ティップランエギングでは、エギを確実に操作し、アオリイカとの駆け引きを楽しむためにタックル全体のバランスが極めて重要です。
その中でも、PEラインとエギを繋ぐ「ショックリーダー」は、釣果に直結する重要なポイントです。
適切なショックリーダーを選ばないと、根ズレやラインブレイクといったトラブルを招き、貴重なチャンスを逃すことになりかねません。
この記事では、ティップランエギングにおいて効果的なショックリーダーを選ぶためのポイントを掘り下げて解説します。
号数の選び方や適切な長さ、さらにエステルラインとフロロカーボンの違いなど、釣りの状況に応じた最適な選択を検討する際に押さえておきたい情報を詳しく紹介しますので是非参考にしてください。
ティップランにおけるショックリーダーの重要性
ティップランエギングでは、ショックリーダーはPEラインの弱点を補うために欠かせません。
PEラインは引っ張り強度は高いものの、耐摩耗性が低く、岩や障害物に擦れると簡単に切れるリスクがあります。
ショックリーダーはフロロカーボンなどの耐摩耗性に優れた素材を使用し、ラインを守る役割を果たします。
また、魚とのファイト時の衝撃を吸収し、バラシを防ぐ効果もあり、釣果に大きく影響する重要な要素です。
号数は2号～2.5号がバランスが良い
ティップランエギングで使用するPEラインが0.4号〜0.8号の場合、ショックリーダーの号数選びは、PEラインの号数に対して1.5倍から2倍の太さを目安にするのが一般的です。
例えば、0.4号のPEラインには1.5号〜2号、0.8号のPEラインには2.5号〜3号のショックリーダーが適しています。これにより、根ズレやラインブレイクのリスクを減らし、アオリイカとのファイトでも十分な強度を保てます。
ただし、一般的な状況であれば、2号〜2.5号のショックリーダーを選んでおけば、バランス良く対応できるでしょう。
特に、根掛かりのリスクが少ない場所や浅場ではこの太さが最適です。
ティップランでのPEライン選びも、釣果に大きな影響を与える重要なポイントです。
適切な号数や綴り数、カラーを選ぶことで、より感度の高い釣りが実現します。PEラインの選び方については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
リーダーの長さは1.5m～3mがベスト
ティップランエギングにおけるショックリーダーの長さは、釣果を左右する重要な要素です。
基本的には1〜2ヒロ（約1.5〜3メートル）を基準に選ぶのがベスト。
これにより、PEラインの保護とエギの操作性のバランスが取れ、安心して釣りを楽しむことができます。
特に根ズレや障害物が多いエリアでは、少し長めに設定することで、ラインの切断リスクを抑え、トラブルを回避できます。
一方、感度を重視したい場合や、風が強い日にはショートリーダー（1メートル以下）を選ぶのも有効です。ショートリーダーはエギの動きをダイレクトに伝え、アオリイカの微細なアタリも逃しません。
さらに、キャストやラインの放出がスムーズになり、操作性が格段に向上します。
ただし、根掛かりが多い場所では、リーダーが短すぎるとラインが切れるリスクが高まるので注意が必要です。シチュエーションに合わせて、最適な長さを選びましょう。
耐久性ならフロロカーボン、感度重視ならエステルラインがおすすめ
ティップランエギングにおけるショックリーダーの素材選びは、釣り場の状況や好みによって変わります。
素材の選択はフロロカーボンとエステルラインが候補となります。
それぞれに特徴があるので、どちらを選ぶかは釣りのスタイル次第です。
耐久性のフロロカーボン
フロロカーボンは、耐摩耗性が非常に高く、岩場や障害物の多い場所での釣りに最適です。
また、フロロカーボンは水中で目立ちにくい性質があり、アオリイカに違和感を与えにくいのもメリットです。
さらに、適度な張りがあるため、エギの操作性が向上し、しっかりとしたアクションを出せます。特に根ズレが多いエリアや、長時間のファイトを見据える場合はフロロカーボンを選ぶのが無難でしょう。
感度のエステルライン
一方で、エステルラインもティップランエギングには有力な選択肢です。
エステルはフロロよりもさらに低伸縮性で、感度が非常に高いのが特徴です。
これにより、アオリイカの繊細なアタリを逃さずキャッチできるため、感度を最優先にしたいシチュエーションではエステルが適しています。
また、エステルはフロロに比べて軽いため、エギのフォールスピードが抑えられ、より自然な動きで誘うことができます。
結論として、障害物が多い場所や耐久性が求められる場面ではフロロカーボン、アタリの感知力や操作性を重視したい場合はエステルラインが最適です。
シチュエーションややりたい釣りのスタイルに合わせてどちらの素材を選ぶかしっかり判断しましょう。
ティップランエギングに最適なショックリーダー6選！
1.デュエル 魚に見えないピンクフロロ ショックリーダー
デュエル「魚に見えないピンクフロロ ショックリーダー」は、ティップランエギングでの釣果を飛躍的に高めるために設計された、画期的なリーダーです。
特にスレたアオリイカや、クリアな海域での釣行時に、魚がラインを感知することを防ぎます。
この独自の「カラーフィルター効果」により、あなたの仕掛けがより自然に見え、イカがラインに違和感を感じることなくアタックしてくるシーンを体験できるでしょう。
さらに、このリーダーのピンクカラーは、人間にははっきり見えるため操作性も抜群。
高感度フロロカーボン素材のおかげで、繊細なアタリも逃さず、しっかりと手元に伝わります。
