この前久々に釣りに行ったけど、フッキングがあまくて魚をバラしてしまった…。
久々の釣行だったのでハリの刺さりが悪くなっていたのかな?
フックシャープナーとは釣り針(フック)の鋭さを保つために必要な道具です。
釣り針は消耗品で使い続けると針先が劣ってしまい刺さりにくくなってしまいますので、確実にフッキングを決めるためには常日頃釣り針(フック)のメンテンナンスが重要になります。
そこで今回はフックシャープナーの選び方とおすすめの商品を紹介しますので是非チェックしてみて下さい。
針のメンテナスは魚をバラさないようにするために必ず必要です!久々に釣りに行く方はフックをシャープナーで研いでおきましょう!
フックシャープナーとは?
フックシャープナーとは釣り針の先端を研いで鋭くするためのアイテムです。研石面はやすり状に非常に細かいでこぼこの表面になっていてそこに針をあてて削り鋭さを保つことができます。
フックは使用し続けると針先の鋭さを失い劣っていきますので、せっかく魚のバイトがあってもフッキングが決まらず魚を逃してしまうことがあります。
そこで常日頃フックシャープナーを使用しフックの鋭さを保ちメンテナンスをしておくことが大事です。
フックシャープナーの使い方
フックは必要上に削ってしまうと強度が落ちてしまい、針先が折れてしまうことがありますのでフックシャープナーで針を研ぐときはやりすぎないように注意が必要です。
使い方は針先が向く方向に一定の方向で研いでいきます、反対方向で研いでしまうとフック自体の性能を損なってしまうので針の向きに注意しながら研いでいきましょう。
基本的にフックを固定し研ぎ石を動かして研ぐとケガをせずに安全に研ぐことができますので必ず研ぎ石を動かしてフックを研ぐようにしましょう。
フックが十分に研げたかどうか確認する方法はとても簡単で針先を爪の上で滑らせることで確認することができます。
爪の上で針先が滑るようでしたらまだ十分に研げていないので再度研ぎ直しが必要です。
爪の上で針先が引っ掛かり止まれば十分に研げている状態になりますので研ぎすぎないように注意しましょう。
また、シャープナーは粗目と細めのフックシャープナーがあります。
粗目はガンガン削ることができるので針先がサビたりして明らかに劣っているのが確認できるように使用します。
粗目である程度整えてから細目のシャープナーを使用し仕上げをすれば鋭いフックに復活します。
フックシャープナー使用時の注意点
フックシャープナーを使用するときは針先で指をケガしないように十分に注意をして使用する必要があります。
ルアーのフックが付いた状態でシャープナーを使用すると他の針が指に刺さってしまうことがありますのでできる限りフックは外した状態で行いましょう。
またシャープナーを使用すると針自体に施されている防腐のコーティングがはがれてしまうことがあります、そのためやりすぎてしまうとフックがサビやすくなってしまいますのでシャープナーを使用するときは鋭さを保つための応急処置と考えてからシャープナーを使用してください。
また、フックはいつまでも使用できるわけではなく消耗品のためもう使えないなと判断すればすぐに新しいフックに交換した方が気持ちよく釣りができますのでフックシャープナーは一時的にフックの寿命を延命できるアイテムと考えてください。
フックシャープナーの選び方
フックシャープナーの素材をチェック
フックシャープナーで使用されている素材は主にダイヤモンド素材とセラミックの2種類が亜あります。
ダイヤモンド素材は削る力がとても強く粗目から中目・細目と幅広くオールマイティに使用されていてセラミック素材は主に細目の仕上げ用に使用されている素材になります。
フックシャープナーは粗さで選ぶ
粗さはフックシャープナーの削る強さのことを指し#300#500など数字で表したり、大まかに粗目・中目・細目と表したりメーカーにより表記が分かれている場合があります。
数字で表記されている場合は数字が大きいほど細目で小さいほど粗目になります。
粗目は大胆に削ることができバリなどが目立った際に使用し中目・細目は針先をより尖らせるときの仕上げ用として使用します。
フックシャープナーの形状で選ぶ
フックシャープナーな全体的にコンパクトな製品が多く携帯性を重視して作られているものがほとんどです。
基本的に釣りの現場で釣りをしながら針が劣ってきたと感じたときに応急処置的に使えるように考えて作られているものが多くチェーンが付いていたりしピニオンリールに取り付けれるタイプがほとんどです。
また、砥石に溝が付いていて針先を滑らすだけで簡単に研ぐことができるタイプもあり、砥石を保護する目的でケースにスライドして収納することもできるタイプもあります。
