釣った魚を新鮮に持ち帰るために持ち運びに便利なナイフが欲しいのですがおすすめはありますか?
フィッシングナイフを選ぶときはどういう基準で選べば良い?できれば切れ味の良いナイフが欲しいです。
釣りに慣れてきて魚をたくさん釣ることができるようになったらその場で魚を締めたり、血抜きをして新鮮な状態で魚を持って帰りたいと思ったことありませんでしょうか?
フィッシングナイフがあれば海で魚をおいしく頂けたり、下処理を行うこともでき自宅ですぐに調理することができます。
今回は魚を釣った後にその場で絞めたり・さばいたりすることができるフッシングナイフの選び方とおすすめのアイテムを紹介したいと思いますので是非参考にしてください。
フィッシングナイフは魚を絞めたり血抜きをしたり、緊急時にも役立つので1本は持っておきたいアイテムですね!
フィッシングナイフとは?
フィッシングナイフとは海で魚を絞めたり血抜きをしたりすることができるとても便利なアイテムです。
釣った魚を新鮮な状態で持って帰るためには必要不可欠なアイテムで1本タックルボックスに忍ばせておけば役に立つこと間違いなし。
使い方に慣れてしまえばその場で魚を捌いて刺身にして食べることもできてしまいます。
フィッシングナイフか各釣り具メーカーから発売されていて本格的なものから持ち運びしやすく扱いやすいコンパクトなものまでさまざまなものが発売されていますので自分に合った使いやすいフィッシングナイフを選びましょう。
フィッシングナイフの使用用途
魚をしめる
魚は釣り上げれた後暴れまわりストレスを感じます。
ストレスを感じると魚の旨味成分が分解され美味しさが失われていきます。
その為美味しく魚を頂くためにはしめる(即死させる)必要があります。
フィッシングナイフがあれば魚をしめることができます。
血抜きをする
中型魚以上になると魚をしめると同時に血抜きを行うことにより、生臭さを軽減することができます。
魚をさばく
釣った後魚をさばくことももちろんできます。
船の上でその場で食べる魚はいつもよりおいしいですよね!
フィッシングナイフの種類
スライド式ナイフ
スライド式ナイフはカッターナイフのように刃が柄に収まっていて刃をスライドして使用するタイプのフィッシングナイフです。
コンパクトな形状で扱いやすいのが特徴でポケットなどに忍ばせておくことができるため携帯性も非常に良いです。
また常に刃が柄に収まった状態のため安全性が非常に高く初心者にとてもオススメ。
片手で簡単に操作することができるのも特徴で魚を片手で抑えた状態で片手で刃をスムーズに出すことができます。
ナイフ自体の強度があまり強くないため小型~中型の魚を捌くのに向いているフィッシングナイフです。
価格帯も比較的安価で購入することができるため安全性も含めコストパフォーマンスが非常に高いフィッシングナイフです。
フォールディングナイフ
フォールディングナイフは刃が折り畳収納されたフィッシングナイフです。
こちらもスライド式ナイフと同様に刃が柄に収納されているためコンパクトで安全性が高いのが特徴。
また、刃を長く設計されていて強度を持たすことができるため中型~大型の魚を捌くことができます。
注意しなければならないのは使用後の水洗いをしメンテナンスをしっかりしなければうまく開閉することができなくなってしまう点と刃をしまう際に指を挟まないように注意が必要です。
コンパクトで切れ味も良いナイフを探している方にはフォールディングナイフがおすすめです。
シースナイフ
シースナイフは刃と柄が固定され一体になったフィッシングナイフです。
刃が長く大きく作られているのが特徴で強度があり力を伝えやすいため大型の魚を捌くのに最適です。
骨まで分断するパワーがあるため釣り上げた魚を捌きそのままエサにして使用する場合などにもおすすめ。
刃部分は鞘に納めることで隠すことができるので安心して使用することができます。
コンパクトではありませんがパワーがあり切れ味のある本格的なナイフを求めている方にはシースナイフがおすすめです。
フィッシングナイフの素材について
フィッシングナイフを選ぶときは刃の素材に注目して選ぶようにしましょう。
ナイフは常に水に濡れてしまう状況でしようするため特に海水での使用時はメンテナンスをしっかりしなければ錆びてしまい使い物にならないこともあります。
ステンレス素材
ステンレス素材は錆びに強く軽量で扱いやすいためフィッシングナイフの素材としては定番の素材です。
