サワラキャスティングを存分に楽しむためには、適切な道具選びが欠かせません。
特に、メインラインであるPEラインの選択は釣果を大きく左右する重要なポイントです。
ルアーが狙いのポイントに届かなかったり、アタリに気付かないことがありませんか?もしかすると、PEラインを変えることでその問題が解決するかもしれません。
本記事では、サワラ釣りに最適なPEラインの特徴や、おすすめの製品を紹介します。
ベテランアングラーから初心者まで、サワラ釣りの腕を一段階上げたい方は、ぜひ参考にしてください。
サワラキャスティングPEは1.2号~1.5号がおすすめ
サワラ釣りには、1.2号から1.5号のPEラインがおすすめです。
この太さは、遠投性と強度のバランスが取れており、サワラの鋭い引きにも十分に対応できます。 サワラ釣りに最適なPEラインを選ぶ際は、1.2号から1.5号の太さを基準にすると良いでしょう。
この号数は、遠投性と強度のバランスが取れており、サワラの鋭い引きにも十分に対応可能です。
また、強度と耐摩耗性を重視し、特殊なコーティングや編み方が施された高品質なラインを選ぶことで、ラインブレイクのリスクを減らし、安心して釣りを楽しむことができます。
サワラキャスティングPEは8本綴りがおすすめ
サワラ釣りにおいて、PEラインの綴り数(編み数)は、8本編み(8ブレイド)が最もおすすめです。
8本編み(8ブレイド)の利点
- 滑らかさとキャスティング性能:8本編みのPEラインは、表面が非常に滑らかで、ガイドとの摩擦が少ないため、キャスティング時に飛距離が出やすいです。また、滑らかな表面は風切り音が少なく、静かなキャストが可能です。
- 高強度と耐摩耗性:8本編みのラインは、強度が高く、サワラの鋭い歯や岩場などの障害物に対しても優れた耐摩耗性を持っています。これにより、ラインブレイクのリスクが減少します。
- 高感度:8本編みのPEラインは、感度が非常に高いため、サワラがルアーにアタックする際の微細な振動も手元に伝わります。これにより、アタリを逃さず、即座にフッキングすることが可能です。
他の綴り数との比較
PEラインには、8本編み以外にも4本編み、12本編み、16本編みなどの種類があり、それぞれに特徴があります。これらの違いは、ラインの滑らかさや強度、感度に影響を与え、使用する状況や釣り方に応じて最適な選択肢が異なります。次に、各綴り数のメリットとデメリットを比較していきます。
編み数 | メリット | デメリット |
---|---|---|
4本編み(4ブレイド) | コストパフォーマンスが高く、耐久性も十分 | 表面が粗いため、キャスティング時の飛距離や滑らかさが劣る。感度が低く、微細なアタリを感じにくい |
12本綴り/16本綴り(16ブレイド) | 非常に滑らかで高強度、耐摩耗性が最高レベル | 高価で、サワラ釣りにはオーバースペック。取り扱いが難しい場合がある |
結論としてはサワラ釣りにおいては、バランスの取れた8本編み(8ブレイド)のPEラインが最も適しています。高強度、耐摩耗性、滑らかさ、そして高感度を兼ね備えた8本編みのPEラインを使用することで、サワラ釣りの成功率を高めることができます。
PEラインカラーについて
PEラインにはさまざまなカラーラインナップがありますが、サワラキャスティングゲームにおいて、カラーによって釣果が大きく変わることはありません。
そのため、カラーに対してはそれほど執着する必要はないでしょう。ただし、選ぶ際のポイントとしていくつかの考慮点があります。
単一色のPEライン
視認性の向上: 単一色のPEラインは、アングラー側からの視認性が良く、ラインメンディング(ラインの操作)やキャスティング時の扱いやすさが向上します。
特にキャスティング専用のタックルを使用する場合には、単一色のラインがおすすめです。
マルチカラーのPEライン
棚取りのしやすさ: ジギングとキャスティングを併用する場合、マルチカラーのPEラインが便利です。
