冬の釣りは中に何を着る?汗と冷えに合わせる防寒インナー6シリーズを紹介
2026年10月30日

冬の釣りで防寒着の中に着るインナーは、歩いて汗をかく日なら吸水拡散性のある中厚手、じっとアタリを待つ時間が長い日なら保温層のある厚手を基本にすると、釣り方に合わせて用意できます。着込んで出発したら釣り場に着く前に汗だくになった、反対に待っている間は背中や腰が冷える、という違いには肌着の厚さも関わります。
この記事では、冬の釣りに使う防寒インナー6シリーズを、素材・厚さ・着心地の違いから紹介します。普段の釣りで汗ばむ場面や冷える時間に合わせれば、防寒着の下に着るシャツとタイツを絞れます。
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この記事で分かること
- 歩く釣りと待つ釣りに合う、肌着の素材と厚さ
- 6シリーズの違いと、上下を揃えるときのタイツ
- 腕や膝を動かせるサイズと、素材に合った手入れ
目次
冬の釣りのインナーは、歩く量と待つ時間に合う厚さを選ぶ

防寒インナーは、肌に近いところで汗を受け取り、体のまわりに暖かい空気を保つ服です。厚手ほど着込めばよいわけではなく、釣り場までの移動と、着いてから体を動かす量に合わせることが大切になります。
長く歩く日は汗の乾きやすさ、待つ釣りでは保温層を重視する
砂浜を歩きながら投げる釣りや、荷物を背負って釣り場まで移動する日は、体が温まって汗をかきます。そのまま足を止めると湿った肌着が冷たく感じられるため、汗を吸って広げる中厚手の化繊を基本に、歩く間の暑さは中間着やアウターで調節するのがよい組み合わせです。肌着を厚くしすぎず、立ち止まったら外側の服で保温を足せます。
一方、堤防のウキ釣りや屋外で座って待つ釣りは、移動が終わってから体を動かす機会が少なくなります。こうした日は、起毛した厚手や極厚手で空気の層を増やす選択が合います。気温が同じでも、歩き続ける日と竿先を見つめて待つ日では、必要な厚さが違うのです。
化繊とウール混は、汗の量と洗い方で比べる
汗をかく釣りで使うなら、まずはポリエステルなどを使い、吸水拡散や速乾性を備えた生地から選ぶのが手堅い方法です。ポリプロピレンを混ぜた肌着もあり、水分を抱え込みにくい繊維を使って、汗による濡れに配慮しています。素材に加えて、肌側の起毛や生地の厚さも保温に関わります。
ウールの保温性や吸湿性を重視するなら、ウールを主体にした生地が合います。化繊にウールを加えた生地は、ポリエステルやポリプロピレンの特性も生かした作りです。肌への当たり方には個人差があるため、普段からウールが苦手なら化繊を優先し、ウール混を選ぶなら指定の洗剤や洗い方で手入れできるものを選びます。
普段の肌着でも足りる日は、無理に厚着を増やさない
車から近い釣り場で短時間釣る日など、普段の肌着で汗ばまず、待っている間も寒くないなら、そのまま使えます。ヒートテックなどの吸湿発熱インナーも、釣りだから一律に不向きとはいえません。歩いた後に蒸れるなら吸水拡散性のある肌着へ、動かずにいると冷えるなら厚手へと、困っている場面に合わせると買い替える理由がはっきりします。
肌着で汗を処理し、中間着で保温し、アウターで風や雨を防ぐのが重ね着の基本です。風が服を通り抜けているときは、肌着を厚くするより外側の服を替えるほうが先。風や雨を防ぐ服も用意するなら、防水性や中綿の違いから選ぶ冬の釣り用防寒ウェアの記事へ。
素材と首まわりの好みで選ぶ防寒インナー4シリーズ
冬の日中に釣り場を歩く人には、汗を広げる中厚手、同じ場所で釣る人には、起毛や空気層を備えた厚手が合います。首元も覆いたいか、丸首で中間着の襟と重ねたいかまで決めると、着込んだときの窮屈さを避けられます。
購入費を抑えられる厚地、汗の吸水拡散を重視した化繊、ウール主体の中厚手、釣り向けの厚手という4シリーズから、着る場面に合うシャツを紹介します。下半身も冷える人は、同シリーズのタイツと組み合わせて揃えられます。