価格帯も安く手が出しやすいのも特徴です。
また、ステンレス素材の中でも「H-1鋼」や「N680」などは非常に錆びに強く人気の高い素材です。
値段は少し高くなってしまいますがさらにフッ素加工がされたものも発売されていますので基本的には錆びに強い素材を選ぶようにしましょう。
鋼素材
鋼素材は錆びやすいですが研ぎやすくステンレスより切れ味がよいというところが特徴です。
メンテナンスをしっかりしなければすぐに錆びてしまうのであまり釣り場での使用は向いていませんが、切れ味の良さを生かし魚を捌き刺身にしてその場で食べることができるのが良いところですね。
いずれも素晴らしい特徴があるためどちらを選んでも間違いではありません。
予算と自分にあった利用用途で使いやすい素材のフィッシングナイフを選ぶようにしましょう。
刃の長さから選ぶ
フィッシングナイフを選ぶ際は刃の長さも非常に重要です。
短い刃だと大きさ魚を捌きにくく長い刃だと反対に小さな魚が捌きにくくなってしまいます。
アジやメバルやガシラなどには小型のスライド式フィッシングナイフが扱いやすくおすすめ。
中型から大型の青物を捌く場合は力がありスムーズに刃が入るように大型のフォールディングナイフやシースナイフがおすすめです。
刃が長いものを選べば青物の頭を切り落としたりエサに刃をしっかり入れ血を抜くこともできますのでターゲットに合った刃の長さのフィッシングナイフを選ぶようにしましょう。
銃刀法について
フィッシングナイフを所持するということはやはり銃刀法が気になりますね。
銃刀法については簡易ですが以下の通りとなります。
6センチを超える刃物の携帯を禁止しています。
銃刀法違反すると、2年以下の懲役または30万円以下の罰金になります
6センチ以下のナイフを購入すれば問題ないですが、それ以上のナイフを購入する場合もありますよね…。
でも安心してください!
ナイフについては理由なく外に持ち歩くことを禁止されているわけで、正当な理由があれば銃刀法に該当はしません!
フィッシングナイフは釣りで使用するという明確な理由があります。
しかしポケット等に入れず常時所持せずに必ずタックルボックスにしまっておいて、刃もしっかりケースに入れてしまっておいてくださいね!
フィッシングナイフのおすすめ
シマノ シースナイフ ロング CT-513N
タイプ | シースナイフ |
刃渡り | 85㎜ |
全長 | 226㎜ |
素材 | ステンレス |
サビに強いフッ素加工が施された3㎜厚のステンレス刃を採用したシマノのフィッシングナイフ
しっかりと握りこむことができるグリップ形状が特徴で樹脂製のシースが付属しているため安全性が高いのも良いところです。
85㎜のロングタイプの刃で魚を絞める作業からさばき作業まで幅広くこなすことができるおすすめのナイフです。
シマノ スライドナイフ CT-911R
タイプ | スライド式ナイフ |
刃渡り | 70㎜ |
全長 | 110㎜ |
素材 | ステンレス |
刃にはサビに強いステンレスを採用したコンパクトに収納することができるスライド式のフィッシングナイフです。
収納した刃が飛び出すことなく収納できるロック機構が搭載されているのが特徴で手に馴染むグリップ形状でしっかりと握りこむことができるのも良いところです。
切る・しめる・さばくなどナイフとしての基本作業もばっちり行うことができるコンパクトタイプのおすすめのフィッシングナイフです。
シマノ シース小出刃 CT-511N
タイプ | シース小出刃 |
刃渡り | 85㎜ |
全長 | 226㎜ |
素材 | ステンレス |
サビに強いフッ素加工の3㎜厚の刃を採用したシースナイフ小出刃タイプのフィッシングナイフです。
出刃タイプのため、骨を断ち切ったり小さな魚の3枚卸に最適で握りやすいグリップ形状の為手が滑らず握りこむことができるのが特徴
専用ケース付きで安全性も高く水抜き穴が付いているためケース内に水がこもりにくいのも良いですね。
コンパクトな出刃タイプのフィッシングナイフを求めているかたにおすすめです。
ダイワ キャップデバ85
タイプ | |
刃渡り | 84mm |
全長 | 205㎜ |
素材 | ステンレス |
ブレードカバーがハンドルと一体化するためカバーを紛失することがなく使用することができしっかりと握りこむことができるパワーグリップが特徴のフィッシングナイフです。
刃にはサビに強いステンレス剛を採用した出刃タイプのナイフの為、骨を分断することもでき魚もしっかりと捌くことができます。
