タチウオテンヤ釣りは、初心者でも簡単に楽しむことができタチウオとのスリリングなファイトで、多くの釣り人に人気があります。
しかし、始めたばかりの方やコストを抑えたい方にとって、高価な専用ロッドはハードルが高いかもしれません。
そこで、今回は1万円以下で購入できる、コストパフォーマンスに優れたタチウオテンヤロッドの選び方とおすすめモデルをご紹介します。
周りの釣り人と差をつけるために、最適なロッドを見つけてタチウオ釣りを楽しみましょう。
安いタチウオテンヤロッドは使えるのか?
タチウオテンヤ釣りを始める際に、コストパフォーマンスの高いロッドを選ぶことは悪いことではありません。
低価格ながらも高性能なロッドを選ぶことで、無理なく釣りを楽しむことができます。
1万円以下のロッドでも、基本的な性能をしっかりと備えているものが多く、初心者にとって最適な選択肢です。 初心者に適した低価格モデルの利点 低価格モデルのロッドは、初心者が釣りを始める際に経済的な負担を軽減します。
これにより、まずは手軽に釣りを試してみることができ、次のロッドを購入する際に自分のスタイルや好みに合った釣り具を見つけやすくなります。
また、低価格モデルでも十分な性能を備えており、操作性や感度が高いものが多いです。これにより、初めてのタチウオテンヤ釣りでもアタリを逃さず、釣果を上げることができます。
低価格ロッドはコストパフォーマンスが高く、長く楽しめるアイテムとも言えるでしょう。
タチウオテンヤロッドの選び方
タチウオテンヤ釣りに最適なロッド選びには「長さ」「硬さ」「竿調子」の3つのポイントがあります。それぞれの要素が釣りの操作性やアタリの取りやすさに大きく影響します。
ここでは、各ポイントについて詳しく説明し、初心者から上級者まで満足できるロッドの選び方を紹介しますので参考にしてください。
タチウオテンヤロッドの長さ
タチウオテンヤ釣りにおいて、ロッドの長さは非常に重要な要素です。一般的には1.8m~2m前後の長さが推奨されており、この長さは操作性と感度のバランスが良く、多くの釣り人にとって使いやすいです。
1.8m前後のロッド
短めのロッドは操作性に優れており、細かいアクションをつけやすいです。
軽量で取り回しが良く、狭いスペースでも自在に動かせます。特に、シャクリや誘いを繰り返す際に軽快に動かせるため、長時間の釣行でも疲れにくいのが特徴です。
2.0m前後のロッド
一方、長いロッドはリーチが長く、遠くのポイントまでエサを送り込むことができます。
これは、船の前方で釣りをする際や波が高い日に有利です。長いロッドは魚が掛かった時のバラシを減らし、安定感のあるファイトが可能です。広範囲を探るのに適しています。
タチウオテンヤロッドの硬さ
タチウオテンヤ釣りに適したロッドの硬さは、ミディアム(M)からミディアムヘビー(MH)が最適です。
ミディアム (M)
しなやかさと適度な硬さを兼ね備えており、繊細なアタリを感じ取りやすいです。柔軟性があるため、魚が掛かった時にしっかりとフッキングすることができ、長時間の釣行でも疲れにくいです。
ミディアムヘビー (MH)
強度があり、大物のタチウオや激しい引きにも耐えられます。硬さがあるため、テンヤを遠くに飛ばすことができ、広範囲を探るのに適しています。安定した操作が可能で、過酷な条件下での釣りに向いています。
タチウオテンヤロッドの竿調子
タチウオテンヤロッドの調子は、ロッドの曲がり具合を示し、操作性やアタリの取りやすさに影響します。
6:4調子
竿全体がしなやかに曲がるため、柔軟性が高く、タチウオの微妙なアタリを感じ取りやすいです。魚の暴れを吸収してバラシを減らすことができ、初心者に特に適しています。
7:3調子
竿の中間から先端部分がしなやかに曲がるため、柔軟性と感度のバランスが取れています。操作性が高く、アタリをしっかりと感じ取りやすいです。
8:2調子
竿先のみが曲がるため、高感度で微細なアタリも感じ取りやすいです。フッキング時の力がしっかりと伝わり、アグレッシブな釣りに向いています。
9:1調子
非常に高感度で、最も微細なアタリも感じ取ることができます。フッキング時の力が最大限に伝わり、操作が難しく上級者向けですが、非常に使いやすいです。
安いタチウオテンヤロッドのおすすめ6選!
