東京湾や大阪湾での太刀魚ジギングが、急速に人気を集めているのは、その手軽さと醍醐味からです。太刀魚は、初心者でも扱いやすい魚種でありながら、ジギング特有の興奮を存分に味わうことができます。
しかし、太刀魚ジギングの真の楽しむためには、適切なジグのアクションを生み出すことが重要です。そのためには、太刀魚専用のロッドの使用が推奨されます。
私も太刀魚ジギングに挑戦した際、専用ロッドの重要性を痛感しました。最初は一般的なロッドで挑んだものの、なかなか思うようなアクションを出せずにいました。しかし、専用ロッドに変えた瞬間、その差は歴然としました。ジグの動きが格段に向上し、太刀魚の反応も明らかに良くなったのです。
今回は、そんな太刀魚ジギングに最適なロッドの特徴と、私が実際に使用し、効果を実感したおすすめの商品をご紹介します。専用ロッドを使うことで、より多くの太刀魚を釣り上げる喜びを味わうことができるはずですので是非参照にしてください。
ジギング初挑戦の方には数釣りを楽しめるタチウオジギングがおすすめ!
今回は、タチウオジギングロッドのおすすめを紹介します!
タチウオジギングロッドの選び方
ジギングロッドはさまざまな種類のものが発売されているためタチウオジギングに合ったロッドを選ぶことが非常に重要です。
タチウオジギングロッドを選ぶポイントはおもに5点
以上のポイントを抑えながらタチウオジギングロッドを選んでいきましょう。
ロッドの種類
太刀魚ジギングを楽しむためには、使用するロッドの種類を適切に選ぶことが肝心です。主に、スピニングロッドとベイトロッドの2つのタイプから選ぶことができますが、それぞれに特徴と適したシチュエーションがあります。
スピニングロッドの魅力:
スピニングロッドは、その使いやすさから多くのアングラーに愛されています。広範囲を効率的に探ることができるため、特に広い海域での太刀魚ジギングに最適です。しかし、注意点として、ジギング専用の乗合船では使用が制限されている場合があるため、事前に確認が必要です。
ベイトロッドの利点
一方、ベイトロッドは、その精密な操作性が魅力です。どの遊漁船でも使用が許可されていることが多く、特に船釣りをする際にはベイトロッドが無難な選択と言えます。ジギングにおけるダイレクトなアクション伝達や、繊細なジグ操作が求められる場合には、ベイトロッドがおすすめです。
シチュエーションに応じた選択
キャスティングが主体となる場合や、個人所有のボートでの釣行では、スピニングロッドの広範囲探索のメリットを活かせます。逆に、船上でのジギングや、特定のポイントを狙う釣りでは、ベイトロッドの方がより適していると言えるでしょう。
太刀魚ジギングにおけるロッド選びは、釣りをする環境や好みの釣りスタイルによって異なります。広い範囲を探る自由度を重視するならスピニングロッド、船釣りや繊細な操作を求める場合にはベイトロッドを選ぶと良いでしょう。最終的には、自分にとって扱いやすいロッドを選ぶことが、太刀魚ジギングの楽しさを最大限に引き出します。
タチウオジギングロッドの長さ
太刀魚ジギングにおいて、ロッドの長さはそのパフォーマンスに大きく影響します。おすすめの長さは約1.9m前後で、これにはいくつかの理由があります。
コンパクト性と取り回しの良さ
船上での釣りでは、動きやすいスペースが限られていることが多いです。1.9m前後のロッドは、そのコンパクトさにより、狭いスペースでも扱いやすく、他の釣り人との干渉を避けることができます。また、この長さのロッドは、船のレールや障害物に引っかかるリスクを減らし、ストレスフリーでの釣りを実現します。
ジグ操作の最適化:
太刀魚ジギングでは、ジグの正確な操作がキーとなります。1.9m前後のロッドは、ジグを素早く動かすための適切なバランスを提供し、繊細なアクションの付与が可能です。これにより、太刀魚の攻撃を誘発しやすくなり、釣果の向上が期待できます。
パワーと感度のバランス:
適度な長さのロッドは、ジギングに必要なパワーと感度のバランスを良く保ちます。1.9m前後のロッドでは、深場での大型の太刀魚とのファイトでも十分なパワーを発揮し、細かなジグの動きや太刀魚のアタリもしっかりと感じ取ることができます。
太刀魚ジギング用ロッドの選び方において、1.9m前後の長さは、船上での取り回しの良さ、ジグ操作のしやすさ、そして釣りの効率を考慮した場合に最適な選択と言えます。この長さのロッドを選ぶことで、快適な釣り体験と釣果の向上の両方を実現することが可能です。
タチウオジギングロッドの適合ウェイトは?
