インチクで真鯛も根魚も狙える!使い方とおすすめルアーを紹介

2026年09月18日

インチクで真鯛も根魚も狙える!使い方とおすすめルアーを紹介

インチクは、金属のヘッドとタコベイトやスカートを組み合わせたルアーです。 真鯛や根魚から青物までが対象になる、漁具由来のルアー。

基本は落として巻く釣り。 ただし、根魚を狙うときと、中層にいる青物を狙うときでは、巻き上げる範囲も誘い方も変わります。

ボディの揺れとタコベイトのシルエットがインチクの持ち味で、ネクタイを組み合わせたタイプもあります。 タイラバから誘いを変えたいときに試したいルアーです。

この記事では、インチクとタイラバの違い、対象魚に合わせた使い方、重さの選び方、おすすめの船用モデルを紹介します。

この記事で分かること

  • インチクの構造とタイラバ・ジグとの違い
  • 真鯛・根魚・青物に合わせた巻き方と探る層
  • 船と岸で変わる重さ・タックルの選び方
  • おすすめの船用モデルと釣れないときの変え方

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インチクは金属ヘッドとタコベイトで誘うルアー

船のデッキに置いたアコウと、赤金のヘッドにタコベイトを付けたインチクのイメージ

インチクは、金属ヘッドを沈めて魚のいる層へ送り、後ろのタコベイトやスカートとフックで誘います。 漁具をもとに発展したルアーで、巻くだけでなく持ち上げて落とす誘いにも対応します。

タイラバとの違いは、ネクタイだけでなく、金属ボディの動きやタコベイトのシルエットも使うこと。 細かなネクタイの動きを見せるタイラバから、誘いを変えたいときにおすすめです。

ルアー誘いに使う部分使い方の基本
インチク金属ヘッドとタコベイト・スカートただ巻き、製品に応じたリフトとフォール
タイラバネクタイやスカート一定速度の巻きを出発点にする
メタルジグ金属ボディ形状に合わせたジャークやフォール、ただ巻き

一方、ジグも遅く動かせます。 「ジグは速い、インチクは遅い」と速度だけで分けるより、ボディと柔らかなベイトを組み合わせて誘うルアーと捉えるほうが釣り方を広げられます。

ヘッドとフックの距離が固定されたタイプと、リーダーがヘッドを通る遊動タイプがあります。 仕掛けは製品指定の通し方で組み、別タイプの結び方を流用しないでください。

真鯛は一定巻き、根魚は底付近、青物は反応のある層を探る

インチクの使い方は、真鯛なら一定の巻き、根魚なら底付近、青物なら船長が伝える魚のいる層を出発点にします。

すべての魚を底から数回巻くだけで狙う釣りではありません。 対象魚を決めてから巻き上げる範囲と誘い方を合わせます。

真鯛は着底から一定の速度で巻く

真鯛には、着底後に糸ふけを取り、一定の速度で巻き上げる釣りをおすすめします。 タイラバと同じように巻きで誘えますが、ヘッドの形とラインの角度によってボディの揺れ方が変わります。

リールを速く回すほどよいわけではありません。 巻き始めにヘッドが大きく暴れるなら速度を落とし、同じ流しでアタリが出た速さを繰り返します。

根魚は根の上を巻き、底へ置きっぱなしにしない

ハタやカサゴを狙うなら、着底を合図に巻き始め、根の上を探ります。 巻きとフォールを交えられるタイプなら、持ち上げて落とす誘いも試せます。

岩の間へ落としたまま船が流れると根掛かりにつながります。 底を引きずらず、着底が分かる重さで底付近を探ることが先です。

ヒラメを狙うときの誘い方やルアー選びは、こちらの記事も参考にしてください。

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青物は中層の反応まで探り、フックの強さも合わせる

青物には、底付近だけでなく船長が伝える中層の反応まで巻き上げます。 ただ巻きから速度を変えたり、製品が対応するロッドワークを加えたりして、魚が追う動きを探ります。