| 商品 | 厚さ | 素材 | 首形状 | 対応タイツ | 向く人 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 厚地 | ポリエステル90%・ポリウレタン10% | ハイネック | JW-183 | 購入費を抑え、首元まで覆う密着型の厚地を着たい人 | 詳細を見る | |
| 中厚手 | ポリエステル100% | ラウンドネック | 1107709 | 釣り場を歩いて移動し、釣りと休憩を繰り返す人 | 詳細を見る | |
| 中厚手 | ウール85%・ポリエステル15% | ラウンドネック | 1107659 | 中厚手の肌着を、ウール主体の生地で用意したい人 | 詳細を見る | |
| 厚手 | ポリエステル73%・ポリプロピレン22%・ポリウレタン5% | クルーネック | DU-3726P | 晩秋から冬の釣りに、起毛した丸首の厚手を着たい人 | 詳細を見る |
- 空気層と微細裏起毛で保温
- 首・脇・腕の内側は伸びる薄地
- 腕上げ時の張りを抑える脇の縫製
予算を抑えて冬用の肌着を用意するなら、厚地でハイネックのJW-186を薦めます。体に沿うコンプレッション型で、生地の間の空気層と微細な裏起毛を使って保温。防寒着の下でも首元まで肌着で覆えるので、丸首では襟元が寒く感じる人に適した形です。
胴まわりを厚くしつつ、首・脇・腕の内側には伸縮性のある薄地を配置。脇の縫い目をなくした作りと合わせ、竿を上げるときのつっぱりを抑えています。竿を頭上に構えたり、仕掛けへ手を伸ばしたりする動作にも配慮されています。
締め付けが苦手なら、丸首の通常フィットの肌着を優先するほうが自然です。対応タイツはJW-183ですが、こちらは在庫限り。上下を揃える前提より、まず手頃な冬用シャツを一着加えたい人に薦めます。
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- 厚さ
- 厚地
- 素材
- ポリエステル90%・ポリウレタン10%
- 首形状
- ハイネック
- 対応タイツ
- JW-183
- サイズ
- S・M・L・LL・3L
- 汗を素早く吸水拡散する化繊
- 空気を保持するボックス構造
- 背中側の裾が長いロングテール
釣り場を歩いて移動する日に薦めたいのが、汗の吸水拡散と保温を組み合わせたジオラインM.W.です。ポリエステルの生地で汗を広げながら、表と裏の層をつないだボックス構造で空気を保持。歩行と休憩を繰り返す用途に作られており、投げる場所を替えながら釣る日にも合う構成です。
表面が滑らかなので、中間着の袖を通すときに引っかかりにくい作りです。背中側の裾も長く、前かがみで仕掛けを結ぶ姿勢を考えると、この丈にも選ぶ理由があります。ウール素材にこだわらず、汗への対応を優先するならこちらを選びます。
対応するM.W.タイツは1107709。通常丈に加えてM-S・L-S・XL-Sの短い丈があり、腰に合わせると裾が余る人にも合わせられます。洗濯はネットを使い、柔軟剤を避ける指定です。
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- 厚さ
- 中厚手
- 素材
- ポリエステル100%
- 首形状
- ラウンドネック
- 対応タイツ
- 1107709
- サイズ
- S・M・L・XL
- ウール主体の中厚手
- ポリエステルを混紡した伸縮する生地
- XSから展開するメンズシャツ
冬の肌着にウールの保温性や吸湿性を求めるなら、スーパーメリノウールM.W.が合います。ウールを85%使った中厚手で、ポリエステルを混ぜた生地に伸縮性を持たせています。厚いフリースを肌に重ねるのではなく、ウール主体の肌着から保温したい人向けの一着です。
同じモンベルのジオラインM.W.より購入費は上がるものの、選ぶ理由はウールを主体にした素材にあります。汗の吸水拡散を優先して化繊を使うならジオライン、普段からウールの肌着が好みならこちら、と素材の希望で選び分けられます。
対応タイツは1107659で、M-S・L-S・XL-Sの短い丈も用意されています。シャツはXSから展開。洗濯には中性洗剤を使い、保管時は湿気と虫への対策を行うため、ウールの手入れも含めて長く着たい人に薦めます。
