アジングリールは軽量かつ操作性が高いものが基本です。
特にハイエンドモデルは、長時間の釣りでも疲れにくく、微細なアタリを逃さない性能から、アジングにおいて「最強リール」として選ばれています。
今回は、アジングに最適なリールの番手やギア比の選び方、ハイエンドリールを選ぶメリット、さらにおすすめリールについて解説します。
ハイエンドリールを選ぶ理由とメリット
アジングでハイエンドリールが選ばれる理由は、その性能にあります。
ドラグ性能がスムーズで細かな調整が可能なため、アジの引きに柔軟に対応でき、耐久性にも優れています。また、ベアリングの品質が高く滑らかな巻き心地が得られるため、アジの微妙なアタリを正確にキャッチできます。
高強度で軽量な素材も使われており、長く愛用できる点も魅力です。
アジングリールの選び方
軽量で滑らかな巻き心地を持つリールは、アジがエサに触れた瞬間を逃さずキャッチでき、長時間の釣行でも疲れにくいのが特徴です。
そのため、アジングリールには、番手、ギア比、重量、巻き心地など、各パーツごとのバランスが求められます。 次に、アジングに最適なリール選びのポイントについて紹介します!
番手の選び方
アジングのリール番手は、使用するリグに合わせて選ぶと効率が上がります。
- 1000番:軽量なジグ単(ジグヘッド単体)に適しています。繊細な操作がしやすく、アタリも感じ取りやすいです。
- 2000番:キャロライナリグやフロートリグ向けで、遠投が必要な場合に適しています。巻き取りの早さと安定感が特徴です。
- 2500番:風や潮流が強い日、もしくは重めのリグを使用する際に便利です。安定したパワーで操作性も高まります。
リグの種類や釣り場の環境に応じて番手を使い分けると、狙ったアジに効率よくアプローチできます。
ギア比の選び方
アジングリールのギア比は、5.0〜6.0のノーマルギアと6.0以上のハイギアが一般的で、釣り方に合わせて選ぶのがポイントです。
- ノーマルギア(5.0〜6.0):ゆったりとした巻き取りで繊細なアタリも捉えやすく、ジグ単でのゆっくりしたフォールやアジの喰い付きやすい動きが出せます。低活性時や繊細な誘いに適しています。
- ハイギア(6.0以上):巻き取りが速く、キャロライナリグやフロートリグでの遠投時や、手返しを良くしたいシーンで効果的です。
ノーマルギアは、アジが低活性で繊細な誘いが必要なシーンや、ゆっくりとしたフォールで喰わせの間を作りたい場面に最適です。
一方、ハイギアは、遠投リグを使った広範囲の探りや、アジの活性が高く手返し重視の釣りに向いています。
釣り場やアジの状況に応じてギア比を選択することで、アプローチの幅を広げ、より効率的に釣果を伸ばすことができるでしょう。
重量とタックルバランス
アジング用リールの重量は、軽さが求められますが、タックル全体のバランスも大切です。
リールの重量は150〜200g前後が目安で、リールが軽いと長時間の釣りでも疲れにくく、繊細なアタリを感じ取りやすくなります。また、リールが軽ければタックル全体が手元で安定し、操作性も向上します。
巻き心地
巻き心地はアジングで重要なポイントです。スムーズな巻き心地のリールは、軽い力で操作できるため、アタリも感じ取りやすく、素早い合わせが可能になります。
ハイエンドリールはベアリングの数が多く、滑らかな巻き心地を実現しており、アジングでの操作性を大幅に向上させます。
最強アジングリール
1.シマノ ヴァンキッシュ C2000S
シマノの「ヴァンキッシュ C2000S」は、アジングを極めたいアングラーにおすすめの軽量性と高感度を極限まで追求したスピニングリールです。
わずか145gという驚異的な軽さで、長時間の釣りでも手に負担を感じさせません。マグナムライトローターとマイクロモジュールギアIIが生み出す滑らかな巻き心地は、繊細なアジのアタリをしっかり感じ取り、確実なフッキングを可能にします。
さらに、防水性能を高めるXプロテクトと高強度のHAGANEギアが、タフな釣り環境でも性能を長期間維持。軽さ、感度、耐久性すべてを兼ね備えたこのリールが、釣りの楽しさを次のレベルへ引き上げます。
2.24ツインパワー C2000S
シマノの「24ツインパワー C2000S」は、アジングやライトゲームを極めたいアングラーに向けて誕生した、次世代スピニングリールです。
2024年モデルとして最新技術を搭載し、軽量性・剛性・操作性の全てが進化。自重175gの驚くほど軽いボディが、長時間の釣行でも疲れを感じさせません。「インフィニティクロス」が滑らかな巻き心地を提供し、「インフィニティドライブ」がパワフルで軽快な巻き上げを可能に。