安全性が高く切れ味の良いナイフを探している方におすすめのフィッシングナイフです。
ダイワ フィッシュナイフ 65C
タイプ | シースナイフ |
刃渡り | 65㎜ |
全長 | - |
素材 | ステンレス鋼 |
汚れやサビに強いフッ素加工が施されたステンレス剛のダイワのフィッシングナイフ
刃は65㎜とコンパクトタイプで魚のしめ作業や血抜き作業に最適なサイズです。
また、水や汚れやに強い専用PVCケースが付属しているため安全に収納することができるのも良いところです。
がまかつ GM2014 フィッシングナイフ
タイプ | シースナイフ |
刃渡り | 143㎜ |
全長 | D44×W250×H19mm |
素材 | 440ステンレス |
ブレードは143㎜の硬くて耐久性のある440ステンレスを採用した大型のフィッシングナイフです。
ずっしりとした重量感が特徴で釣りだけではなくアウトドアにも使用することができ直刃の為扱いやすくしめ作業はもちろんのことさばき作業にも最適です。
専用のケースは革製で高級感にあふれベルトに直接取り付けることができるベルトループも搭載されているため必要な時にサッと取り出すことができるのも良いところですね。
ベルモント フィッシング出刃
タイプ | 出刃 |
刃渡り | 105㎜ |
全長 | 220mm |
素材 | SUS420J2ステンレス |
コンパクトながら厚みのある刃で小魚の3枚卸や背開きや骨の切断に最適なフィッシングナイフ。
ステンレス製のブレードを採用しているためサビに強く専用ケースが付属しているため安全に保管することができます。
しめ作業や血抜きに作業にも最適なコンパクトな出刃ナイフを求めている方におすすめの1本です。
Mora knife Fishing Comfort Scaler 098
タイプ | シースナイフ |
刃渡り | 98㎜ |
全長 | 214㎜ |
素材 | ステンレス鋼 |
細かい作業が行いやすく血抜きやしめ作業に最適なフィッシングナイフです。
グリップ部分は濡れた場所でも滑りにくく冬でも冷たくなりにくいラバーグリップを採用がされているため持ちや水のが特徴。
また刃に幅がないため魚にすっとナイフを入れることができるのでストレスなく作業を行うことができるのも良いところです。
フィッシング以外にもキャンプやアウトドアでも活躍する扱いやすいおすすめのフィッシングナイフです。
イカ専用しめナイフ
シマノ Sephia スライドイカシメ
サイズ | 110×30×10mm |
素材 | ステンレス |
収納に便利なスライド刃タイプのイカシメ。錆びにくいステンレスブレード搭載!
ダイワ フィッシング ナイフ イカシメ名人II
サイズ | 80mm |
素材 | ステンレス |
イカ専用ナイフ。軟体動物でも滑りづらく、ナイフのような大きなシメ跡を残さない特殊形状刃でサビに強いステンレス鋼。
フィッシングナイフのおすすとめ選び方のまとめ
今回、フィッシングナイフのおすすめと選び方を紹介させていただきました。
フィッシングナイフには様々な形状なものがあり「スライド式」「フォールディングタイプ」「シースナイフ」の3タイプのものが発売されています。
また、フィッシングナイフを選ぶときはナイフの形状ももちろん重要ですが何よりサビにくい素材を使用したナイフを選ぶことがとても大切でフッ素加工などのコーティングをされたものはサビに非常に強くとてもオススメです。
総合的に1番おすすめのフィッシングナイフは?
今回紹介させていただいた中で総合的におすすめのフィッシングナイフは「シマノ シース小出刃 CT-511N」です。
何といってもフッ素加工されたステンレス製の刃はサビに非常に強く85㎜の長すぎず、短すぎないちょうど良いサイズの刃で魚を絞める作業からさばき作業まで幅広くこなすことができるため非常に使い勝手が良いです。
また、専用ケースが付属しているため安全に保管することができ水抜き穴も搭載されているため水がこもりにくくさびにくいのも良いところですね。
今回、紹介させていただきましたフィッシングナイフはどれもオススメで人気のあるものばかりですのでどれを選んでも間違いありません。
フィッシングナイフ1本あれば新鮮に魚を持ち帰ることができその場でも美味しく食べることができるのでまだ持っていない方は是非1本フィッシングナイフを手に入れて釣りを楽しんで見てください!