太刀魚ウキ釣りの竿はどれがいい?長さ・号数とおすすめモデルを紹介
2026年08月11日

夜の堤防からタチウオを狙うウキ釣りでは、電気ウキから針までの長い仕掛けを投げるため、竿が短過ぎると仕掛けが地面へ触れ、長過ぎると周囲へ気を配りながら振り抜くのが難しくなります。
磯竿の売り場には3.6mから5mを超えるモデルがあり、同じ3号でも錘負荷やガイドの形は同じではありません。タチウオ専用竿だけでなく、磯竿や波止竿も使える中で、何を基準に選べばよいのでしょうか。
初めて1本を選ぶなら、3号・4.5m前後が基準です。 人が多い堤防や足元を中心に狙うなら3.6〜4m、長い仕掛けを使う高い堤防や遠投では4.8m前後へ分けると、必要以上に長くて重い竿を持たずに済みます。
この記事で分かること
- 太刀魚ウキ釣りに使う竿の長さと号数
- 竿の号数と電気ウキの号数の違い
- 遠投ガイドと穂先を確認する理由
- 初級・中級・上級に分けた6本の特徴
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太刀魚ウキ釣りの竿は3号・4.5m前後を基準にする

タチウオのウキ釣りで使う竿には、仕掛けを沖へ運ぶ張りと、餌をくわえたタチウオへ急な違和感を与えない穂先のしなやかさが必要です。
3号の磯竿は、3号前後の電気ウキとオモリを組み合わせた仕掛けの重さを竿全体で受け止めて投げられ、タチウオを足元まで寄せる力も備えます。4.5m前後の長さがあれば、電気ウキから針まで間隔を取った仕掛けを持ち上げ、後ろへの接触を避けながら投げられます。
柔らかい1.5〜2号でも釣れますが、重い電気ウキや切り身餌を投げる時は竿の錘負荷を超えることがあります。4号以上は遠投や強風へ対応できる一方、竿が重く硬くなり、近距離ではタチウオが餌を引く動きを追いにくくなります。
号数を大きくすれば釣果が伸びるわけではありません。 最初は3号を基準にし、普段使う仕掛けの重さが、製品に記載された錘負荷の範囲内に収まる竿を選びます。
長さは釣り場の広さと仕掛けの長さで決める
同じ3号の竿でも、3.6mと4.8mでは投げる時の感覚が大きく変わります。遠くへ投げたい気持ちだけで長い竿を選ばず、後ろの広さ、隣の釣り人との間隔、足場から水面までの高さを思い浮かべて決めます。
3.6〜4mは狭い堤防で振れる
3.6〜4mの竿なら振りかぶる幅を抑えられ、人の多い波止や背後に柵がある釣り場でも周囲との間隔を取りやすくなります。竿先までの距離が短いため、仕掛けの回収から餌の交換までの動作も小さくできます。
ただし、ウキ下を深く取り、長いハリスまで付けると仕掛けが地面へ触れることがあります。短い竿を使う時は、仕掛けを垂らし過ぎず、投げる前に針と餌の位置を確かめます。
4.5mは長さと操作性を両立できる
4.5m前後なら長いウキ仕掛けを持ち上げられ、5mを超える磯竿ほど持て余しません。初めてタチウオのウキ釣り用に1本を用意するなら、4.5m前後から考えると、仕掛けを持ち上げる長さと堤防で振れる範囲を両立できます。
サビキ釣りやアオリイカのウキ釣りにも使える汎用磯竿が多く、タチウオのシーズン以外にも使えます。専用竿に絞る前に、堤防で何を釣るかまで考えて選べます。
4.8〜5.3mは高い足場と長い仕掛けに向く
4.8m以上の竿は、足場の高い堤防で魚を寄せる時や、長い仕掛けを水面から持ち上げる場面で力を発揮します。竿先を沖へ出せるため、手前の障害物や消波ブロックを避けたい時にも有利です。
一方で、仕舞寸法と自重だけを見ても、実際に伸ばした時の先重りまでは分かりません。購入者レビューでも、4.8mの操作を評価する声と、穂先側の重さが気になるという声に分かれています。
竿の号数と電気ウキの号数は意味が違う

竿に書かれた3号は竿の強さを表す区分です。電気ウキの3号は、ウキが支えられるオモリの目安を示しています。
同じ「3号」でも、竿とウキの数字をそのまま合わせるものではありません。実際には竿の仕様表にある錘負荷を見て、オモリ、電気ウキ、針、餌を含めた仕掛けを無理なく投げられるかを判断します。