そのため、フックシャープナーを選ぶときは、砥石の粗さ、形状、機能面をよく確認し自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
フックシャープナーのおすすめ
スミス(SMITH)
ダブルダイヤモンド シャープナー
ダイヤモンド粒子を貼り付けた長く使用することができるフックシャープナー。
裏表で細目と中目と使い分けることができて好みの粗さを選択することが可能。
また、厚さ1mmと非常にコンパクトで軽量でおすすめのフックシャープナーです。
スミス
C&Dシャープナー
コンパクトで携帯性抜群のフックシャープナーです。
表はダイヤモンドで荒砥、裏はセラミックで仕上げ研ぎの2種類につかえる【刺さり抜群】のエッジングが行えるのが特徴。
チェーン付きのためピニオンリール等に付けておくことができるフックシャープナーです。
プロトラスト
PTフックシャープナー
研石面をスライドして収納することができるコンパクトなフックシャープナーです。
ピニオンリールやケースの中に収納していても砥石面に傷や汚れが付かないため安心して使用できます。
また、砥石はセラミックを使用しており溝に沿って数回通すだけで簡単でしっかり研ぐことができるシャープナーです。
マルシン漁具
フックシャープナー
スライド式のコンパクトタイプのフックシャープナーです
砥石はダイヤモンド素材を使用し針の太さに合わせた3パターンの溝が付いていてとても研ぎやすいフックシャープナーです。
第一精工
MCフックシャープナー
フック・ジグヘッドの針先研ぎにおすすめのフックシャープナー。
研石はスチール+.ダイヤモンド粒子を採用し裏表に#280と#600と中目・細目の2種類で#600の細目には小さなフックでも研ぎやすいように溝が付いています。
全長79mmのショートタイプで3つの穴が開いたディンプルでしっかりと強く握ることができるフックシャープナーです。
プロックス(PROX)
フックシャープナー
ダイヤモンド加工が施されたアイチューナー付きの携帯用シャープナーです。
サイズが2種類あり裏表で粗さが異なります。
45サイズは#800・#1000、80サイズは#500・#800の2種類が販売されておりいずれも細目に溝が付いており針先が研ぎやすいように工夫されたシャープナーです。
ラパラ(Rapala)
フックシャープナー RHKS-1
携帯に便利なストラップ付のシャープナー。
研石部はスライドし収納することができるので傷や汚れからガードすることが可能。
研石は酸化アルミニウム製を使用し溝に数回通すだけで鋭いフックポイントを得ることができるフックシャープナーです。
オーナー(OWNER)
フックシャープナー S 仕上げ用
釣り針や仕掛けなどを扱う有名メーカーのオーナーのフックシャープナー。
本製品は#800の細目の仕上げ用、本体側面にある溝は針先がストレートタイプの針先用とカーブタイプの針先用の2種類に分かれていてます。
ピニオンリールに取り付けやすいようにチェーン付き、現場での応急的に針先の鋭さを仕上げたいときに使いやすいフックシャープナーです。
オーナー(OWNER)
フックシャープナー M 荒研ぎ用
荒砥用は#120番の大胆に削りたいときに使えるシャープナー。
荒れた針先を荒砥で研いだ後に仕上げ用のシャープナーと合わせて使用すると針をより鋭く仕上げることができますのでセットでの購入がおすすめです!
ゴールデンミーン(Golden Mean)
GMフックシャープナー
研石をスライドしケースに収めることができるコンパクトタイプのシャープナー。
ダイヤ砥石素材を使用し溝に針先を数回通すだけで簡単に研ぐことができます。
針を研ぎやすいように溝が付いているので誰でも簡単にフックをメンテナンスすることができるフックシャープナーです。
ティムコ
セラミックフックホーンII
長方形の形状でシンプルなティムコのフックシャープナー。
砥石にはセラミック製を採用し面を有効活用しフックを研ぐことができます。
ラウンドフェイス面の溝に数回通すだけで簡単にシャープにフックを研ぐことができるフックシャープナーです。
フックシャープナーについてのまとめ
フックシャープナーは針(フック)の穂先の鋭さがなくなってしまった時に鋭さを復活させることができる非常に便利なアイテムです。
フックは消耗品のため使用し続けることに限度がありフックは気づかないうちに劣化していきます。
針先が劣ったフックではフッキングをしっかりと決めることができませんので、フックシャープナーを使用し釣行毎にフックのメンテンナンスをすることをお勧めします。
高価なものではありませんので1つ持っておくと何かと便利なアイテムですのでこの機会にぜひ1つ持ってみてはいかがでしょうか?