メジャークラフト ソルパラ船タチウオてんや SPXJ-B190M
メジャークラフトの「ソルパラ船タチウオテンヤ SPXJ-B190M」は、タチウオ釣りに特化したロッドです。
高感度ティップは蛍光イエローを採用し、微細なアタリを見逃しません。
柔軟なベリー部がタチウオに違和感を与えずに深く喰わせることができ、7:3の乗せ調子により幅広い釣り方に対応可能です。
高密度EVAグリップと耐久性の高いFujiガイドが、快適な操作性と耐久性を提供します。
アルファタックル タチウオテンヤ FT 73-190MH
アルファタックル タチウオテンヤ FT 73-190MHは、タチウオ釣り専用に設計されたロッドです。
食い渋り時にも対応できるしなやかな7:3アクションにより、タチウオが違和感を感じずに深く喰い込むことができます。
高感度ティップはグラファイトポリマーを使用し、微細なアタリを確実に捉えます。
また、重量122gの軽量設計で、長時間の釣りでも疲れにくく、2ピース構造で持ち運びや収納も簡単です。高品質のCCFOTガイドとCCLOGガイドにより、優れたキャストフィールと感度を提供します。オリジナルリールシートは手にフィットしやすく、操作性が高いです。
SOLFIESTA 龍撃太刀魚テンヤ 180
SOLFIESTAの「龍撃太刀魚テンヤ 180」は、タチウオ釣りに特化したロッドで、初心者から上級者まで幅広いアングラーに支持されています。
微細なアタリも見逃さない高感度ソリッドティップを採用し、繊細なタチウオのアタリを確実に捉えることができます。
強力なバットパワーにより、ドラゴン級の強烈な引きにも耐え、安定した操作が可能です。軽量設計で全長1.82m、重さ122gと、長時間の釣りでも疲れにくく、持ち運びにも便利な2ピース構造になっています。
また、適合テンヤ号数は30-60号と幅広い釣り条件に対応し、多様な釣りスタイルをサポートします。タチウオテンヤ釣りに最適な設計で、視認性の高いティップがアングラーの釣果を向上させます。
プロマリン CBアーティクロスタチウオテンヤ 180M
プロマリン CB アーティクロスタチウオテンヤ 180Mは、タチウオテンヤ釣り専用に設計されたロッドで、多くの釣り人に支持されています。
高感度ソリッドティップを採用しており、繊細なアタリも逃さずキャッチすることができます。
これにより、より効果的にタチウオを釣り上げることが可能です。また、誘いと食わせを追求した操作性に優れており、初心者でも簡単に使いこなせます。バットジョイントとPケースが付属しており、持ち運びや保管にも便利です。
ロッドの調子は8:2で、しなやかさと適度な硬さを兼ね備えています。これにより、タチウオの激しい引きにも対応でき、安定したファイトが可能です。
フライデー船タチウオ 180M
「フライデー船タチウオ 180M」は、タチウオ釣り専用に設計されたロッドで、特にコストパフォーマンスに優れたシリーズとして評価されています。
高感度ソリッドティップを採用しており、微細なアタリも見逃さず確実に捉えることができます。また、全長180cmで非常に軽量設計されているため、長時間の使用でも疲れにくく、初心者から上級者まで幅広く使いやすいのが特徴です。
手頃な価格でありながら、高品質な素材と構造を持ち合わせており、初めてのタチウオ釣りにも最適です。
テンヤタチウオ釣りだけでなく、テンビンタチウオ釣りにも対応できる多用途な設計で、強力なバットパワーを持ち、大物のタチウオも安心して狙うことができます。
プロックス LRD攻技テンヤ太刀魚SE LSTTSKK175
「プロックス LRD攻技テンヤ太刀魚SE LSTTSKK175」は、タチウオ釣りに特化した高性能ロッドです。
高感度ソリッドティップを採用しており、微細なアタリも確実に捉えることができます。7:3調子の設計により、喰わせから掛けに至るまでの幅広い釣りスタイルに対応可能です。
バットセクションにはクロスラッピングが施されており、強力なパワーと高感度を実現しています。また、トップガイドにはSiCリング、他のガイドにはLDBOGとLCOGを採用し、糸絡みを軽減しスムーズなラインの出し入れをサポートします。
全長176cmで自重141gと軽量で、長時間の釣りでも疲れにくく、持ち運びにも便利な2ピース構造です。
安いタチウオテンヤロッドのおすすめと選び方のまとめ
タチウオテンヤ釣りを始めるにあたり、コストパフォーマンスに優れたロッドを選ぶことは非常に重要です。1万円前後のロッドでも、初心者にとって十分な性能を持ち、操作性や感度が高いモデルが多く存在します。
これらのロッドを使用することで、タチウオの微妙なアタリを確実に捉え、スリリングなファイトを楽しむことができます。
ロッドの選び方としては、長さ、硬さ、調子が重要な要素です。
1.8mのロッドは操作性に優れ、2.1mのロッドは遠投力があります。硬さについては、ミディアムからミディアムヘビーが適しており、調子は6:4から8:2の間で選ぶとよいでしょう。
初心者の方はまずは低価格モデルで釣りを始め、自分のスタイルや好みに合った釣り具を見つけることで、より深くタチウオテンヤ釣りを楽しむことができますので是非今回紹介したロッドでタチウオ釣りを楽しんでください!