ワカサギの手巻き竿・リール・セットを選ぶ!釣り場と使い方に合わせた6製品を紹介
2026年10月03日

電動を使わずにワカサギ釣りを始めるなら、専用の竿と手巻きリールがよいでしょう。竿・リール・糸のセットを選べば、対応する道具を一つずつ探さずにそろえられます。
釣り穴が近いドーム船と、船べりの外へ仕掛けを下ろす手漕ぎボートでは、必要な竿の長さが違います。リールも、釣れた水深へ戻すためのカウンターを優先するか、巻き取り量や左巻きを優先するかで選ぶものが変わります。
この記事では、ワカサギの手巻き竿・リール・セットの選び方と、用途に合わせた6製品を紹介します。初めて一式をそろえるなら竿・リール・糸入りのセット、手持ちの道具を使うなら、それに合う竿やリールを選ぶとよいでしょう。
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この記事で分かること
- ドーム船の足元用と、手漕ぎボート用の竿の長さ
- 糸付きセット・竿・手巻きリール6製品の選び分け
- セットに足す道具と、糸・オモリ・収納寸法の合わせ方
目次
ワカサギの手巻き道具は、水面までの距離と釣る水深に合わせる

手巻きの一式をそろえる時は、釣り座から仕掛けを下ろす位置まで届く竿と、必要な深さを釣れるリールを選びます。 電池や外部電源を用意せず釣れる一方、魚を掛けた後も餌を付け替える時も、仕掛けは自分で巻き上げます。価格だけで一式を決める前に、座る場所と回収する距離を考えたいところです。
釣り穴や足元には44〜45cm、手漕ぎボートには90cmも選べる
足元の釣り穴へ下ろすドーム船や、竿先を水面の上に出せる桟橋では、全長44〜45cmの短い専用竿が選択肢になります。釣り座の周りで竿を大きく動かさず、穂先を目の前に置いてアタリを追うための長さです。
手漕ぎボートで座った位置から船べりまで距離があるなら、90cmの竿も選べます。短い竿で船べりに糸が触れる場所では、竿先を外へ出せる長さを優先します。 ただし、長い竿は隣の人や天井との距離も必要になるので、ドーム船へボート用の長さをそのまま持ち込む選び方にはしません。
竿の長さが合っていても、釣り場で使うオモリが負荷の範囲を超えるものは選べません。オモリは1号が3.75gなので、3gと3号(11.25g)は別の重さです。ワカサギ竿にはg表示と号表示があるため、同じ数字として選ばず、使うオモリの重さが竿の対応範囲に入るものを選びます。
魚のいる水深へ戻すならカウンター付き、深場の往復は巻き取り量も必要
底だけでなく、水面下の途中の深さにも仕掛けを下ろしたいなら、カウンター付きの手巻きリールを薦めます。魚のいる深さをタナと呼び、釣れた時の数字を覚えておけば、餌を付け直したあとも同じタナへ戻す目安にできます。底まで落として釣る場所が決まっている人は、カウンターなしという選択もあります。
一方、カウンターの有無と回収の速さは別の機能です。深場で何度も仕掛けを往復させるなら、ハンドル1回転の巻き取り量と、手で回収を続ける負担も選ぶ条件になります。 ギア比1:1の糸巻き型もあれば、複数回スプールが回る両軸リールもあるため、どちらも「手巻き」と呼ばれることだけで同じ道具にはしません。
回収の回数が多い釣りを続けたい場合は、電動も選択肢です。ボタン操作で巻き上げる機種と必要な電源については、電動リールの記事を参考にしてください。
初めて一式買うならセット、竿かリールを持っているなら単品
何も持っていない人は、竿・リール・糸がセットになったものから選ぶと、対応するリールを別に探す必要がありません。使うオモリと竿の負荷が合い、付属糸の太さや長さが釣り場に合うことが条件です。「ワカサギセット」という名前でも、仕掛けや餌まで入るとは限りません。
手持ちの小型リールに合わせるならリールシート付きの竿、専用竿があるならリール単体を選ぶとよいでしょう。手巻きではリールを竿のシートへ固定するため、電動リール用の穂先だけを買っても一式にはなりません。 穂先の差し込み径だけでなく、竿にリールを付ける部分があるかまで含めて選びます。
セット・竿・リールから選ぶ、ワカサギ手巻き用の6製品
初めて一式をそろえるなら、4,000〜5,000円台で竿・リール・糸がそろうセットがおすすめです。手持ちのリールを使う人には、足元の釣り穴向けの44cmと、手漕ぎボートで船べりの外へ竿先を出せる90cmの竿があります。
リール単体は、釣れた水深を数字で覚えたい人には3,000円台のカウンター付き、左手で巻きたい人には4,000円台の左右巻き切替モデルがよいでしょう。カウンターがあれば餌を付け替えた後も同じ水深へ仕掛けを戻しやすく、左巻きなら右手で竿を持ったまま魚を巻き上げられます。
