鉛バッテリーは重くて持ち運びに不便!
12V出力でコンパクトなジャンプスターターを電動リールや魚群探知機で使いたいという方も多くいらっしゃると思います。
今回は、ジャンプスターターを電動リールや魚群探知で使う方法についてまとめてみました。
とりあえずジャンプスターターを購入…
今回はamazonで一番安く売っていたSUAOKIのU3を購入しました。
容量も8000mAhあって大容量なので結構使えるんじゃない?という安易な発想で選びました。
とりあえず接続
付属のケーブルを使用しボルトや配線を駆使し動くかどうかをテストします。
しかし何回やってもブーピ音とともに電源が落ちる。
アカンのかと思ったのですが付属のケーブルは安全装置が働くようで30秒ほど経つと電力供給が切れる仕様のようです。
いきなり失敗しました。
もともと2日間釣りに行く予定で鉛バッテリーをもう1個用意しようと思いどうせ買うならジャンプスターターのほうが軽いし容量あるしいいんじゃないのかなと思って買ったのですが…無駄金に終わるのか。。
本当にジャンプスターターは使えるのか?
ジャンプスターターを電動リールや魚探に使えるという情報はたくさん出回っています。
いきなり失敗に終わったので疑心暗鬼に陥ってしまい色々調べて解ったことをまとめます。
容量の計算がそもそも違う
今回、購入したSUAOKIのU3ですが8000mAhの容量と書いています。
でもこれ12Vで使用するとそんな大容量で使えないみたいデス。
背面を見るとPOWER:29.6Whと書いています。
ジャンプスターターは12V出力できるけど3.7Vを昇圧して12Vで使えるようにしているようなものなのです。
じゃあ12Vで使用するとどうなるのと言いますと
私の持っているガーミン585は0.6Aのものなのでどれくらい使えるのかと言いますと。。
2.4A ÷ 0.6A = 4Ah
つまり最大でも4時間しか使えないということになります。
もちろん12Vに変換しているので4時間MAXはあり得ないので2時間~3時間がいいところじゃないでしょか?
この事実が分かった時点でかなりテンション下がりました。
ジャンプスターターは使えない??
いや、使えないことはないのですが半日使いたかったら15000mA~20000mAクラスのジャンプスターター買わないといけないということになります。
使えることは使えるけど大容量のジャンプスターターを用意しないと長時間使えないよ!!ということですね。
他のジャンプスターターも見ましたけど3.7V仕様のものばかりなので間違いないと思います。
接続端子を購入
せっかく買ったジャンプスターターを無駄にするわけにはいかないので結局接続端子を作成することにしました。
購入する必要のある端子ははEC5という規格の端子です。
電気屋さんやおもちゃ屋さん、ホームセンターなど身近なところで手に入れれないか探しまくったのですが、ラジコン用ではEC3と言う一回り小さい端子しか見つけられず。
大阪住みなので日本橋の電子パーツ屋に行けば手に入ったかもしれませんが地味に遠いのでこれもamazonで注文することにしました。
amazonマジ早い。夜に頼んで翌日の夜には届く。潔くamazonで頼んだ方が無駄に店に行く時間が短縮できる。
いざ接続!
EC5ははんだを使用します。しっかりと固定してください。
はんだ付け時は金属部分が超高熱になるのではんだ付け直後は絶対に触らないように!火傷しますよ。マジで。
接続ケーブルもできたので早速電源入れてみました。
点いた!そら付きます。当たり前です。
電動リールの方も無事つきまして巻き上げも可能になりました。
最後に…
緊急用にと考えたのですが8000mAhでは容量が少なすぎて使用時間が全く期待できません。
電動リールなんて多分この容量だと1時間~2時間で切れるだろうなという予測です。
ジャンプスターターが全く駄目だというわけではないのですが大容量のものを買わないと私みたいに失敗するよという感じです。
15000mAhクラスのジャンプスターターを2台買えば1日釣りを楽しむことは可能ですがコストで考えると鉛バッテリーを買った方が絶対安いと思います。
あと、配線はしっかりしないと端子同士があたるとショートして火花散りますので注意してくださいね!
私は2回ほどバチバチやっちゃいました。
一応、今度の釣りで試してみたいと思いますのでまた結果が出ましたら追記していきたいと思います♪