色分けされたラインは、ジギング時に正確な棚を取りやすくなります。各色の長さが一定であるため、何メートルの深さにいるかを把握しやすいというメリットがあります。
白いマーキングの影響について
時々、数メートルごとに白いマーキングが入っているマルチカラーのPEラインがありますが、この白い部分にサワラがアタックし、高切れの原因となることが指摘されています。
したがって、できれば白のマーキングが入っていないPEラインを選ぶのが無難です。
まとめ
サワラキャスティングゲームにおいて、PEラインのカラーは大きな釣果の違いをもたらすものではありませんが、用途や状況に応じた選び方が重要です。
キャスティング専用の場合は単一色、ジギングとの併用を考える場合はマルチカラーを選ぶと良いでしょう。また、白いマーキングのないラインを選ぶことで、高切れのリスクを減らすことができます。
PEラインの糸巻量は200m以上
サワラ釣りに使用するPEラインの長さは200m以上のPEラインをリールに巻くことが推奨されています。
以下に、その理由とメリットを詳しく説明します。
- サワラの強い引きに対応 :サワラは非常に強い引きを持つ魚で、一度掛かるとラインを大きく引き出すことがあります。 200m以上のラインがあれば、サワラの引きに十分対応でき、ラインブレイクのリスクを軽減できます。
- 予備ラインの確保:サワラの鋭い歯や障害物によってラインが切れる可能性があります。 十分な長さのラインを巻いておくことで、ラインが切れた場合でもすぐに釣りを続行できます。 予備のリールを用意しておくのも良い対策です。
- 遠投性能の向上:長いラインを使用することで、遠投性能が向上します。 サワラ釣りでは遠くにルアーをキャストする必要があるため、十分なライン長が重要です。 多様な釣り方に対応 深場でのジギングなど、様々な釣り方に対応できます。 200m以上のラインがあれば、深場での棚取りもしやすくなります。
まとめ
サワラ釣りにおいて、PEラインは200m以上の長さを推奨します。この長さは、サワラの強い引きに対応するための余裕を持たせるだけでなく、ラインブレイク時の予備ラインとしても機能します。
また、遠投性能の向上や多様な釣り方への対応力も備えます。適切な長さのPEラインを選ぶことで、より安心してサワラ釣りを楽しむことができるでしょう!
サワラキャスティングおすすめのPEライン6選
シマノ ピットブル8+
シマノ ピットブル8+は、サワラキャスティングに最適な高性能PEラインです。
号数は0.4号から1.2号まで、長さは150mと200mがあり、トレーサブルピンクと5マルチカラーの2種類のカラーが揃っています。
このラインは、特殊シリコンコーティングのヒートシンクコーティングにより、耐熱性が向上し、ファイト時の摩擦熱からラインを保護します。
また、タフクロス技術により耐摩耗性と高感度を実現し、サワラの鋭い歯や障害物にも強く設計されています。
ダイワ UVF ソルティガ デュラセンサー X8+Si2
ダイワ UVF ソルティガ デュラセンサー X8+Si2は、サワラキャスティングに最適な高性能PEラインです。
特に、密に編み込まれた高密度の「マッスルPE」を採用し、耐摩耗性と耐久性を向上させています。
また、特殊なシリコンコーティングにより耐熱性も高まり、キャスト時やファイト時の摩擦熱からラインを保護します。
マルチカラーで10mごとに色が変わり、5mごとにマーキングが入っているため、視認性が高くラインの位置を把握しやすいです。
バリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X9
バリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X9は、優れた性能を持つPEラインで、多くの釣り人に愛用されています。
SP-TIIコーティングによって、耐久性と撥水性が大幅に向上し、ラインの耐摩耗性を強化します。
また、CORE-INPUT製法により、ラインが潰れにくく、リールへの巻き込みがスムーズで、直進性も高くなっています。