| 商品名 | 詳細 | 画像 | 価格帯 | タイプ | 長さ・負荷/ギア比・自重 | 注目点 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PROX クリアロック扁平穂先 S+カウンター CRHS45SC | 5,000円台 | 竿・リール・糸セット | 45cm/新SはMax10g | 1号50m・カウンター付き | カウンター付きの竿・リール・糸を一緒にそろえる人 | ||
| PROX クリアロック丸穂先 SS+スピニング CRMS45SS | 4,000円台 | 竿・リール・糸セット | 45cm/0.5〜3g | 1号80m・スピニング | 軽いオモリで底を狙い、スピニングを使いたい人 | ||
| ダイワ クリスティア ワカサギ21 | 7,000円台 | 竿単体 | 44cm/1〜2.5号 | 穂先交換・尻手環 | 手巻きでも穂先を交換しながら釣りたい人 | ||
| ジャッカル エッグアーム ワカサギー90 | 5,000円台 | 竿単体 | 90cm/15gまで | ボート用・1本継ぎ | 船べりを越えて仕掛けを下ろす手漕ぎボートの人 | ||
| ダイワ クリスティア ワカサギタナハンター | 3,000円台 | リール単体 | 1:1/60g | 10cm単位カウンター | 釣れた水深を数字で覚えたい、竿を別買いする人 | ||
| ダイワ コロネットII | 4,000円台 | リール単体 | 4.1:1/110g | 左右巻き切替・カウンターなし | 左巻きと巻き取り量を優先し、水深表示は要らない人 |
PROX クリアロック扁平穂先 S+カウンター CRHS45SC
- 釣れた水深へカウンターを目安に戻す
- 竿・リール・ナイロン糸を一緒に購入
- 標準の21cm穂先をグリップへ収納
竿とリールを初めてそろえるなら、糸まで付いたカウンターセットがよいでしょう。45cmの短い竿で足元の釣り穴を狙い、アタリが出た水深をカウンターの数字で覚えておけば、餌を付け替えた後も同じタナへ仕掛けを戻しやすくなります。
5gのオモリを使う釣り場なら、10gまで対応する新仕様のSがおすすめです。2025年10月製造分から負荷が変わっており、それ以前のSは0.5〜2.5g対応。標準の21cm穂先はグリップ内に収まるので、移動中は25.5cmまで短くして、コンパクトに持ち運べます。
詳しいスペックを見る
- 内容
- 竿・カウンターリール・ナイロン糸
- 全長/仕舞
- 45cm/25.5cm
- 継数
- 2本
- 錘負荷
- Max10g(2025年10月製造分以降のS)
- 旧製造分の錘負荷
- 0.5〜2.5g(2025年9月までのS)
- 自重
- 114g(竿・リール)
- 付属糸
- 日本製ナイロン1号50m
- ギア比
- 1:1
- 標準穂先
- 21cmの扁平グラス
- 交換穂先
- 元径5mm・本体収納は21cmまで
PROX クリアロック丸穂先 SS+スピニング CRMS45SS
- 0.5〜3gのオモリに合わせる
- スピニングとナイロン1号80mが付属
- 丸穂先をグリップへ収納
普段からスピニングリールを使っている人には、慣れた操作でワカサギ釣りを始められる丸穂先SSのセットがおすすめです。ナイロン1号が80m巻かれているので、リールに合わせて糸を選び、自分で巻く準備も省けます。
0.5〜3gの軽いオモリで底を取れる釣り場に合う一式です。全長45cmの竿で足元を狙い、穂先を目の前に置いてアタリを追えます。カウンターは付いていないので、底に着いた位置を基準に誘う釣りに合わせたいセットです。
詳しいスペックを見る
- 内容
- 竿・スピニングリール・ナイロン糸
- 全長/仕舞
- 45cm/25.5cm
- 継数
- 2本
- 錘負荷
- 0.5〜3g(SS)
- 自重
- 184g(竿・リール)
- 付属糸
- 日本製ナイロン1号80m
- ギア比
- 4.3:1
- 標準穂先
- 21cmの丸グラス
- 交換穂先
- 元径5mm・本体収納は21cmまで
- カウンター
- なし
ダイワ クリスティア ワカサギ21
- 別売クリスティア穂先へ交換
- 21cmまでの穂先を竿本体へ収納
- 尻手環へ落下防止のロープを接続
ワカサギ21は、手巻きのまま穂先を交換して釣りたい人におすすめです。使うオモリに合うクリスティア穂先へ替えられるので、竿をまるごと買い替えずに、穂先の負荷を釣り場へ合わせられます。標準の穂先を付けた全長は44cmで、足元のアタリを目の前で追う釣りに合う1本です。
リールもこれからそろえるなら、タナハンターと合わせるとよいでしょう。カウンターで水深を覚えておけば、手巻きでも釣れたタナへ仕掛けを戻しやすくなります。21cmまでの穂先は竿本体にしまえるため、付属の穂先で釣った帰りは26cmに短くして保護しながら運べます。
詳しいスペックを見る
- 販売内容
- 竿単体(リール別売)
- 全長/仕舞
- 44cm/26cm
