カヤックフラッグを自作!実際に使った材料と取り付け方を紹介
2026年09月11日

カヤックフラッグは、波間に隠れやすい低い艇を周囲の船から見つけてもらうための装備です。竿先や魚探へ意識が向くカヤックフィッシングでは、目立つ色の旗を艇より高い位置へ出しておきたいところ。
私は、オレンジ色のハトメ付きフラッグと園芸用のダンポールを組み合わせて自作しました。完成後はフォールディングカヤックへ取り付け、複数回の釣行で使っています。
材料は4種類で、購入当時の合計は1,316円でした。作り方だけでなく、海へ持ち込む前に点検している固定部分まで紹介します。
この記事で分かること
- カヤックフラッグの自作に使った材料
- ダンポールへ旗を固定する方法
- 100円ショップでそろわなかった物
- 複数回使ったあとに点検したい部分
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自作フラッグは4種類の材料で作った

使ったのは、オレンジ色のフラッグ、園芸用ダンポール、金属リング、結束バンドの4種類です。旗は最初からハトメが3か所に付いた完成品を選んだため、布を切ったり縫ったりする作業はありません。
購入当時にかかった金額は次のとおりです。
- フラッグ:850円
- ダンポール:358円
- リング:108円
- 合計:1,316円
これは私が購入した時点の金額です。現在の価格は販売店や長さによって変わるため、「同じ予算で作れる」とは考えず、旗の形とポールの長さを優先して材料をそろえます。
フラッグはハトメ付きのオレンジ色を選んだ
海や空に近い青、白、灰色では、遠くから見たときに背景へ溶け込みます。私が選んだのは、大きく開いたオレンジ色のフラッグです。
海上保安庁のウォーターセーフティガイドでも、フィッシング時のカヤックフラッグは他船からの視認性を高める推奨装備とされ、オレンジや黄色などの目立つ色と、無風時にも形が崩れにくい素材が挙げられています。
青い海と空から色が離れ、風が止まっても旗面が出る物を選びます。
100円ショップも探しましたが、希望する大きさと色の布は見つかりませんでした。布を買ってハトメを追加すると道具も必要になるため、私はハトメ付きの旗を通販で用意しています。
届いた旗には折り目がありましたが、縁とハトメは加工済み。自作する部分をポールとの接続だけに絞れました。
ダンポールへリングと結束バンドで固定する
ポールには、ホームセンターで購入した園芸用のダンポールを使いました。しなる棒なので収納しやすい反面、旗の重さと風を受けたときの曲がり方は、海へ出す前に確かめておきます。
組み立ては次の順番です。
- 旗のハトメ3か所をダンポールに沿わせる
- ハトメへ金属リングを通す
- リングとポールを結束バンドで固定する
- 旗を軽く引き、リングと結束バンドがずれないか確かめる
結束バンドの余りは短く切ります。切り口が尖っていると、収納時に旗や手へ当たるため、先端を外側へ向けないよう整えておきます。
3つのハトメをリングで受け、結束バンドでポールからずれないよう固定します。
フォールディングカヤックの後方へ取り付けて使っている
完成したフラッグは、フォールディングカヤック後方のポール部分へ固定して、すでに複数回使っています。背後へ立てることで、前方のパドリングとロッド操作から離せました。
取り付け位置は、後方で高く上げられ、パドルとロッドのどちらにも触れない場所です。
ただし、艇ごとにフレームやロッドホルダーの位置が違います。同じ材料で作れても、固定方法まで同じになるとは限りません。乗り降りするときに体へ当たらず、パドルを後ろへ引いたときにも接触しない場所が必要です。
フラッグを立てたら、艇を揺らして根元が抜けないか、ポールが釣り座側へ倒れないかを陸上で確かめます。固定位置が動く状態では、結束バンドを増やすだけで済ませず、艇に合う土台へ替えた方が安全です。
無風でも旗面が見え、釣りの邪魔にならない位置へ立てる
風がある日は旗が開いても、無風では柔らかい布がポールへ巻き付きます。色だけで決めず、陸上で風が止まったときにもオレンジ色の面が外へ出るかまで確かめます。
高い位置へ立てるほど波間へ隠れにくくなりますが、長いポールが大きくしなれば、ロッドやラインへ触れます。旗の高さは数字だけで決めず、座った状態で振り返ったときの距離、パドルの軌道、予備ロッドの位置と重ならない範囲に収めます。
高さを稼いでも釣り具へ触れるなら、ポールを短くするか固定位置を後ろへ移します。
私が使った旗は面積が大きく、ポールへ掛かる重さもあります。強い風でポールが大きく曲がる、根元が動く、旗が釣り具へ触れる状態なら、その日は使い続けず固定方法を直します。
自作の固定に不安があれば専用マウント付きへ替える
自作しやすいのは、艇にポールを縛れる場所があり、取り付け後に強く引いても抜けない場合です。ハトメ付きの旗を使えば、裁縫をせずにリングと結束バンドで組み立てられます。
一方、固定できるフレームがない艇や、ロッドホルダーとフラッグが重なる艇では、ポールより土台づくりが難しくなります。専用レールやマウントが付いた艇なら、その規格に合う市販のフラッグポールを選ぶ方が取り付け位置を決めやすくなります。
自作と市販品の差は、旗を用意できるかではなく、艇へ確実に固定できるかです。根元を手で揺らして動くなら、海へ出す前に専用マウントを含めて取り付け方法を変えます。
自作した土台が動く艇では、専用マウントへ替える方が確実です。
自作後は固定部を点検してから海へ出る
私のカヤックフラッグは、オレンジ色のハトメ付きフラッグ、ダンポール、リング、結束バンドで作りました。購入当時は合計1,316円で、フォールディングカヤックへ取り付けて複数回使っています。
同じ材料をそろえる場合も、旗の色だけでは決められません。無風でも旗面が外へ出るか、根元を引いても抜けないか、パドルとロッドへ触れないかを陸上で点検します。
フラッグは周囲から見つけてもらうための装備であり、PFDや防水した通信手段の代わりにはなりません。艇、PFD、ロッドまで含めた準備を進めるなら、カヤックフィッシング用ロッドの記事も参考にしてください。
固定部を引いても動かず、座ったままパドルを振っても接触しない。その状態まで陸上で作ってから、フラッグを立てて海へ出ます。

