タチウオジギングにおいてフックの選び方やセッティングは釣果に大きな影響を与えることがあり、悩ましい課題の一つと言えます。
タチウオ釣りは、強烈なアタリや引きが楽しむことができますが、その一方で、タチウオの歯はとてもするどくラインを切断したり、うまくフッキングが決まらなかったりすることがしばしばあります。
そこで、本記事では、タチウオジギングにおけるフック選びのポイントと、おすすめのフックのセッティング方法について詳しくご紹介します。
アシストフックの活用により、タチウオの数釣りを楽しみましょう。
タチウオジギングでのフックの重要性
タチウオジギングにおいてフックの重要性は主に2つのポイントです。
フッキング率の向上
タチウオはとても敏感な魚で、ジグに対するバイトは一瞬です。
この素早いバイトに対処するため、アシストフックが重要な役割を果たします。
特に、バーブレスのアシストフックは硬いタチウオの口に確実に食い込み、フッキング率を向上させるでしょう。
ショートバイトへの対処法
タチウオはショートバイトが多く嚙みつきが浅い魚です。
アシストフックを使用することで、ショートバイトに対処することができます。
アシストフックをうまくセッティングすることで、タチウオがどの部分から噛みついても、フッキングを決めることができるようになります。これにより、ショートバイトによるバラシを減少させることができます。
タチウオジギング用のフックの種類
トレブルフック
トレブルフックは3本の針が一つのフックに取り付けられた形状のフックです。
この3本の針は広い範囲にバイトをとることができ、高いフッキング率が特徴でタチウオの口に確実に食い込ませることができます。
使いどころ
ジグのフロントもしくはリアにトレブルフックをセットすることで、高いフッキング率を実現できます。特に、タチウオの活性が高く、アタリが多いときに効果的です。
4本針
4本針はその名の通り4本の針が一つのフックに取り付けられた形状のフックです。
この多数の針が、ショートバイトでの状況で効果を発揮し確実にフッキングさせることができます。また、ジグの泳ぎに影響を与えにくい特性があります。
使いどころ
ショートバイトが多い状況でのタチウオジギングに適しています。
なかなか口を使ってくれない食いが渋い状況におすすめで数少ないチャンスをものにしたいときにおすすめ。
ワイヤー入りツインアシストフック
ワイヤー入りツインアシストフックは、ワイヤーで接続された2つのアシストフックを備えたフックです。
このワイヤーによって、ジグの全体にアシストフックを配置でき、バイトに対するカバー範囲を広げます。
使いどころ
ジグのフォールバイト(ジグが沈んでいる最中のバイト)に強いセッティングとして利用されます。アシストフックをフロントとリアに配置し、フォールバイトに備えましょう。
フックの特徴と選び方
フックの種類は数多くのタイプのものが発売されていますがタチウオジギングにおいては細軸のバーブレスフックが多く採用されています。
なぜ細い針とバーブレスが大事か
タチウオはすばやくジグにかみつく魚です。アシストフックは、ジグにかみついた瞬間に即座に魚をフッキング(針を刺す)する役割があります。バーブレスのアシストフックは、特に硬いタチウオの口に確実に食い込み、魚を確実にキャッチするのに役立ちます。つまり、針が魚にしっかり引っかかることで、魚を逃さないため、タチウオジギングでは細くてバーブレスの針が非常に重要です。
フックのサイズを考えよう
フックのサイズは、使うジグやタチウオの好みに合わせて選ぶ必要があります。ジグの大きさに応じてフックのサイズを選ぶことで、バイトとフッキングがスムーズに行われ、釣果が向上します。通常は、フロントに小さめのフックを使い、リアには大きめのフックをセットし、ジグのバランスを保ちます。
タチウオジギング用おすすめのフック
ダイワ 鏡牙フックSS チラシアシスト
入り数 | 2本 |
サイズ | 1/0・2/0・3/0 |
「鏡牙フックSS」は、ショートシャンクとストレートポイントの組み合わせで、高いフッキング率実現したタチウオジギング用フックです。
バーブレス仕様で手返しよく釣りをすることができ長いポイント部が深く刺さり込み、バラシに強力な性能を発揮します。また、しなやかでキンクに強いワイヤーを使用しており、鋭い歯を持つタチウオにも対応。数多くのアングラーに支持された実績の高い「鏡牙」ブランドのフックです。
がまかつ ジギングフック サーベルダブル
入り数 | 4本 |
サイズ | #S・#M・#L |
タチウオジギング専用にカスタマイズされた、両掛鈎が登場!ショート&ロングのダブルタイプと4本針仕様の2つのバリエーションを提供。超尖鋭+細軸デザインで、強度とフッキング力を向上させ、フォール中のバイトにも確実に対応。バーブレス仕様で素早い刺さりを実現し、ワイドギャップ&ラウンド形状がホールド性を高めてバラシを軽減。様々なバイト状況に柔軟に対応でき、タチウオ釣りの成功率を飛躍的に向上させることができます。
メジャークラフト タチジギ道場 アシストフック タンデム
入り数 | 2本 |
サイズ | #M・#L・#LL |
