5m約52cm約707g
500モデル約5.0m約52cm約707g
600モデル約6.0m約60.3cm約642g

Friday Landing Setは短い仕舞寸法の小継設計が魅力のランディングネットセットです。堤防や磯、河川など多様なフィールドでの使用に最適で、バスやシーバス、エギングなど幅広い釣りに対応します。ナイロン製ネットは水切れが良く、スムーズなランディングを実現。持ち運びやすさに優れた設計で、ランガンスタイルの釣り人にもおすすめです。落ち着きのあるパープルカラーが釣り場での存在感を引き立て、釣りをさらに楽しくしてくれます。

OGK 超小継磯玉の柄エフゼロセット2

モデル全長仕舞寸法自重枠サイズ
CKITFZS224248cm(柄213 + 枠35)42cm415g35cm
CKITFZS230305cm(柄270 + 枠35)42cm530g35cm
CKITFZS227273cm(柄213 + 枠60)42cm485g60cm
CKITFZS233330cm(柄270 + 枠60)42cm600g60cm
CKITFZS236360cm(柄300 + 枠60)42cm655g60cm

「超小継磯玉の柄エフゼロセット2」は、仕舞寸法42cmの超小継設計が魅力の携帯性抜群なランディングネットセットです。玉の柄、四つ折りアルミ枠、網が一体となったオールインワンモデルで、購入後すぐに使用可能。ランガンスタイルの釣りや移動が多い釣行に最適です。グラス素材の玉の柄は、しなやかさと強度を両立。コンパクトに収納可能な四つ折り枠は、展開もスムーズで初心者にも扱いやすい設計です。価格以上の実用性で、釣りの新たな相棒に最適な一品です!

TAKAMIYA ラストウィニング ランガンシャフト

モデル全長仕舞寸法自重(シャフト)枠サイズ
480475cm70cm482g60cm
600595cm70cm624g60cm
700695cm70cm772g60cm

「H.B concept ラストウィニング ランガンシャフト」は、短い仕舞寸法と小継設計が魅力のランディングシャフトです。エギングやシーバス、黒鯛の落とし込み釣りなど、ランガンスタイルの釣りに最適。滑りにくいラバーグリップと大口径エア抜き穴が快適な操作をサポートし、60cmの丸枠がさまざまな魚の取り込みを可能にします。軽量かつ丈夫な設計で、480cm、600cm、700cmの3サイズから選べるラインナップ。フィールドを駆け回るアングラーにぴったりの一品です!

SANLIKE 釣りタモ 磯玉セット

モデル全長仕舞寸法自重サイズ
3mモデル3.0m約41cm約500g45cm
5mモデル5.0m約87cm約820g50cm
7mモデル7.0m約103cm約1150g55cm
9mモデル9.0m約112cm約1350g55cm

「SANLIKE 釣りタモ 磯玉セット」は、高品質な素材と機能性を兼ね備えたランディングネットです。高弾性カーボン製シャフトは軽量かつ頑丈で、長時間の使用でも疲れにくい設計。ラバーコーティングされたネットは魚へのダメージを軽減し、汚れが付きにくいため手入れも簡単です。アルミ合金製の網枠は折りたたみ可能で、収納や持ち運びに優れています。磯釣りや堤防釣りをはじめ、幅広い釣り場で活用できる実用的なアイテムです。

メジャークラフト ファーストキャスト ランディングセット

モデル全長仕舞寸法標準自重枠サイズ
LSFC-400360cm約65cm約450g55×47cm
LSFC-500455cm約75cm約550g55×47cm

「メジャークラフト ファーストキャスト ランディングセット」は、堤防や磯釣りに適した持ち運びやすく機能性に優れたランディングツールです。小継設計のシャフトは仕舞寸法が短く、移動の多い釣行にも最適。深型ネットは魚の飛び出しを防ぎ、大型魚の取り込みも安心です。さらに、強化シャフトにより安定した操作性を実現。ブラックとゴールドのスタイリッシュなデザインが釣りの楽しみを引き立てます。必要な機能を備えた高コストパフォーマンスの一品です。

おり釣具 BLUE LARCAL 玉ノ柄

モデル名全長仕舞寸法標準自重枠サイズ
玉ノ柄500セット約5.08m約63cm約626g約65cm×約48cm
玉ノ柄550セット約5.5m約63cm約680g約65cm×約48cm
玉ノ柄600セット約6.0m約66.5cm約745g約65cm×約48cm

「BLUE LARCAL 玉ノ柄」は、足場の高い磯場や防波堤での大物釣りに最適な超ロングシャフトです。全長770cmの玉ノ柄は、玉網やギャフ(別売り)をセットすることで約8mに達し、高所からの確実なランディングを実現。カーボン含有率30%の素材を採用し、しなやかさと強度のバランスが秀逸で、大型魚の取り込みもスムーズです。仕舞寸法は約111cmとコンパクトで、ショルダーベルト付きで持ち運びも快適。大物釣りの可能性を広げる一本です。

たも網(玉網)のおすすめと選び方のまとめ

今回、たも網(玉網)のおすすめと選び方を紹介させていただきました。

ポイント

  • シャフトの長さは堤防の高さに合わせて選ぶ
  • 持ち運びしやすいように仕仕舞寸法が短いものがおすすめ
  • フレームは六角形型が魚をランディングしやすい
  • 網のサイズは通常は45cm、大物狙いであれば60cmを選ぶ
  • フレームはアルミ・ステンレスが手が出しやすくカーボンは高価だが軽量で強度も高い

たも網はシャフト・フレーム・網の3種類のパーツから構成されています。

1つ1つばら売りで購入することも可能ですがはじめてたも網を選ぶ場合はどれを選べば良いかわからない方も多いと思いますのでまずはセットで販売されているたも網を選ぶことをおすすめします。

釣り場が高い堤防や磯の場合は、5m以上の長さがあるシャフトを選ぶことで、魚をしっかり取り込めます。
網枠の形状については、大型魚を狙うなら魚を誘導しやすいオーバル形、小型魚や扱いやすさを重視するなら丸形が適しています。
また、ネット素材は魚へのダメージを抑えたい場合はラバーコーティング、水中での抵抗を抑えたい場合はナイロン製を選ぶと良いでしょう。

使いやすいたも網を手にすれば、魚の取り込みがスムーズになり、釣りがさらに楽しくなるはずです。