釣りをやっている人で電動ドリルなどの電動工具を持っているよ!っていう人結構多いのではないでしょうか。
私はDIYもやるのでマキタ製の工具やHIHOKI製の工具もいろいろ持っています。
電動工具のバッテリーって14Vで容量も結構あり、しかもコンパクト。
14Vっと言えば、電動リールや魚探に使えるじゃないか!ということで今回はマキタ製のバッテリーで電動リールを動かしてみようと思います。
用意するもの
まずマキタ製のバッテリーから電源を取るためにUSBアダプターというものを用意します。
これは2000円くらいで純正や互換性と色々種類があります。
純正は高いので今回は互換性を使用していきます。
中にある黄色いプラスチック製のバッテリーと接続するこの部分が必要なのです。
とりあえず分解します。
ネジ2本で分解できるのでそんなに難しくないです。
あとはざっくり言うと赤色の線と黒色の線に電動リールのケーブルを接続すれば電動リールは動きます。
ほんとただこれだけのことなんですけど、ハンダ付けや手持ちの電動リールケーブルのワニ口クリップを取ったりとやることは多いです。
ただ、個人的に電動リールのケーブルはそのままにしておきたいしワニ口クリップも取りたくない、切断もしたくないです。
だって乗合船に乗った時は乗合船のバッテリー使いたいもん。
ということでUSBアダプターを改造(穴開けるだけ)してケーブルも切らずに電動リールを使えるようにしていきます。
完成品をイメージする
まず、USBアダプターのケースの中をよく見ます。
基盤を収納するスペースがあったりしますのでどうすれば電源を取り出せるのかをよく考えます。
イメージとしてはUSBアダプターの横からボルトを出して、そこにワニ口クリップを取り付けて動かそうという作戦です。
ボルトの位置はケース内を見る限りでもおそらくここしかスペースがないのではないかと思います。
大体のイメージがつかめれば失敗を恐れずガンガン進めていきましょう。
材料はホームセンターで手に入るものを選びます。
今回はケースの形状からM5の25mmのステンレス製ボルトを選択。
穴をあけるときは5mmのドリルを使用して開けました。
完成形はこんな感じです。
とりあえずうまく穴をあけることができました。
勢いあまってテーブルに穴開けちゃいました…。
配線を考える
次にボルトに配線をしなければなりません。
このあたりはあまり詳しくないのですがボルトに直で圧着端子かませば行けると思います。
これもホームセンターで買いました。
あとははんだ付けから回線をすれば完成です。
はんだ付けは得意ではないですがやってみてそんなに難しくはないと思います。
線をつけるだけなのでサクッとつけてしまってください。
ちょっと作戦を変更しました。
太いケーブルを使用したことと圧着端子が邪魔をしてケース内配線が難しい状況になってしまいましたので、一旦ケーブルを外に逃がす配線に変更しました。
見た目的には中にケーブルはケース内に入れたかったのですが私の経験値不足です。
もっとうまい人はケース内配線にヒューズをぶっこむ猛者もいます。
今回は初挑戦なのでこれで妥協します。
電動リール用USBアダプターの完成!
最後に圧着端子をつけて配線を完了。
仮組してテスターで電圧が来ていることを確認しました。
最後に電動リールのテスト!
テスターで電源チェックしているので付くのはわかっていたんですけどねw
無事通電し動作もキチンとされていることが確認できました。
最後に…
今回、この記事を書こうと思ったきっかけは「メルカリ」でした。
メルカリには現在、電動リール用に改造されたUSB電源アダプターがたくさん出回っています。
もちろん、私は出品していません、こんな低クオリティなもの売れませんw
コストの面で言いますと「USB電源アダプター」が約2000円、ボルトが200円なので道具さえあればこのくらい2500円以内で自作できます。
メルカリの相場は4000円~6000円です。
中には電動リールのケーブルが付いたものも販売されているのですが、それはまぁコスト面でみると買ってもアリかなと思っています。
でも、ケーブル部分は恐らく自作されたものの可能性が非常に高いので耐久性は疑わしいです。
ケーブルに関してはメーカー品かそれ同等の商品が安全です!
自作ケーブルは安いケーブル使われると電圧かかりすぎたとき燃えるよ。
高いお金を出さずとも自分で作れば安く作れますので、私としては是非、自作に挑戦してほしいなと思っています。
まぁ、制作については自己責任でお願いしたいのですが、メルカリで売っている人は事故があった場合はどうするんでしょうね…。
是非!フリマアプリ等では買わず自作に挑戦してみてください!!
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