釣りを楽しむために船に乗るとき、安全性を確保するためのライフジャケットは必須です。
特に、船釣りではライフジャケットの着用が義務化されており、自分に合った一着を持っていることが安心感につながります。
頻繁に釣りに出かける方なら、レンタルではなく、自分のライフジャケットを準備することが賢明です。
この記事では、桜マーク付きのライフジャケットを選ぶポイントと、おすすめアイテムを紹介します。
以上3つのポイントから船釣り用のライフジャケットを選んでいきます。
今回はライフジャケットの着用ルールについて解説の上、桜マーク付きのおすすめのライフジャケットを紹介したいと思いますので是非参考にしてみてください。
船釣りには必須のライフジャケット!乗合船でももう必須アイテムなので自分用のものを用意しておきましょう!
桜マーク付きライフジャケットとは?安全性と選び方のポイント
桜マークとは、国土交通省が定める基準をクリアしたライフジャケットに付与されるマークです。
このマークが付いているライフジャケットは、7.5kg以上の浮力を持ち、落水時に顔を水面に保つ性能があるため、安心して使用できます。
船釣りでは、桜マーク付きライフジャケットの着用が義務付けられており、未着用の場合には罰則が科される可能性もあるため注意が必要です。
CEマーク付きライフジャケットはどうなの?
CEマークは、欧州連合(EU)の安全基準に準拠していることを示しますが、
日本での船釣りには桜マーク付きライフジャケットが法的に必要です。
CEマークの製品も安全性は高いものの、日本国内では法的に認められていないため、必ず桜マーク付きの製品を選ぶことが大切です。
ライフジャケットの選び方
ライフジャケットには、ベストタイプ、首掛けタイプ、ウエストタイプの3つの種類があり、使用シーンや装着感によって最適なものを選ぶことが重要です。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ベストタイプのライフジャケット
ベストタイプは、全身を包むようなデザインで、高い浮力と安全性を持つため、緊急時にすぐ浮かび上がることができます。
また、フィッシングポケットやアクセサリーフックが付いているモデルもあり、実用性に優れています。
常に浮力を確保しているため、安心して釣りに集中できますが、ややかさばるのがデメリットです。
首掛けタイプのライフジャケット
首掛けタイプは、軽量で動きやすいのが特徴です。
長時間の釣りや作業時に負担が少なく、落水時には自動または手動で膨張し、浮力を確保します。
特に動きやすさを重視する釣り人に人気のタイプです。
ウエストタイプのライフジャケット
ウエストタイプは、腰にベルトのように装着するコンパクトなデザインで、動きを妨げないのが最大の魅力です。
落水時には自動または手動で膨張し、腰から浮力体が広がって体を支えます。
携帯性と快適さを重視する方におすすめで、最近では主流となっています。
手動膨張タイプ vs 自動膨張タイプどちらがいい?
ライフジャケットには、手動膨張タイプと自動膨張タイプの2種類があります。
手動膨張タイプは、落水時に自分でレバーを引いて膨張させる仕組みです。
価格が安く、信頼性も高いですが、緊急時に自ら引く必要があります。
自動膨張タイプは、水に触れると自動で膨張するため、緊急時の安心感が強いです。
初心者や海釣りでの安全性を重視する方には、特にこのタイプがおすすめです。
船釣り用桜マーク付きおすすめライフジャケット
ブルーストーム ソバー BSJ-2920RSII
ブルーストームの「ソバー BSJ-2920RSII」は、船釣りなどで使用される自動膨張式のライフジャケットで、優れた安全性能と快適性が特徴です。
水に触れると自動的に膨張し、手動での膨張も可能なため、あらゆる状況に対応できます。
また、国土交通省の桜マークを取得しており、国内の船舶で法定備品としても認められています。
約420gと非常に軽量で、長時間の使用でも疲れにくく、夏場でも快適に着用できるデザインです
ブルーストーム モーゲット BSJ-9320RSII
ブルーストームの「モーゲット BSJ-9320RSII」は、特許技術のレールシステムを搭載したライフジャケットです。
膨張時にベルト部分がレールのようにスライドし、体にフィットしながら安定感を高めつつ、全体をコンパクトに保つ仕組みです。
これにより、浮力を十分に確保しつつ、動きやすさも損なわないのが特徴です。
さらに、国土交通省の型式承認を受けたType Aライフジャケットで、全航行区域で使用可能な桜マークが付いており、法的に安全性も保証されています。
また、自動膨張と手動膨張の両方に対応しており、あらゆる状況下で安心して使用できます
ダイワ DF-2608 インフレータブルライフジャケット
ダイワの「DF-2608インフレータブルライフジャケット」は、コストパフォーマンスと安全性を両立した製品です。
主に自動膨張と手動膨張の両方に対応し、船釣りなどで幅広く活躍します。
桜マーク付きで、国土交通省の型式承認を受けているため、国内の航行区域で安心して使用できます。
軽量で首周りのフィット感も高く、長時間の使用でも快適さを保てる設計です。
さらに、信頼性の高いUML社製インフレーター「MK5」が搭載されており、緊急時にも迅速な膨張が期待できます。
調整可能なウェストベルトは、幅広いサイズに対応し、大柄な方でも快適に着用できます。
ダイワ DF-2222 インフレータブルライフジャケット
ダイワの「DF-2222 インフレータブルライフジャケット」は、ウエストタイプでコンパクトかつ軽量なデザインが特徴です。