太刀魚ジギングに最適なロッドを選ぶ際、ジグの重さに合わせたロッドの適合ウェイトの選定は非常に重要です。ジグのウェイトに合わないロッドを使用すると、ジグの動きが不自然になり、太刀魚を誘う効果が薄れてしまいます。
ジグウェイトとロッドの適合ウェイト
特に、大阪湾や東京湾での太刀魚ジギングにおいては、40号(約150g)のジグが標準的に使用されます。このウェイトに最適なロッドを選ぶことで、ジグの落下速度や動きをコントロールしやすくなり、太刀魚を効率よく誘えるようになります。
ロッド選びのポイント
- 150g前後のジグに対応するロッド: このウェイトのジグを快適に操作できるロッドを選ぶことが重要です。ロッドの適合ウェイトがジグの重さとマッチしていることで、ジグのアクションを自在に操り、太刀魚の反応を引き出すことができます。
- ジグの動きに影響する適合ウェイト: ジグのウェイトとロッドの適合ウェイトが合致していると、ジグは水中で自然な動きを見せ、太刀魚の興味を引きます。逆に、適合ウェイトから外れると、ジグの動きが不自然になり、釣果に影響を与える可能性があります。
太刀魚ジギングにおいては、ジグのウェイトに適合したロッドを選択することが釣りの成功に直結します。150g前後のジグに最適なロッドを選ぶことで、より効果的に太刀魚を誘うことが可能になります。適合ウェイトに注意してロッドを選び、太刀魚ジギングの醍醐味を存分に味わいましょう。
ロッドのテーパーについて
太刀魚ジギングで特におすすめしたいテーパーは、ファーストテーパーです。
理由は、ファーストテーパーのロッドが提供するシャープで繊細なジグ操作が、太刀魚ジギングにおいて非常に効果的であるためです。ファーストテーパーのロッドは、ロッドの先端部分が主に曲がり、根本にかけて硬くなっています。これにより、ジグに対して素早く正確なアクションを付けることができ、太刀魚の注意を引きつけやすくなります。
また、ファーストテーパーのロッドは、太刀魚の繊細なバイトを敏感に感じ取ることが可能です。
これは、太刀魚ジギングにおいて非常に重要で、特にバイトが微妙な時でもしっかりとアタリを捉えることができます。太刀魚ジギングの醍醐味は、繊細なアクションと瞬時のバイトを感じ取ることにあり、ファーストテーパーはこれを実現するのに最適なテーパーと言えるでしょう。
ジグを効果的に操作し、太刀魚とのダイナミックなやり取りを楽しみたい方には、ファーストテーパーのロッドを強くおすすめします。
ロッドの自重
太刀魚ジギングにおいては、長時間のジギング作業による疲労を軽減するために、軽量なロッドの選択が非常に重要です。軽いロッドを選ぶことで、ジグの操作性が向上し、繊細なアクションを容易に演出できるようになります。
軽量ロッドのメリット
- 疲労軽減: 軽量なロッドは、長時間の使用による腕の疲れを大幅に軽減します。これにより、集中力を維持し、釣りの効率を高めることができます。
- 操作性の向上: 軽いロッドは、より繊細なジグの操作を可能にし、太刀魚の反応を引き出しやすくなります。
重量の目安と価格
- 軽量ロッドは、100g前後が非常に軽いカテゴリーに入ります。この重量帯のロッドは、非常に高い操作性を実現しますが、価格は高めに設定されていることが多いです。一方、150g前後のロッドは一般的な重さであり、バランスの良い操作性と価格の妥協点を提供します。
ロッドとリールのバランス
- 太刀魚ジギングでは、ロッドだけでなくリールの重さも重要な要素です。ロッドとリールの重量バランスが良いと、長時間の釣りでも快適に操作することができます。ロッドを選ぶ際には、使用するリールの重さを考慮し、全体のバランスを考えた選択が必要です。
太刀魚ジギングでのロッド選びでは、軽量で操作性の高いロッドを選ぶことが推奨されます。ただし、価格とのバランスを考慮し、自分の予算に合った最適なロッドを選択することが大切です。また、ロッドとリールの重量バランスを整えることで、長時間のジギングを快適に楽しむことができます。
タチウオの釣り方
太刀魚釣りでは、アタリを感じた瞬間にしっかりとフッキングすることがポイントです!ジギングでは、アタリを確実に捉え、力強く掛ける技術が求められるため、ロッド選びも非常に重要です。
このため、ロッドには一定の硬さとしなやかさが必須となり、ジグを的確に操作できることが求められます。
ワンピッチジャークで魚を誘うテクニックや、フォールを利用したアプローチが、その日の釣果を左右することもあります。
特に、太刀魚はジグが沈下している間にアタリが出ることが多いため、ロッドの感度は非常に重要です。
フォール、つまりジグを自由落下させている際にも、細かな変化を感じ取れるような繊細さが求められます。海底に到達する前にラインの動きが止まったり、何かしらの違和感を感じたら、それは太刀魚がジグに反応している証拠かもしれません。
そのような時は、迷わずフッキングを行いましょう。
このように、太刀魚ジギングではロッドの選択が釣りの成功を大きく左右します。ジグの操作性を高め、微細なアタリも逃さないために、適切な硬さと感度を兼ね備えたロッドを選ぶことがポイントです。
タチウオジギングロッドのおすすめ7選!