ラインのねじれを防ぐ「アンチツイストフィン」や、ドラグ性能を強化する「デュラクロス」など、細部にまでこだわった設計が、釣果を引き出す確かな性能を発揮します。
1g以下のジグヘッドを使った繊細なアプローチから、大型魚とのやり取りまで、幅広い場面で活躍。最上位機種「ステラ」の技術を継承しながら、圧倒的なコストパフォーマンスも魅力です。軽さと強さ、快適さを兼ね備えたこのリールが、あなたの釣りをさらなる高みへ導きます。
3.ソアレXR 500SPG
シマノの「ソアレXR 500SPG」は、ライトゲームを極めたいアングラーのために設計されたスピニングリールです。
わずか150gという驚異的な軽さと500番の超小型サイズが、繊細なアジングやメバリングに理想的な操作性を提供します。低ギア比(PG)のパワーギア仕様により、ゆっくりとした巻き取りが可能で、魚の微細なアタリも逃しません。
さらに、HAGANEギアとXプロテクトを採用し、高い耐久性と防水性を実現。シマノの先進技術が詰め込まれたこのリールは、長時間の釣行でも疲れを感じさせず、あらゆる状況で信頼できる相棒となります。
4.ルビアス FC LT2000S
ダイワの「ルビアス FC LT2000S」は、アジングやライトゲームを極めるために生まれたスピニングリールです。
自重わずか150gという驚きの軽さと、ZAION製モノコックボディによる高剛性を兼ね備えた設計が、長時間の釣行でも疲れを感じさせません。大口径ギアの採用により、驚くほど滑らかな巻き心地を実現。
さらに、「マグシールド」が内部を水や塩分から守り、「ATD(オートマチックドラグシステム)」がスムーズなドラグ調整を可能にするため、繊細なアジのアタリから大型魚とのやり取りまで安心して対応できます。
シンプルで美しいデザインも特長の一つ。手に取るたびに所有感を満たしてくれるこのリールは、ライトゲームを楽しむアングラーにとって理想的な相棒です。
5.エアリティ LT2000S-P
ダイワの「エアリティ LT2000S-P」は、アジングやライトゲームに求められる感度と操作性を極限まで高めたスピニングリールです。
軽量化の限界を超える自重150gは、リールを握っていることを忘れるほどの軽さ。魚のわずかな変化やアタリをダイレクトに手元へ伝えます。例えば、1g以下のジグヘッドを使用する繊細なアジングでも、微細な動きをコントロール可能。
モノコックボディの剛性が、リール全体を安定させ、軽さとパワーを両立します。さらに、回転性能を支えるZAIONエアローターと、防水性能を高めるマグシールドの相乗効果により、海水や塩分の侵入を徹底防止。
過酷な海釣りの環境でも性能を持続し、長期間信頼して使用できます。このリールは、まさにライトゲームを本気で楽しむ人のための特別な一台です。
6.月下美人 LT1000S
ダイワの「月下美人 LT1000S」は、その性能の高さだけでなく、手が届きやすい価格帯も魅力の一つです。
165gという驚きの軽さと、細かなアタリを確実に捉える高感度設計。これだけの機能を詰め込みながら、コストパフォーマンスの良さも兼ね備えています。エアドライブローターの軽快な巻き心地と、耐久性を高めるZAION V素材の組み合わせが、初心者から上級者まで幅広いアングラーに支持される理由です。
「高性能=高価格」という常識を覆し、気軽にライトソルトゲームを始めたい方にもぴったりな一台です。
7.アブガルシア ゼノン1000
アブガルシアの「ゼノン1000」は、軽量性と高性能を兼ね備えた、ライトゲームを極めるためのスピニングリールです。
わずか142gという驚異的な軽さが、長時間の釣行でも負担を感じさせず、釣りに集中できる快適さを実現。魚の微細なアタリも逃さない高感度設計が、繊細なアジングやメバリングをさらに楽しいものにします。
さらに、小型リールでありながらも強力なトルクを備え、不意に掛かる大型魚とのファイトも安心。防水性能を高めた「HPCRベアリング」が内部を塩分や水から守り、海釣りでも長期間にわたりスムーズな使用感を保ちます。
最強アジングリールのまとめ
ハイエンドモデルのアジングリールは、微細なアタリを確実に捉える精密な操作性と、長時間でも疲労を感じさせない軽量性が特長です。
アジングは繊細な釣りであり、ハイエンドリールの優れた巻き心地やスムーズなドラグ性能がアジの動きをより正確にキャッチする助けとなります。 さらに、質の良いリールを手にすることで、釣りへのモチベーションが高まり、より楽しみながら釣行に臨めるでしょう。
ぜひ、自分に合ったリールを手に取り、アジングの楽しさを最大限に味わってください。
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