9本編み構造で高感度を実現し、ジグの操作感がダイレクトに伝わり、フォールスピードが速くなり、ターゲットレンジを正確に狙うことができます。
東レ ジギングPEパワーゲーム X8
東レ ジギングPEパワーゲーム X8は、高性能を誇るPEラインで、多くの釣り人に支持されています。
このラインは、パワーゲームシリーズ独自の8本撚り製法により、高強力・低伸度を実現。ジグのフォールから巻き上げの抵抗を軽減し、キャスティング時のストレスを大幅に減らします。
さらに、表面樹脂コーティングがラインの真円度を高め、摩擦抵抗を抑え、ガイドとの摩擦を軽減します。
これにより、スムーズなキャスティングと操作性が向上し、釣りの効率が飛躍的に向上します。
ゴーセン アンサー ジギング PE×8
ゴーセン アンサー ジギング PE×8は、ジギングに最適な高性能PEラインです。独自のMPX製法とHDX製法を採用し、高密度で編み上げられたこのラインは、強度と耐摩耗性が大幅に向上しています。
8本編み構造により、ジグの操作感がダイレクトに伝わり、高感度と適度なしなやかさを実現。糸絡みのトラブルを軽減し、キャスティング時のストレスを大幅に減少させます。10mごとに色が変わる5色のカラーマーキングで、棚取りや飛距離の把握が容易です。
高耐久性と視認性の高さから、サワラキャスティングに非常に適しており、初心者でも扱いやすいラインです。
さらに、高性能ながら手頃な価格設定で、コストパフォーマンスも抜群です。
デュエル HARDCORE スーパー X8
デュエル HARDCORE スーパー X8は、サワラキャスティングに最適な高性能PEラインです。
このラインは、マイクロピッチ8ブレイデッド加工により密度が高く編み上げられ、ウルトラPEをさらに強力にし、引張強度と耐摩耗性を向上させています。
サワラの鋭い歯や障害物への耐性が高く、ラインブレイクのリスクを減少します。
H.I.P.(ヒートインテグレーションプロセス)製法による特殊な熱処理でラインの真円度が高まり、キャスティング時の摩擦を低減し、飛距離と操作性を向上させます。
さらに撥水コーティングが施されており、水を弾きやすくラインの劣化を防ぎ、耐久性と感度を向上させています。
カラーは5色マーキング(10mごとに色が変わる)で視認性が高く、棚取りや飛距離の把握が容易です。
エックスブレイド スーパー ジグマン X8
エックスブレイド スーパー ジグマン X8は、サワラキャスティングに最適な高性能PEラインです。
WX組工法により、ラインの強度と耐摩耗性が向上し、左右対称に編み込まれた繊維が直線性と安定性を保ちます。
HST(ヒートシンクコーティング)加工により、滑らかなキャストと操作性が実現され、サワラの鋭い引きにも十分に対応できます。
10mごとに色が変わる5色のカラーマーキングが施されており、視認性が高く、棚取りや飛距離の管理が容易です。
サワラキャスティングおすすめのPEライン6選!特徴や選び方のまとめ
サワラキャスティングを楽しむためには、1.2号から1.5号のPEラインを基準に選び、高強度と耐摩耗性を兼ね備えた製品を選ぶことで、サワラの鋭い引きにも対応でき、ラインブレイクのリスクを減らすことができます。
また、8本編み(8ブレイド)のラインは滑らかさとキャスティング性能に優れ、感度も高いためおすすめです。
カラーについては、釣果に大きな影響を与えるわけではありませんが、用途に応じて単一色やマルチカラーを選ぶと良いでしょう。白いマーキングのないラインを選ぶことで、高切れのリスクも減らせます。
さらに、200m以上のラインをリールに巻くことで、サワラの強い引きに十分対応でき、ラインが切れた場合でも釣りを続行することが可能です。これにより、遠投性能も向上し、多様な釣り方に対応できるようになります。
適切なPEラインを選ぶことで、サワラ釣りの成功率を高め、より楽しい釣り体験ができるでしょう。初心者からベテランまで、ぜひこの記事を参考にして、最適なPEラインを選んでください。