たとえば、3号竿でもシマノ ホリデー イソ3-450の錘負荷は5〜8号、ダイワ リバティクラブ タチウオ3-48遠投は5〜10号です。竿の号数だけで決めず、電気ウキとオモリを含む仕掛けの重さが、錘負荷の範囲内に収まる竿を選びます。
重過ぎる仕掛けを振り切ると、キャスト時に竿を傷めるだけでなく、餌が針から外れます。仕掛けの重さが錘負荷の上限に近い時は、力任せに投げず、竿全体へ重さを乗せてゆっくり振り抜きます。
遠投ガイドと穂先は夜のトラブルを減らす
遊動式の電気ウキ仕掛けでは、道糸に付けたウキ止め糸が竿のガイドを通ります。ガイドが小さい、ウキ止めが太い、結び目の端が長いと、投げるたびに引っ掛かって飛距離が落ちます。
沖を狙うことが多い方には、ガイド径の大きい遠投仕様が向いています。シマノでは、PTSが遠投用の大型ガイドとリールを固定するパイプシートを備えた仕様を表すため、通常の3-450とは同じ長さでも役割が異なります。
白く塗られた穂先や明るい色の穂先なら、暗い時間でも位置を追いやすくなります。仕掛けを投げる前には、振出竿のガイドが一直線に並んでいるか、ウキ止め糸の端が飛び出していないかも確認します。
太刀魚ウキ釣りで使う竿6本を紹介
タチウオのウキ釣りは、電気ウキから針までの長い仕掛けを繰り返し投げ、アタリが出たら竿のしなりを使って餌を食い込ませる釣りです。仕掛けを地面へ触れさせずに投げられる長さと、ウキ・オモリ・餌の重さを無理なく背負える錘負荷が欠かせません。
初めてなら4.3〜4.5mの3号竿、混雑した堤防で取り回しを優先するなら4m前後、高い堤防から長い仕掛けを投げるなら4.8〜5.3mが候補です。釣行回数が増えて遠投を重視するようになったら、ガイドの大きさやブランクの反発力まで比べると、買い替える意味も見えてきます。
初級向けは港内で振る幅を抑えられる汎用竿、中級向けは短さや遠投性能に特徴のあるモデル、上級向けは5.3mの長竿が中心です。
| 商品名 | 画像 | 詳細 | 経験目安 | 全長 | 自重 | 錘負荷 | 向く釣り場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ ホリデー イソ3-450 | 詳細を見る | 初級 | 4.51m | 200g | 5〜8号 | 港内・一般的な堤防 | |
| PRO MARINE ブルーベイ磯3-430 | 詳細を見る | 初級 | 4.3m | 223g | 1〜8号 | 港内・足場の低い堤防 | |
| アルファタックル マルチキャスターHI 3-400遠投 | 詳細を見る | 中級 | 4.0m | 230g | 8〜12号 | 混雑した堤防・強風時 | |
| ダイワ リバティクラブ タチウオ3-48遠投 | 詳細を見る | 中級 | 4.8m | 250g | 5〜10号 | 外向き・足場の高い堤防 | |
| ダイワ リーガル3-53遠投 | 詳細を見る | 上級 | 5.3m | 305g | 5〜10号 | 高い堤防・遠投 | |
| ダイワ インプレッサ3-53遠投 | 詳細を見る | 上級 | 5.3m | 345g | 5〜10号 | 大規模堤防・遠投 |
初級者向け
4.3〜4.5mの3号竿なら、長いウキ仕掛けを地面へ触れさせずに持ち上げられ、5mを超える遠投竿ほど重さや先重りに悩まされません。最初の1本には、ほかの堤防釣りにも使える汎用竿が候補になります。
- 4.5mの基準長で長い仕掛けを持ち上げられる
- 200gで長竿の重さを抑えている
- タチウオ以外の堤防釣りにも使える
ホリデー イソ3-450は、4.51m・200g、錘負荷5〜8号の汎用磯竿。
3号前後の電気ウキ仕掛けを投げる長さがあり、購入者からは軽さ、細めの持ち手、価格を抑えながら長く使える点が評価されています。
使用中にガイドが回った場合も、伸ばした後に一直線へそろえればトラブルを防げるため、タチウオだけでなくサビキやほかのウキ釣りにも使える基準竿です。
- 4.3mで長さと取り回しを両立
- 1〜8号の広い錘負荷
- 磯と防波堤で使える汎用設計
ブルーベイ磯3-430は、4.3m・223gの汎用磯竿。