プロックス 太刀エアーK
全長 | 190㎝ |
自重 | 121g |
継数 | 2本 |
ルアー重量 | 200g |
190cmと取り回ししやすいレングスはスロージャークやワンピーチジャークに最適!
オールアルコナイトリングのFujiKガイドをセッティングしライントラブルにも安心して使用することができます。
ドラゴンにも十分対応できるパワーを持つタチウオジギングロッドです。
メジャークラフト ジャイアントキリングタチウオジギング
全長 | 6.5ft |
自重 | |
継数 | 1 |
ルアー重量 | 60g~150g |
100g前後のジグを使用したタチウオジギング専用のモデル。
ワンピッチアクションを想定したブランクは、ジグが泳ぐように動くティップセクションと、アタリを確実に合わす張りのあるバットが魅力です。
近海タチウオゲームに欠かせない1本間違いなし!
ゴールデンミーン SABEL DANCE Ⅱ KSDC-60L-Ⅱ
全長 | 6.0ft |
自重 | 158g |
継数 | 1 |
ルアー重量 | 5oz |
デッドスローアクション、超ハイプレッシャー、超ショートバイトにもオートマチックに対応。
JACKALL ANCHOVY DRIVER LJ
全長 | 6.3ft |
自重 | |
継数 | 1 |
ルアー重量 | 80g~160g |
あえて太いグリップを採用することによりリールの持ちやすさを向上し手首への負担を軽減。
1日中使っていても疲れにくいのが特徴で女性やエントリーユーザーにおすすめの1本です。
天龍 ホライゾンLJ
全長 | 1.88m |
自重 | 133g |
継数 | 1 |
ルアー重量 | MAX150g |
メガバス サーベリスト
全長 | 6'3 |
自重 | |
継数 | |
ルアー重量 | 150g |
タチウオジギングの基本アクションであるスローピッチ・ワンピッチジャーク・フォールアクションまで対応しジグを的確に操作することができる1本。
ドラゴンサイズのタチウオにも立ち向かうバットパワーも備えているタチウオジギング専用ロッド!
シマノ サーベルチューン BB
全長 | 1.98m |
自重 | 112g |
継数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX150g |
中弾性カーボンの粘りと繊細なティップがジグの動きをマイルドにコントロールし、フッキング時には強靭なバットが瞬時に反応。
ダイワ 鏡牙X
全長 | 1.91m |
自重 | 110g |
継数 | 2本 |
ルアー重量 | MAX160g |
持ち運びに便利なセンター2ピースカットを採用。
オリジナルリールシートは様々なリールのセッティングを想定し深く設計しているためリールを選ばず抜群のフィット感を得ることができます。
ブランクスは柔軟性豊かな設計で作られているためワンピッチジャークでタチウオを誘うのに適したロッドです。
タチウオジギングロッドのおすすめと選び方のまとめ
今回、タチウオジギングロッドのおすすめと選び方を紹介させていただきました。
タチウオジギングはゲーム性が非常に高く初心者でも釣果をあげやすくとてもオススメです。
ライトジギングロッドでも代用することができますが1年の中でかなり長いシーズンを楽しむことができるので専用ロッドがあればもっと楽しむことができます。
是非、この機会にお気に入りのロッドを見つけて「タチウオドラゴン」退治に出かけてみてください!
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