大型の青物を狙う釣りでは、内寸60cm以上、ブリまで想定するなら80cm前後のクーラーボックスを選んでおくと安心です。
ブリやメジロ、大鯛といった魚は全長と厚みがあり、一般的なクーラーボックスでは収まりにくい場面も少なくありません。
そのため、最初から余裕のあるサイズを選んでおくと、魚のサイズを気にせず釣りに集中できます。
この記事では、青物釣りを想定した大型クーラーボックスについて、どのくらいの内寸があれば困りにくいのか、あわせて選ぶ際のポイントを解説します。
大型クーラーボックスの選び方

内寸60cmクラスで想定できる魚
内寸60cm前後のクーラーボックスがあれば、一般的な船釣りや中型青物狙いであれば困る場面は少なくなります。
具体的には、
メジロ(ワラサ)クラスまでの青物や、ハマチ、サゴシ、真鯛といった魚であれば、1〜2本程度であれば無理なく収まるサイズ感です。
日帰り釣行で「今日は1本いい魚が持ち帰れれば十分」というスタイルであれば、内寸60cmクラスでも扱いやすく、持ち運びや収納面でも現実的です。
内寸80cmクラスが必要になるケース
ブリクラスを狙う釣りや、大型の青物を複数本持ち帰る可能性がある場合は、内寸80cm前後のクーラーボックスを選んでおくと余裕があります。
また、真鯛の中でもサイズの良い個体は、背中から腹までの厚みがあり、見た目以上にスペースを取ります。
この場合、長さが足りていてもフタが閉まらないことがあるため、容量に余裕のあるクーラーボックスが安心です。
「せっかく釣れた魚を無理に曲げたくない」
「サイズを気にせず釣りに集中したい」
という場合は、最初から80cmクラスを選んでおくと後悔しにくくなります。
大型クーラーボックスは機能面も重要
大型クーラーボックスを選ぶ際は、サイズだけでなく使い勝手にも目を向けておくと、釣行後の負担がかなり変わってきます。
特に本体が大きくなるほど、「運ぶ」「洗う」といった場面で差が出やすくなります。
キャスター付きモデルは移動が楽
80cmクラスのクーラーボックスになると、
魚や氷を入れた状態ではかなりの重量になります。
このサイズ感であれば、キャスター付きのモデルを選んでおくと、駐車場から船宿、岸壁までの移動がスムーズです。
手で持ち上げる場面が減るため、釣行後の体力的な負担も抑えやすくなります。
水栓付きは後片付けが楽になる
大型クーラーボックスは内部も広く、魚の血や氷の水が溜まりやすいのが特徴です。
水栓付きのモデルであれば、持ち上げずに中の水を抜くことができ、洗浄の手間を減らすことができます。
釣行後の片付けまで含めて考えると、水栓の有無は意外と差が出るポイントです。
フタの構造も確認しておきたい
大型モデルでは、フタが完全に取り外せるタイプかどうかも確認しておくと安心です。
内部をしっかり洗いやすく、大きな魚を出し入れする際にもストレスが少なくなります。
サイズが大きくなるほど、こうした細かな使い勝手が釣行全体の快適さに繋がるでしょう。
大型クーラーボックスは素材でも選ぶ
クーラーボックスを選ぶとき、保冷力の高さや重量/使い勝手は素材によって変わってきます。
大きく分けると、主に次の3つのタイプがあります。
発泡スチロール(軽さ重視)
発泡スチロール製のクーラーボックスは、軽量で持ち運びがしやすいのが大きな特徴です。
日帰りの釣行や、魚のサイズがそれほど大きくない場合には十分対応できます。
ただし、保冷力は他の素材に劣るため、長時間氷を持たせたい場合や気温の高い季節には工夫が必要になります。
発泡ウレタン(バランス型)
発泡ウレタンは、発泡スチロールより保冷力が高く、価格も比較的手頃な素材です。
多くの大型クーラーボックスはこの素材をベースに作られており、日帰り〜1泊程度の釣行にも対応しやすい点が魅力になります。
氷の持ちも安定しており、釣行時間が長くなる場合でも安心感があります。
真空パネル(高保冷力)
真空パネルを使ったクーラーボックスは、保冷力が圧倒的に高い素材です。
氷が溶けにくく、1泊以上の遠征や、夏場の釣行にも強い特徴があります。
一方で価格は高めになりやすいので、釣行スタイルや予算に応じて選ぶのがポイントです。
ソフトケースタイプも選択肢に
ここまでハードタイプの話が中心になりましたが、ソフトクーラー(ソフトケースタイプ)も最近人気です。
特に、荷物の多い船釣りやボート釣りでは、軽さと携帯性を優先したい場面があります。
ソフトケースタイプのメリットには次のような点があります。
- 軽量で持ち運びが楽
ハードケースに比べて体積に対して軽いため、移動や乗船時に負担になりにくい。 - 使わないときは折りたためる
帰宅後や収納時にかさばらず、車載スペースを圧迫しにくい。 - 飲み物や食料も一緒に入れられ
釣った魚だけでなく、クーラーとしての汎用性が高い。
- ただし、保冷力はハードタイプに劣るので、
- 大型魚を長時間保存する
- 夏場の長時間釣行
といった用途では、ハードタイプと併用するか選ぶ基準をしっかり持つのがおすすめです。
まとめ(素材・タイプの選び方)
素材やタイプの違いで選ぶ基準を整理するとこうなります。
- 軽さ重視 → ソフトケース/発泡スチロール
- バランス重視 → 発泡ウレタン
- 保冷力重視 → 真空パネル
- 携帯性優先 → ソフトケース
用途や釣行スタイルに合わせて、必要な性能を持つ素材とタイプを選ぶことで、快適さと安心感の両方を得られます。
青物も入る大型クーラーボックスのおすすめ13選!
青物釣り用のクーラーボックスは、魚のサイズに合った内寸選びが重要です。
メジロクラスなら内寸60cm以上、ブリまで想定するなら80cm前後あると安心です。
ここからは、青物釣りで使いやすいサイズ感を基準に、おすすめの大型クーラーボックスを紹介します。
シマノ スペーザベイシス350