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- 厚さ
- 中厚手
- 素材
- ウール85%・ポリエステル15%
- 首形状
- ラウンドネック
- 対応タイツ
- 1107659
- サイズ
- XS・S・M・L・XL
- 裏起毛を備えた釣り向けの厚手
- ポリプロピレンと伸縮素材を混紡
- WM・WLを含むサイズ展開
日中も寒さを感じる釣行で、丸首の厚手を一着用意するならDU-3526Sです。裏起毛で保温しつつ、ポリエステルにポリプロピレンとポリウレタンを混ぜた生地を採用。中間着の襟と重ねても肌着の首元が高くならないため、首まわりが詰まる着方を避けたい人にも合います。
待つ釣り向けのDU-3125Sが極厚手なのに対し、こちらは晩秋から冬に使う厚手です。極厚手までは要らない日や、着込んだ状態でも竿を操作するための伸縮性を重視するなら、ポリウレタンを混ぜたこちらから選びます。
サイズはWM・WLから2XLまであり、小柄な人もメンズの大きなサイズを無理に絞らずに済みます。対応タイツはDU-3726P。上下を同じ厚手で揃える場合も、胸まわりと腰まわりに合うサイズをそれぞれ選べます。
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- 厚さ
- 厚手
- 素材
- ポリエステル73%・ポリプロピレン22%・ポリウレタン5%
- 首形状
- クルーネック
- 対応タイツ
- DU-3726P
- サイズ
- WM・WL・M・L・XL・2XL
待つ時間の長い釣りに、厚手と極厚手の2シリーズ
座ってウキを見る時間が長い日や、冷え込む朝から同じ釣り座で過ごす日は、体を動かして温まる機会が少なくなります。普段の中厚手では冷えるなら、起毛や厚い生地で保温層を増やす肌着が役立ちます。
待つ釣りに合わせる2シリーズは、化繊の極厚手と、ウールを混ぜた厚手です。どちらも保温を重視しながら、素材と体の動きに沿う作りが異なります。歩く距離より釣り座で過ごす時間が長い人に薦めたい組み合わせです。
| 商品 | 厚さ | 素材 | 首形状 | 対応タイツ | 向く人 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 極厚手 | ポリエステル85%・ポリプロピレン15% | クルーネック | DU-3325P | 体を動かす機会が少なく、釣り座で長く待つ人 | 詳細を見る | |
| 厚手 | ポリエステル60%・ポリプロピレン25%・メリノウール15% | 丸首 | ODP99524 | 厚手でも腕を動かせる作りと、ウール混の生地を選びたい人 | 詳細を見る |
- 活動の少ない釣りに合わせた極厚手
- 裏起毛とポリプロピレン混の生地
- 脱ぎ着の静電気を抑える制電糸
厚手の肌着でも、座って待つ間に背中や腰が冷える人へ薦めたい極厚手です。活動の少ない釣りに向けた厚さと裏起毛を備え、ポリエステルとポリプロピレンを組み合わせています。移動時の軽装より、釣り座に着いてからの保温を優先する日に選ぶ一着です。
同じダイワのDU-3526Sと比べると、Lの後着丈は70.5cmから73cm、身幅は52cmから53cmになります。極厚手のこちらは丈も身幅も大きめなので、胴まわりにゆとりのある中間着と重ねると窮屈さを抑えられます。縫製には制電糸も使われ、脱ぎ着で気になる静電気に配慮した作りです。
対応する極厚手タイツはDU-3325P。上下とも極厚手にするなら、しゃがんだときにも膝が曲がるパンツとの組み合わせが合います。長く歩き回る釣りより、屋外でアタリを待つ時間を暖かく過ごしたい人向けです。
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- 厚さ
- 極厚手
- 素材
- ポリエステル85%・ポリプロピレン15%
- 首形状
- クルーネック
- 対応タイツ
- DU-3325P
- サイズ