2022年に発売されたこのモデルは、国土交通省の型式承認を受けた桜マーク付きで、小型船舶用救命胴衣Type-Aに認定されています。
従来モデルより約40%小型化され、背中側に配置することで釣り中のロッド操作に邪魔にならず、長時間の着用でも快適です。
膨張時には7.5kg以上の浮力を24時間保持でき、安全性も確保。手動での膨張も可能で、緊急時に素早く対応できます。
また、インジケーターウィンドウによりボンベの状態を簡単に確認できるため、信頼性も高いです。
豊富なカラーバリエーションも用意されており、ファッション性も兼ね備えたライフジャケットです。
シマノ ラフトエアジャケット VF-051K
シマノの「ラフトエアジャケット VF-051K」は、自動膨張式の肩掛けタイプのライフジャケットで、特に船釣りや遊漁船での使用に適しています。
桜マーク付きで国土交通省の安全基準を満たしており、信頼性の高い製品です。水に触れると自動膨張する仕組みで、緊急時には素早く浮力を確保し、初心者にも安心です。
軽量でフィット感が高く、肩掛け式のため体の動きを妨げません。特に夏でも涼しく、冬場でも上着の上から快適に着用できるようにデザインされています。
また、インジケーターウィンドウにより、膨張機構の状態を簡単に確認でき、使用前のチェックも容易です。
シマノならではの高品質な作りと耐久性も評価が高く、長時間使用しても快適で、動きやすさが維持されると口コミで評判のよいライフジャケットです。
シマノ ラフトエアジャケット VF-053U
シマノの「ラフトエアジャケット VF-053U」は、コンパクトで軽量な自動膨張式ライフジャケットです。
従来モデルより約40%コンパクトになり、重量も約460gと軽いため、長時間の着用でも快適に過ごせます。
肩掛け式のデザインで、体に密着する部分が少なく、動きやすさを重視した設計が特徴です。
特にウエスト部分がすっきりしているため、釣り中の動きやロッド操作を妨げることがありません。
膨張後には7.5kg以上の浮力を24時間保持し、国土交通省の桜マーク付きで、船釣りでも安心して使用できます。
また、水に触れると自動で膨張し、手動膨張も可能なので、あらゆる緊急時に対応できる信頼性が高い製品です。
JACKALL(ジャッカル) 自動膨張式 ライフジャケット JK2520RS
JACKALL(ジャッカル)の「自動膨張式ライフジャケット JK2520RS」は、釣りやボート活動に最適な安全装備で、自動膨張と手動膨張の両方に対応しています。
自動膨張機能は、ハルキーロバーツ社製のHR-6F充気装置を使用し、水を感知すると即座に膨張。
手動でも膨張可能で、信頼性の高いモデルです。
18gの炭酸ガスボンベにより、膨張後は7.5kg以上の浮力を24時間維持し、初期浮力は約9.7kgを確保。さらに、国土交通省の桜マーク付きで、すべての航行区域での使用が可能です。
JACKALL(ジャッカル) 自動膨張ライフジャケット JF06
JACKALLの自動膨張ライフジャケットJF06は、釣りやボート活動に最適な安全装備です。
落水時に自動で膨張するシステムを備え、手動での膨張も可能。桜マーク付きで、小型船舶での使用にも対応しており、法的基準を満たしています。
浮力は24時間持続し、快適なウエストベルトデザインが動きを妨げません。
55~140cmまで調整可能なベルトにより、フィット感も抜群。シンプルでスタイリッシュなブラックやグレーカモのカラー展開も魅力です。
子供向けの桜マーク付きライフジャケットも用意しよう!
船釣りに必須のライフジャケットですが、大人だけでなくお子様の安全も確保したいですよね。お子様向けのライフジャケットについても、詳しく解説した記事がありますので、ぜひご覧ください。
ライフジャケットを着用しないとどうなるの?
船に乗る際に着用をしていないと船長には違反点数が2点加算されてしまいます。
1年以内に5点になると業務停止1か月、6点で2か月の業務停止となってしまいます。
点数の付与は平成34年2月1日から開始されますが、今のうちにルールに従う必要があります。
また乗り合い船の船長に迷惑を掛けないようにするのも乗船者の義務だと思います。
着用をしなくていい場面
船釣りを楽しんでいる場合でライフジャケットを着用しなくてもいい場面があります。
着用しなくていい場面といえどもやはり海の上では何があるかわかりませんので常に着用するように心がけましょう!
CE認定はだめ。
CE認定とは簡単に説明するとEU加盟国の定めた安全・その他もろもろの基準を満たした基準でいわばワールドクラスの証明となるのですが今回は桜マークがついてないとだめです。
実は桜マークよりも高性能なのですがだめなのです。
膨張式ライフジャケットは日頃から点検を!
いざというときにライフジャケットが膨張しないと元も子もありません。
定期的に保守点検をしておきましょう!
一度使ったガスボンベは再使用できませんので使用後は新しいものに取り換えておきましょう!
また、1年に1度は定期的に交換をすることをお勧めします!
桜マークのライフジャケットを選ぼう!
今回、桜マーク付きのおすすめのライフジャケットを紹介させていただきました。
船釣り用ライフジャケットを選ぶポイントは3点
最近ではさまざまなタイプのライフジャケットも発売されだしよりコンパクトなポーチ型のライフジャケットも発売されだしました。
ライフジャケットは自分の命を守るためにとても大切なアイテムですので是非この機会にライフジャケットを購入し着用するようにしてください。
今回、紹介させていただきましたライフジャケットはどれも人気がありおすすめのものばかりですのでどれを選んでも間違いはありません。
是非、お気に入りのライフジャケットを見つけて下さいね。