| 容量 | 35リットル |
| 重量 | 7.1㎏ |
| 内寸 | 592mm×252mm×230mm |
| 外寸 | 794mm×347mm×320mm |
| 素材 | 発砲ポリスチレン+底1面真空パネル |
最大60㎝の魚を折り曲げずに収納することができるサイズ感も丁度良いクーラーボックス。
蓋は両開きで取り外し可能、キャスター付き大型ハンドル付で持ち運びしやすいのもおすすめのポイント。
また、断熱材には発砲ポリスチレン+底1面真空パネルを採用しているので保冷時間も長く保つことができるおすすめの大型クーラーボックスです。
ダイワ ライトトランクα GU 3200

| 容量 | 32リットル |
| 重量 | 5.0㎏ |
| 内寸 | 22㎝×56.5㎝×24.5㎝ |
| 外寸 | 31.5㎝×69㎝×34㎝ |
| 素材 | 発泡ウレタン |
ライトトランクαはその名の通り軽さが特徴のクーラーボックスです。
シマノの同クラスのスペーザベイシス350は7.1㎏に対しGU3200は重量が5.0㎏と非常に軽く持ち運びが楽に行えるのが特徴。
また、蓋の取り外しも可能で水栓も付いてくるためメンテナンスもしやすくクーラーボックスの上に座っても大丈夫な頑丈ボディを採用しているところもおすすめポイントです。
伸和 ホリデーランドクーラー76H

| 容量 | 76リットル |
| 重量 | 約8.03kg |
| 内寸 | 幅81×奥行32.5×高さ26cm |
| 外寸 | 幅91×奥行43×高さ36cm |
| 素材 | スチロール |
1万円で買える大型クーラーボックスと言えば伸和製のホリデーランド。
誰もが一度は目にしたことがあるコストパフォーマンスに優れた大型クーラーボックスです。
単純に横幅が80㎝あるので80㎝の魚を折り曲げず入れることが可能。
キャスター・水栓も付いているので使い勝手は◎
保冷力に少々不安はあるがお値段で考えると十分に納得できる大型クーラーボックスではないでしょうか。
シマノ スペーザライト350
シマノから販売されているスペーザライト350は大型魚対応の大型クーラーボックスで最大60㎝までの魚を折り曲げずにキープすることが可能。
スペーザシリーズはライトが発砲ポリスチレン・ベイシスが発泡ポリスチレン+1面底真空パネル、リミテッドが発泡ポリスチレン+3面一体型真空パネルの素材で作られています。
自分の予算と釣行の日数に合わせて自分に合ったものを購入するのがオススメです。
ダイワ プロバイザートランクHD II 3500

| 容量 | 35リットル |
| 重量 | 7.6㎏ |
| 内寸 | 24×55×25 |
| 外寸 | 32.5×71.5×35 |
| 素材 | 6面真空 |
ダイワのクーラーボックスは断熱材によって値段が変わってきます。
断熱材はクーラーボックスの型番の末に書かれているアルファベットで判別することができますので簡単に紹介させていただきます。
S(スチロール)GU(発泡ウレタン)SU(1面真空+発砲ウレタン)TSS(3面真空パネル+発砲ウレタン)ZSS(6面真空パネル+発砲ウレタン)の4種類販売されています。
基本的な性能としては蓋は取り外し可能で両開きが可能です。
また、水栓も付いているためメンテンナンス性も良くローラーも付いているため持ち運びに便利です。
カヤックフィッシングにも使用されている方が多いモデルで魚も食料もたっぷり詰め込むことが出来るのが◎
シマノ スペーザホエールライト450