真鯛用の小さなフックを付けた仕掛けを、そのまま大型青物用として勧めることはできません。 フック・リング・リーダーは対象魚とドラグ設定に合わせ、ヘッドの重量だけで青物対応を決めないでください。

船用インチクは遊動・フォール・ネクタイの違いで選ぶ

真鯛を一定巻きで狙うなら遊動タイプのビンビンインチク、根魚を巻きとフォールで探るならキックボトムをおすすめします。 タコベイトとは違う細かな動きを加えたいなら、ネクタイ付きのソルティー・ベイト ウェーブも候補になります。 ヘッドと後ろのベイトの違いで、誘い方を変えられる3つを紹介します。

岸から投げたい場合は、キャスティング用の製品を選びます。 ここでは80gを代表例にしていますが、80gをどの釣り場でも使うという意味ではありません。

商品詳細販売サイト自重全長・フック番手タイプ・使う場面
ハヤブサ ジャックアイ キックボトムハヤブサ
ジャックアイ キックボトム80g
詳細を見る80g
シリーズ80/100/120/150g
今回のメーカー資料では未確認船用
根魚をただ巻き・フォールで探る
ジャッカル ビンビンインチクジャッカル
ビンビンインチク80g
詳細を見る80g
シリーズ60/80/100/130/160/200g
今回のメーカー資料では未確認船用・遊動
真鯛を一定巻きで狙う
デュエル ソルティー・ベイト ウェーブ80g ゴールドデュエル
ソルティー・ベイト ウェーブ80g
詳細を見る80g
シリーズ60/80/100g
全長未公表
13号×13号の段差針
ネクタイ付き
巻きでヘッドとネクタイを動かす