フッキング効率が向上する独自のフック形状と、夜光エポキシコーティングが特徴。タンデムタイプではダブルでの掛かりやすさを提供し、デュアルタイプはショートバイトに効果的な設計です。太刀魚の歯にも対応し、視認性が抜群です。
オーナー 太刀フック3本 バーブレス太刀魚
入り数 | 4本 |
サイズ | 12号・14号・16号・18号・20号 |
太刀魚フックシリーズは、太刀魚釣りの特化し開発された太刀魚専用フックです。
その鋭い刃先は、太刀魚のしっかりとした噛みつきに対応し、バイト時に確実にフッキングします。特に活性が高いときには、トレブルフックが釣果をアップさせるおすすめです。太刀魚専用のタックルと組み合わせて、是非使用してみください。
オーナー 忍アシスト太刀シワリ
入り数 | 2本 |
サイズ | 14号・15号・16号・17号・18号 |
金属音を無くし完璧なサイレント仕様のアシストフックです。
サイレントスナップのチューブ仕様で音を消し、透明フロロアシストで目立たず、魚にプレッシャーをかけません。首振りバイトマーカーはさまざまなバイトに対応し夜光チューブバイトマーカーでバイトを誘導。食いが渋い状況で圧倒的な結果を残すことができるアシストフックです。
ジャッカル 太刀魚フック アンチョビ太刀魚フック
入り数 | 4本 |
サイズ | #M・#L |
アンチョビ太刀魚フックは刺さりの良さと強度を兼ね備えたオリジナルフック。
タチウオジギング専用に開発され、4本針バーブレス仕様でフロントやリアに利用可能。
サビに強いフッ素コート加工、同社より発売されているアンチョビミサイルにも最適なフックです。
ヴァンフック TH-11 サーベルフッカー
入り数 | 4本 |
サイズ | #S・#M・#L |
太刀魚ジギングのための開発された究極の四本針。極細で鋭いフックポイントは、微細なアタリも確実に捉えます。四本針ならではの二重掛かりでバラしを防止。掛けることを優先し、超軽量でバーブレス設計でシルバーメッキ処理は錆びにくい安心仕様です。
フロントとリアのフックのセッティングについて
タチウオジギングでは、フロントとリアに別の形状のフックをセットします。
フロントのフックは、タチウオがジグにかみついた瞬間に確実にフッキングさせ、釣果をアップさせます。
一方、リアのフックは、魚にフッキングさせた後の安定性を向上し、ラインブレイクを防ぐ効果があります。
フロントとリアのフックを適切に選んで、ジグのパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。
フックのセッティングのバリエーション: タチウオジギングでは、さまざまなフックのセッティング方法があります。
一般的なセッティングパターンには、以下のようなものがあります。
トレブルフックと4本針をフロントとリアに配置するセッティング
高い釣果率を持つポピュラーな選択肢で、アタリが多い場面で有効です。
フロントにアシストフック、リアにトレブルフックをセットするセッティングすることでバラしにくく、アタリが多いときに適しています。
フロントとリアにアシストフックを装着するセッティング
ジグの動きを最大限に活かすことができますが、フッキング率はやや低くなることがあります。ジグの泳ぎに影響を与えないサイズを選んで、フックのセッティングを工夫しましょう。
これらの要素を組み合わせて、タチウオジギングに最適なフックセッティングを見つけましょう。
ワイヤー入りツインアシストフックの取り付け
ワイヤー入りツインアシストフックは、ジグにアシストフックを追加し、フッキング率を向上させるための優れたオプションです。
取り付けは簡単で、ジグのリアにスプリットリングを使って取り付けます。
これにより、魚がジグにかみついたとき、アシストフックが確実に効果を発揮し、魚をキャッチしやすくなります。
フックセッティングの注意点
フックセッティングにはいくつか注意点があります。
まず、フックのサイズをジグの大きさに合わせて選びましょう。
大きすぎるフックはジグのバランスを崩し、釣果に影響を与える可能性があります。
また、フロントとリアのフックは異なる役割を果たすため、適切なサイズとタイプを選びましょう。
最後に、ジグの動きを妨げないようにセッティングを調整し、釣り糸の絡みを防ぎましょう。
これらの基本的なフックセッティングのポイントを押さえて、タチウオジギングでの釣果を向上させましょう。
タチウオジギングで大物を狙う!フックの選び方とセッティングのコツのまとめ
タチウオジギングにおけるフックの選び方とセッティングは、釣果に大きく影響します。
フックのセッティングバリエーションはたくさんあり、トレブルフックや4本針、アシストフックなどを組み合わせて使用することが一般的です。
特に、フロントとリアの配置や、ジグの動きを最大限に活かすセッティングが求められます。
ワイヤー入りツインアシストフックは、フッキング率を向上させるための効果的な選択肢としてとても有効です。
しかし、フックのサイズやセッティングはジグのバランスを崩さないように適切なサイズとタイプを選ぶことが重要です。
これらのポイントを押さえ、タチウオジギングで釣果を目指しましょう。
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