販売店の掲載仕様では錘負荷1〜8号で、軽いウキ仕掛けから堤防のサビキまで投げられ、購入者レビューでも軽さを評価する声があります。
長いウキ仕掛けを持ち上げられる4.3mの竿を、費用を抑えて用意したい方の候補です。
中級者向け
釣り場の混雑や風、高い足場まで意識するようになったら、4mの短い遠投竿と4.8mの専用竿を使い分けます。長さだけでなく、普段使う電気ウキとオモリが錘負荷の範囲に合うことも大切です。
- 4mで取り回しを抑えやすい
- 8〜12号の錘負荷で重い仕掛けへ対応
- ウキ釣り以外の堤防釣りにも使える
マルチキャスターHI 3-400遠投は、4mの短さと8〜12号の錘負荷を組み合わせた遠投磯竿。
購入者レビューでも軽さが評価されています。
長い竿を振りにくい堤防で周囲との間隔を保ちながら、風の中でも重めの仕掛けを沖へ運べます。
- 4.8mで長い仕掛けを水面から持ち上げられる
- 夜に見つけられる白色チューブラー穂先
- ウキ釣りと波止テンヤへ対応する専用設計
リバティクラブ タチウオ3-48遠投は、4.8mの長さと5〜10号の錘負荷を備えた専用竿。
白いチューブラー穂先を暗い堤防でも追え、長い仕掛けを持ち上げて沖へ送れる点が、レビューでも評価されています。
高い足場や遠投を含めて、タチウオのウキ釣りを続けたい方に向く専用設計です。
上級者向け
5.3mの遠投竿は、仕掛けを大きく持ち上げ、高い堤防から沖へ送りやすい反面、狭い場所では振りにくく、300gを超える自重も負担になります。長竿を扱う目的がはっきりしてから選ぶ2本です。
- 5.3mで高い足場から長い仕掛けを操作
- 遠投用パイプシートで大型リールを固定
- 5.3mの遠投竿として価格を抑えた設定
リーガル3-53遠投は、5.3m・305g、錘負荷5〜10号の遠投磯竿。
遠投用の大型ガイドとパイプシートを備え、足場の高い堤防から長い仕掛けを投げる場面へ合わせられ、購入者レビューでは価格に対する作りや飛距離が評価されています。
タチウオを高い足場から取り込んだ使用例もあり、広い外向きで5.3mの長さを活かせば、長い仕掛けを沖へ運べます。
- X45でキャスト時のねじれを抑える
- 大型ガイドとパイプシートを備えた遠投仕様
- 5.3mで長い仕掛けを高い足場から扱える
インプレッサ3-53遠投・Yは、5.3m・345g、錘負荷5〜10号の遠投モデル。
X45でキャスト時のねじれを抑え、遠投用の大型ガイドとパイプシートを組み合わせた仕様で、購入者レビューでは振り抜きや飛距離、竿の張りが評価されています。
大規模な堤防で遠投を繰り返し、沖のポイントを狙うための1本です。
手持ちの磯竿やサビキ竿でも始められる
手元に3号前後・4〜4.5mの磯竿やサビキ竿があれば、すぐに専用竿を買わなくてもタチウオのウキ釣りを試せます。
確認するのは、使う仕掛けが錘負荷の範囲内に収まること、ウキ止め糸がガイドを通ること、穂先やガイドに傷がないことの3点です。竿の名前にタチウオと書かれていなくても、この条件を満たせば釣りを始められます。
実際に使ってみて、仕掛けが投げにくい、ウキ止めが毎回引っ掛かる、高い足場で魚を寄せにくいと感じた時に、短い遠投竿や長い専用竿へ替えます。困っている条件が分かってから選ぶと、手持ちの竿と役割が重なりません。
竿を決めたら電気ウキとリールも合わせる
竿の長さと錘負荷が決まれば、電気ウキとリールに必要な条件も見えてきます。3号の電気ウキを基準にする場合でも、竿の号数ではなく、完成した仕掛けの重さが錘負荷の範囲内に収まることが基準です。
電気ウキの号数、自立式と非自立式、発光色の違いは、太刀魚用電気ウキの記事も参考にしてください。
道糸を巻く量やリール番手まで決める場合は、太刀魚ウキ釣り用リールの記事も参考にしてください。
仕掛けを組む順番、餌、タナの探し方、アタリから合わせまでの流れは、太刀魚ウキ釣りの始め方も参考にしてください。
最初の1本は3号・4.5m前後を基準にし、狭い場所なら短く、高い足場や長い仕掛けなら4.8〜5.3mへ分けます。長さ、錘負荷、ウキ止めの通り方が釣り場に合えば、専用竿でなくても始められます。