購入時は、重量・色・付属パーツを選んだうえで販売価格を確かめてください。 商品画像は代表例です。

根魚の巻き・フォール

ハヤブサ ジャックアイ キックボトム80g

ハヤブサ ジャックアイ キックボトム80g
代表重量:80gシリーズ重量:80/100/120/150g用途:船からの落とし込み

こんな人におすすめ

船から根魚をただ巻きとフォールで探る人

  • 巻きでボディが揺れる
  • フォールで不規則に動く
  • 80〜150gから指定重量を選べる

ただ巻きで根魚を探り、反応がなければフォールも交えたい釣りにはキックボトムをおすすめします。

巻くと揺れ、落とすと不規則に動く金属ボディが特徴。

80〜150gから重さを選べるので、潮が速くなったときも同じタイプで重量を上げられます。

底を引きずって待つのではなく、着底を合図に巻いて根の上を探る釣りへ持ち込みたいモデルです。

真鯛の遊動タイプ

ジャッカル ビンビンインチク80g

ジャッカル ビンビンインチク80g
代表重量:80gシリーズ重量:60/80/100/130/160/200g構造:遊動タイプ

こんな人におすすめ

真鯛を一定巻きで狙い、タイラバと誘いを変えたい人

  • 金属ボディの動きを巻きで加える
  • PTFEパイプがリーダーの擦れを抑える
  • 60〜200gから指定重量を選べる

真鯛を一定巻きで狙いながら、タイラバとは違うボディの動きを加えるならビンビンインチクがおすすめです。

リーダーがヘッドを通る遊動タイプで、擦れを抑えるPTFEパイプを内蔵。

シリーズには60〜200gがあり、浅場から深場まで指定重量に近いものを選べます。

青物にも使えますが、大型魚にはフックなどの仕掛けを合わせ、真鯛用の組み方とは分けて用意してください。

ネクタイで誘いを変える

デュエル ソルティー・ベイト ウェーブ80g

デュエル ソルティー・ベイト ウェーブ80g
代表重量:80gシリーズ重量:60/80/100gフック:13号×13号の段差針

こんな人におすすめ

タコベイトとは違う動きで真鯛や根魚を誘いたい人

  • 巻くとヘッドが左右に揺れる
  • 低速でもネクタイがなびく
  • 80g・100gにはバンパーアイ付き

タコベイトの大きなシルエットから誘いを変えるなら、ネクタイを組み合わせたソルティー・ベイト ウェーブ。

巻くと金属ヘッドが左右に揺れ、後ろのネクタイは低速でもなびきます。

真鯛をただ巻きで狙いつつ、ヘッドの動きも加えたいときにおすすめです。

60・80・100gの3重量があるので、必要な重さに合わせて選べます。

重いインチクが必要な釣り場では、150g以上もあるキックボトムやビンビンインチクを選びます。

インチクの重さは船宿の指定と潮の速さに合わせる

色やヘッドの大きさが異なる4つのインチクを並べたイメージ

船で使うインチクは、船宿がすすめる重さを用意しておくのがおすすめです。 同じ水深でも、潮が速い日や太いPEを使うときは流されやすく、重いインチクが必要になります。

船宿に必要な重さの範囲を聞いて、重さの違うものをいくつか持っていくと、潮が変わっても交換できます。 軽いものでは着底が分からないときに、重いものへ替えられるようにしておきましょう。

底が分からないときは重くし、ラインが寝たら落とし直す

落としても着底の合図が分からず、糸が流され続けるなら重さを上げます。 指定80gの釣り場で100gも許可されているなら、重いほうを用意しておくと潮の変化に対応できます。

ただし、長く流してラインが斜めになった状態を重さだけで解決しようとしないこと。 船長の指示に合わせて回収し、落とし直す必要があります。 重すぎるヘッドの根掛かりやロッドへの負荷にも注意が必要です。

タックルは使う重量と対象魚の両方に合わせる

タックルは、使うインチクが適合負荷に収まるロッドと、船宿指定のPEを必要な長さだけ巻けるリールを選びます。 タイラバ用やジギング用を流用する場合も、その重量で使えることが前提です。

真鯛を巻きで狙う道具と、大型青物を根から離す道具は同じではありません。 リーダーやフックだけを太くしてもロッドとリールの負荷は変わらないため、船宿へ対象魚と手持ちの道具を伝えてから用意します。

ショアではキャスティング用をロッドの負荷内で投げる

岸から使うなら、キックテイルのようなインチク型キャスティングジグを選び、投げる重量はロッドの適合ルアー重量内に収めます。 船から落とす80gと、岸から投げる80gを同じ感覚で扱わないでください。

足元が深い堤防と浅い砂浜でも、沈める時間と根掛かりのしやすさは変わります。 岸用だからどこでも底を引けるわけではなく、投げた先の水深と障害物に合わせて巻き始めます。

釣れないときは底取り・探る層・巻き速度を変える

船上でホウボウを両手に持ち、釣果を見せる女性のイメージ

インチクで釣れないときは、色や銘柄を替える前に、底を取れているか、魚のいる層を探れているか、巻き速度が合っているかを確かめます。 同じルアーでも、探る場所と動かし方が変われば反応は変わります。

着底が分からないなら重量と落とし直し、底を取れているのに反応がないなら巻き上げる範囲を変えます。 根魚を狙っているのか、中層の青物を狙っているのかで、探る層を決めることが先です。

同船者にアタリが出ているなら、その人の巻き速度やアタリが出た深さを手掛かりにできます。 タイラバには反応してインチクには反応しない日もあるので、インチクに固執せず誘いの違うルアーへ替える選択もあります。

インチクは対象魚と潮に合わせて巻き方・重さを選ぶ

インチクは、金属ヘッドの動きとタコベイトやスカートで魚を誘うルアーです。 タイラバとは異なるシルエットや揺れを加えたいときに使い、真鯛は一定巻き、根魚は底付近、青物は反応のある層まで探ります。

重さは船宿の指定から始め、着底と潮の変化に合わせて調整します。 岸から使う場合はキャスティング用を選び、ロッドの負荷内に収めること。 対象魚に合うフックとタックルも欠かせません。

インチクを使えば釣れると決めつけず、魚のいる層へ届けて、反応の出る巻き方を繰り返す。 そのために、対象魚と釣り場に合う重さ・仕掛けを選ぶことが大切です。