モバイルバッテリーで魚群探知機や電動リールを動かすことができないだろうか?
そのままでは動かすことはできないことは分かるがどんな道具が必要なのか?
釣りに行くことができないときは工作に時間を費やしている方も多いと思います。
今回はモバイルバッテリーで電動リールや魚探を動かす方法を紹介しますので是非参考にしてみて下さい。
最近ではフリマアプリなどでもモバイルバッテリーを魚群探知機で動かすためのケーブルを販売している人もいます。
これらはすべて自作できるので是非チャレンジしてみて下さい!
モバイルバッテリーはとても便利で誰もが一つは持っているはず。うまく活用できれば釣りに使うことができますよ!
モバイルバッテリーで魚探や電動リールが動かせるのか?
まずモバイルバッテリーの仕様を理解しておく必要があるのですが、モバイルバッテリーの出力は5Vしかありませんです。
魚群探知機や電動リール12V出力のためそのまま使用することができませんので電圧を5Vから12Vへ昇圧してあげる必要があります。
電圧を昇圧するためにはDCDCコンバーターが必要になります!
通称、デコデコとか呼ばれているものです。
デコデコを手に入れるのも一つの手ですが昇圧回路が組み込まれているUSBケーブルが販売されているので今回はそれを使用したいと思います。
電圧ステップアップケーブルを用意する
AMAZONで安く手に入れることができる電圧ステップアップケーブルと呼ばれるものを購入します。
注意点としては必ず5Vから12Vへ昇圧できるものを選択することです、中には5Vから9Vへの昇圧ケーブルもあるので注意。
あとは出力のA(アンペア)を注意することです、これは自分が使用する機器のA(アンペア)を把握しておく必要があります。
例えば私が持っているガーミン585PLUSの電力は7.6Wです、電流は12V使用を想定します。
A(アンペア) = 7.6W ÷ 12V A(アンペア) =0.63A
1A以下なので理論上は何とか動きそうですね~。
ステップアップケーブルを加工する
ステップアップケーブルを手に入れることができましたら早速加工していきましょう。
まず、新品で買ったので勇気がいりますが思い切ってケーブルをぶった切ります。
切った部分はいつの日かまた工作をするときに使えるかもしれないのでとっておきましょう。
そんなことしないって人は捨ててもいいと思います。
ケーブルのカットが完了したら被膜を剥いていきます。
電工ペンチがあればとても楽な作業ですが、もし持っていない方はカッターナイフでも被膜を剥くことができるので切り込みをやさしくいれて剥きます。
赤がプラス・黒がマイナスが基本ですが中華製なので反対かもしれません…。
とりあえず作業を続けていきましょう!
接続端子を接続する
被膜向きの作業が完了しましたら接続端子を取付します。
私の場合、バッテリーに接続する端子は全て平型端子で統一しているのでこれを選択します。
その為、絶対に平型端子にしなければならないことはありませんので自分に合った端子を選びましょう。
用意ができたらモバイルバッテリーと接続をしてみよう!
端子の接続が完了すればモバイルバッテリーと接続して電源を入れるだけです。
結果は大成功!魚群探知機側の電圧は11.8Vと表示されていますのでバッチリ動作しています!
ステップアップケーブルさえ購入すればモバイルバッテリーで魚群探知機や電動リールを動かすことが確認できました!!
しかし落とし穴が・・・
電源は付くことはつきますし、長時間放置していても落ちることはありませんでした。
でもこれ、振動子つないでいない状態のお話です。
振動子つながないと意味がありませんので接続をして実験してみましたところ、電源は入りますが数十秒で電源落ちます…。
要するに電流(アンペア)が足りないということになります。
電動リールでも同じことが言えて高負荷になると確実に落ちます。
その為、電源を入れることができるが実用性は無いという結果になります。
やっぱ2A以上出力のケーブルじゃないと動かすことができないと思われます。
↓昇圧ケーブルを買わなくてもモバイルバッテリーで魚群探知機を動かす方法です↓