耐摩耗性にも優れており、根ズレなどが起こりやすい状況でも安心して使用可能です。
その透明感と感度の高さで、アオリイカを確実にキャッチし、成功の一匹を引き寄せることができるはずです。
ポチップ2.サンライン ソルティメイト エギリーダーブラックストリーム
サンライン「ソルティメイト エギリーダーブラックストリーム」は、エギングで一歩先を行く釣果を求めるあなたに最適なリーダーです。
結束強度が40％、引張強度が25％アップし、アオリイカとのファイト中も安心して攻め続けられるこのリーダーは、信頼できる強さを提供します。
さらに、黒色のステルスカラーは、水中でイカにラインを見破らせることなく、警戒心を与えません。
これにより、今まで手ごわかったイカにも自然なアプローチが可能です。根ズレにも強く、どんな環境でもタフに使用できるため、タフなフィールドでも安心。
あなたのエギング体験を格段に引き上げ、次の釣行で確かな違いを感じさせてくれるでしょう。
ポチップ3.バリバス アバニ エギング プレミアム ショックリーダー
バリバス「アバニ エギング プレミアム ショックリーダー」は、エギングを本気で楽しむアングラーにとって理想のリーダーです。
独自のVSP製法で結束強度が大幅に向上し、アオリイカとの激しいファイトでも安心感が抜群。
特に繊細なアタリを感じ取ることができる低伸度・高感度設計は、まるで手元に魚の動きが伝わるかのようなリアルな体験を提供します。
さらに、耐摩耗性に優れているため、岩場や根ズレの多い環境でもトラブルを最小限に抑え、長時間にわたる釣行でも安心して使えます。
このリーダーを使えば、次の一匹を逃さない。
操作性もスムーズで、エギを思い通りに動かせるため、釣果を確実に伸ばすことができるでしょう。
エギングをさらに楽しむために、あなたのタックルボックスにぜひおすすめしたいショックリーダーです。
ポチップ4.ゴーセン ワイルドジャーク エギリーダー
ゴーセン「ワイルドジャーク エギリーダー」は、エギングでさらなる釣果を求めるあなたに最適です。
初期伸度を極限まで抑えた高感度設計により、繊細なアオリイカのアタリをまるで手元に直接伝えるかのように感じられます。
PEラインと組み合わせることで、これまで見逃していた微細なアタリも確実にキャッチ。釣り場でのあなたの自信が一段と高まるはずです。
さらに、チタンポリマーとシリコーンポリマーによるダブルコーティングが、摩耗や吸水による劣化を防ぎ、長時間の釣行でも安心して使用できる耐久性を実現。
激しいシャクリにも耐える強さで、根ズレやトラブルを心配せずに、思い切りエギングを楽しめます。
感度、耐久性、操作性の全てを兼ね備えたこのリーダーが、あなたの釣行をさらに満足のいくものにしてくれるでしょう。
ポチップ5.バリバス アバニ イカメタル ショックリーダー エステル
バリバス「アバニ イカメタル ショックリーダー エステル」は、ティップランエギングでその真価を発揮するリーダーです。
エステル素材の圧倒的な感度が、アオリイカの微細なアタリを瞬時にキャッチ。
繊細な操作が求められるティップランにおいて、このリーダーなら小さなチャンスを確実にものにできるでしょう。
クリア系のナチュラルカラーで、透明度の高い海でも自然なアプローチが可能。
イカに気づかれずに誘い込む力を持ち、まさに「今まで逃していた獲物」を確実に仕留めることができます。
さらに、結節強度90％という信頼性の高さは、ファイト中も安心感を提供。
激しい引きにも耐えられるこのリーダーなら、どんなサイズのアオリイカも自信を持ってやり取りできます。
ティップランエギングにおいて釣果を伸ばすなら、このリーダーが最適です。
使用することで、これまで以上に釣りの楽しさと満足感を得られるはずです。
ポチップ6.サンライン イカメタルリーダー SV-1 エステル
サンライン イカメタルリーダー SV-1 エステルは、感度と操作性を極限まで追求したエステル素材のリーダーです。
イカの微細なアタリさえも確実にキャッチできるこのリーダーは、まるで手元に伝わる振動でイカの存在を感じ取れるような驚きの使用感を提供します。
伸びが少ないため、エギの動きをダイレクトに伝え、思い通りの操作が可能です。
さらに、シリコーン混合のエステル原糸が絡みやすさを防ぎ、ラインのトラブルを大幅に減らしてくれるため、釣りに集中できるのも大きな魅力。
サンライン独自の「マジカルピンクカラー」は、イカに警戒心を与えず自然に誘うことができ、まさに釣果を左右する重要な一手となります。
感度、操作性、耐久性の全てを兼ね備えたSV-1は、ストレスフリーな釣りを楽しみたいアングラーに最適です。
特に、繊細なイカメタルやティップランエギングに挑戦するなら、このリーダーが釣りのパフォーマンスを一段と引き上げてくれるでしょう。
ポチップティップランショックリーダーの選び方のまとめ
ティップランエギングでのショックリーダー選びは、釣果を出すためにとても大切です。
号数は、使用するPEラインの1.5倍から2倍の太さを基準にし、2号〜2.5号を選ぶことで、多くのシチュエーションで安定した結果が得られるでしょう。
長さは、1〜2ヒロ（約1.5〜3メートル）を目安にし、根ズレの多い場所では少し長め、感度を優先する場合はショートリーダー（1メートル以下）を使うのがおすすめです。
さらに、素材選びも重要です。フロロカーボンは岩場や障害物の多い場所で強みを発揮し、エステルラインは感度重視の釣りで活躍します。
それぞれの特徴を理解し、釣り場や自分の釣り方に合わせて最適なリーダーを選ぶことが、安定した釣果につながるでしょう。
是非、次回の釣行の参考にしてください！