- WM・WL・M・L・XL・2XL
- 化繊主体にメリノウールを混紡
- 体に沿う立体裁断とストレッチ
- 同素材のロングタイツを展開
保温用の厚手を着ながら、竿を構えたり荷物へ手を伸ばしたりする動きにも合わせたいなら、メリノPPの立体裁断が選ぶ理由になります。伸縮する生地を体に沿って裁断しており、待機中の保温と、ときどき大きく腕を動かす釣りの両方を考えられる厚手です。
素材はポリエステル60%とポリプロピレン25%に、メリノウール15%を加えた構成。ウール主体のモンベルM.W.とは違い、化繊を中心にウールを取り入れています。ウールの割合を優先するならモンベル、厚手で化繊との組み合わせを選ぶならこちらと、素材と厚さで選び分けられます。
対応タイツはODP99524で、シャツと同じ素材構成です。厚手の上下を使いたいけれど、服を重ねすぎて腕や膝を動かしづらくしたくない人に、立体裁断を備えたシリーズとして薦めます。
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- 厚さ
- 厚手
- 素材
- ポリエステル60%・ポリプロピレン25%・メリノウール15%
- 首形状
- 丸首
- 対応タイツ
- ODP99524
- サイズ
- S・M・L・O
上下の丈を合わせ、腕や膝が突っ張らないサイズを選ぶ

厚い肌着を着ても、腕を伸ばすたびに裾が出たり、膝まわりが張ったりすると釣りの動作に合いません。シャツは肩と胴、タイツは腰と股下を別々に合わせると、上下を無理に同じサイズへ揃えずに済みます。
腕を伸ばしても裾が出にくく、しゃがんでも膝が突っ張らないサイズへ
サイズ表には、着る人の胸囲や身長を示す「対応身体寸法」と、服を平置きして測った「仕上がり寸法」があります。前者は自分の体の寸法、後者は手持ちの着やすい肌着と比べるための数字です。身幅を自分の胸囲と直接比べると、サイズを取り違えてしまいます。
腕を前へ伸ばしても肩が引かれず、しゃがんでも腰や膝が強く張らない大きさを選ぶと、竿を操作したりエサを付けたりする姿勢に対応できます。密着するコンプレッション型も、締め付けが苦しいほど小さくする必要はありません。ゆったりした着心地が好みなら、無理にサイズを上げるより、通常のフィット感の肌着を選ぶほうが袖や裾も合わせられます。
タイツの裾が余る人は、短い股下のサイズから選ぶ
腰に合わせると裾が長くなる人は、短い股下を用意したタイツが便利です。裾を何重にも折り返さずに履ける丈なら、靴下やブーツと重なる足首に生地がたまりません。ウエストを小さくして丈を合わせると腰がきつくなるため、腰まわりと股下を分けて選べるサイズ展開を優先します。
下半身が冷える日はタイツも役立ちますが、上下とも最も厚いものへ揃える必要はありません。普段のパンツの下に収まり、膝を曲げられる厚さと丈なら、座った姿勢でも足を動かせます。
洗濯表示に沿って洗い、内側まで乾かして保管する
冬でも肌着には汗や皮脂が付きます。次の釣行へ気持ちよく持ち出すには、洗濯機の可否や洗剤の種類に合わせて洗い、乾いた状態でしまうことが基本です。ウール混では中性洗剤、化繊の吸汗素材では柔軟剤を避けるなど、指定される手入れが違います。
厚手は表面が乾いていても、起毛した裏側や生地の重なった部分が湿っていることがあります。袖や股の部分にも風が通るように干し、内側まで乾いてから収納すると、湿気を閉じ込めずに保管できます。ウール混を長くしまう時期は、防虫対策も合わせて行います。
肌着の厚さを釣行に合わせ、冬の汗と冷えに備える
冬の釣りに着るインナーは、歩く時間が長ければ汗の吸水拡散を備えた中厚手、動かず待つ時間が長ければ保温層のある厚手が基本です。化繊かウール混かという好みに、首元の覆い方と、腕や膝を動かせるサイズを合わせると、自分の釣りに必要な一着を絞れます。
普段の肌着で足りる日はそのままで、歩くと汗ばむなら乾きやすさを、待つ間に冷えるなら保温性を重視します。汗を処理する肌着に、中間着の保温とアウターの防風を重ねると、肌着を厚くしすぎずに移動中の暑さと釣り座での冷えに対応できます。