| 容量 | 45リットル |
| 重量 | 7.2㎏ |
| 内寸 | 280×700×230mm |
| 外寸 | 365×830×325mm |
| 素材 | 発泡ポリスチレン |
スペーザホエールはライト・ベイシス(底1面真空)・リミテッド(3面真空)の3種類販売されています。
リミテッドはめちゃ高ですが保冷力が最上級となりますが値段をみるとライトorベイシスがベターかなと言う感じ。
当然ながらキャリー・水栓は付いておりホリデーランドと比較するとタイヤが大きいため持ち運びには苦労しなさそうです。
あとはフタが取り外し可能のため、お手入れをしやすいところが◎
別売りのベルトを購入すれば肩掛けもできるので利便性は非常に良さそうです。
ただ、スペーザ350と比較すると高さは変わらないので横に10㎝つまり70㎝の魚を折り曲げず入れる事が可能になったサイズ感のクーラーボックスです。
シマノ スペーザホエールリミテッド600
スペーザ ホエールリミデット600は内寸80cmのクラス最大内寸のシマノのクーラーボックスです。
真空3面パネル+スチロールパネルを採用し重量を抑えながらもシマノ最高峰の保冷力で遠征の釣行にもピッタリ。
大型のキャスターとハンドルが付いているためクーラーボックスが満杯になっても一人で持ち運びできるのもとても良いところですね。
ダイワ トランクマスターHDⅡ 4800

| 容量 | 48リットル |
| 重量 | 9.7㎏ |
| 内寸 | 27×75×23 |
| 外寸 | 39.5×91.5×33 |
| 素材 | 3面真空 |
トランクマスターHD4800は内寸75cmの青物もそのまますっぽり入れることができる大型クーラーボックスです。
断熱材は真空3面パネルを採用し氷を最大122時間キープすることができるのが特徴で遠征の釣りでも魚の鮮度を保つことができます。
上蓋はリフトアップオープンシステムを採用し片手でも簡単で開封することができ取り外しもできるのでメンテナンスしやすいところもとても良いところですね。
ダイワ トランクマスターHDⅡ TSS6000

| 容量 | 60リットル |
| 重量 | 11㎏ |
| 内寸 | 29×85×23.5 |
| 外寸 | 41.5×102.5×33.5 |
| 素材 | 3面真空パネル |
トランクマスターHDⅡTSS6000はダイワの大型クーラーボックスの最大級サイズ。
内寸は85cmと非常に広く大型の青物でも余裕で収納することができます。
また、インナーには抗菌剤と消臭剤を配合した素材を使用しているので常に清潔に保つことができるのも良いところですね。
ワンタッチで蓋の開封が可能なリフトアップオープンシステムを採用しており開閉のしやすさは大型クーラーボックスの中ではトップクラスです!
バレーヒル フィッシュキャリーバッグⅡ

クーラーボックス持参が困難な地磯釣行に必携。いうなれば「最もかさばらない簡易クーラー」がとてもオススメですでかさばる荷物は減らせるし釣った魚も持ち帰りOK。
車に積んでおいて大物が釣れたときに簡易クーラーボックスとしてお値段もお求めやすい価格なのがとても良いところですので大型クーラーボックスを購入せずとも省スペースで保管ができるのでともておすすめの商品です。
バレーヒル フィッシュキャリーバッグ

| 容量 | |
| 内寸 | 350×700×14 |
| 外寸 | 480×900×180 |
| 素材 |
防水性の高いPVCターポリンを使用したリュックタイプのアウターの中に、断熱材入りEVAの防水インナーを収納するダブル防水仕様。魚の太さにもよりますが、インナーには5kgクラスの青物なら3本収納できます。
こちらも地磯など足場が悪く大型のクーラーボックスを持っていくことができない現場では必須のアイテムとなります。
タカ産業 青物用クーラーバッグ

青物・太刀魚・スズキetcのKEEPバッグ。全面ウレタン入りで簡易クーラーとして使えます。軽くて丈夫、道具入れとしても便利!
タカ産業株式会社より発売されているソフトタイプの大型クーラーボックス。 サイズは横幅60㎝・80㎝・100㎝の3種類ありいずれも上面にメジャーが付いているので釣った魚のサイズを計測することも可能。 1万円を切る商品ながら保冷力もあり折りたためるので自宅保管も簡易に行えるためなかなかいいのではないかと思います。
保冷効果を最大限に発揮するためには、適切な保冷剤の選択も重要です。例えば、氷だけでなく、効果的な保冷剤を組み合わせることで、より長時間の保冷が可能になります。詳しい保冷剤の選び方についてはこちらをご覧ください。
まとめ
大型クーラーボックスは、魚の全長だけでなく横幅を含めた内寸を基準に選ぶことが大切です。
一方で、サイズが大きくなるほど自宅での保管スペースや車載性も考慮しておく必要があります。
内寸60cm以上、ブリまで想定するなら80cm前後を目安にしつつ、使用頻度や収納環境に無理のないサイズを選ぶのが現実的です。
価格帯やサイズ展開、扱いやすさを見ても、青物釣り向けの大型クーラーボックスは実用面で十分な選択肢が揃っています。
釣行スタイルに合ったクーラーボックスを選び、魚のサイズを気にせず釣りに集中できる環境を整えておきたいところです。
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