- 継数
- 2本
- 自重
- 65g
- 錘負荷
- 1〜2.5号
- 標準穂先
- 21cmの扁平穂先
- 交換穂先
- 別売クリスティア穂先各種
- 本体内の収納
- 21cmまでの穂先
- 落下防止
- 尻手環付き
- 適合ライン
- PE最大0.8号
ジャッカル エッグアーム ワカサギー90
- 90cmで船べりの外へ竿先を出す
- 15gまでのオモリに対応
- 小型スピニングと両軸を装着
手漕ぎボートで、短い竿だと船べりに糸が触れてしまうなら、90cmのワカサギーがよいでしょう。座ったまま竿先を船べりの外へ出しやすく、仕掛けを下ろす時も魚を巻き上げる時も、船べりから糸を離して釣りやすくなります。オモリは15gまで使えるので、仕掛けが流されて底を取りづらい時も、重さを上げて落とし直せます。
手持ちの小型スピニングや両軸リールと組み合わせて、ボート用の一式をそろえたい人にもおすすめです。1本継ぎで畳めないため、移動中も90cmのまま保護できる袋やケースがあると、穂先を守って運びやすくなるでしょう。
詳しいスペックを見る
- 販売内容
- 竿単体(リール別売)
- 全長
- 90cm
- 継数
- 1本(分割不可)
- 自重
- 72g
- 錘負荷
- 15gまで
- 穂先
- 扁平グラスソリッド
- 対応リール
- 小型スピニング・ベイト・両軸
- ライン目安
- ナイロン1号前後・フロロ3lb
- 想定釣り場
- 手漕ぎボート
ダイワ クリスティア ワカサギタナハンター
- 10cm単位のカウンターでタナを記録
- 棚ストッパーで狙う深さを保持
- 60gの手巻きリールを専用竿へ装着
釣れる水深が底より上にある時は、タナハンターのカウンターが役立ちます。アタリが出た深さを10cm単位の数字で覚えておけば、餌を付け替えた後もそこへ仕掛けを戻しやすく、底から何回巻いたかを毎回数える手間を減らせます。棚ストッパーもあるので、魚のいるタナを繰り返し狙いたい人におすすめです。
自重60gと軽く、竿を手に持って誘う一式にもよいでしょう。ギア比は1:1なので、深場で回収を繰り返す速さより、軽い竿でアタリを追いながら釣れたタナへ戻す釣りを優先したい人に合うリールです。
詳しいスペックを見る
- 販売内容
- 手巻きリール単体
- 自重
- 60g
- ギア比
- 1.0:1
- カウンター
- 10cm単位
- ナイロン巻糸量
- 1号100m・1.5号65m
- 棚の保持
- 棚ストッパー
- 操作
- FREE/STOPレバー
- スプール
- 取り外し可能
- 巻き上げ
- 手動
ダイワ コロネットII
- ハンドルを左巻きへ変更
- 1回転41cmの巻き取り量
- 細い糸がフレームへ入り込むのを抑制
竿を右手に持ったまま、左手で魚を巻き上げたい人にはコロネットIIがよいでしょう。ハンドルを左右どちらにも替えられるので、魚が掛かるたびに竿を持ち替えず、自分が巻きやすい手で回収できます。ハンドル1回転で41cm巻き取れるため、餌を付け直す時の巻き上げも、少ない回転数で済ませやすくなります。
細い糸がスプールとフレームの隙間に入り込みにくい作りも、ワカサギ釣りで使う利点です。糸が噛んで回収の手を止めるトラブルを抑えられるため、細い糸で釣る時にも助かります。水深表示より、巻く側の手と回収のしやすさを優先したい人におすすめです。
詳しいスペックを見る
- 販売内容
- 手巻きリール単体
- 自重
- 110g
- ギア比
- 4.1:1
- 巻き取り長さ
- 41cm/ハンドル1回転
- ナイロン巻糸量
- 1.5号100m・2号75m・3号50m
- ハンドル
- 左右切替(出荷時は右巻き)
- スプール径
- 32mm
- 実用耐力
- 3kg
- カウンター
- なし
- 機構
- 糸噛み防止・スプールフリー調整
手巻きセットに足す仕掛け・オモリ・餌と、組み立て時の合わせ方

竿とリールを買った後は、釣り場で使う仕掛け・オモリ・餌を足して一式にします。竿へリールを付けられても、付属糸の長さが足りなかったり、オモリが穂先の負荷を超えていたりすれば、その場所で使う組み合わせになりません。
糸付きセットでも、仕掛け・オモリ・餌は別に用意する
今回の糸付きセットに含まれるのは竿・リール・ナイロン糸です。仕掛け・オモリ・餌は別に用意し、針外しやハサミ、魚を入れる容器も手元にそろえます。 オモリ付きの仕掛けを買う時も、付属オモリの重さが竿の負荷に入るものを選びましょう。
竿に合う範囲で何gを使うか迷う時は、水深や底の取りやすさに合わせた重さを紹介したオモリの記事を参考にしてください。
糸は釣る水深より長く必要になり、先端を切り詰めた後にも釣り場へ届く量が要ります。例えば水深が付属糸50mに近い場所へ、50m巻きのセットをそのまま持っていく買い方は避けます。セットに糸が付くことを優先せず、その場所で使う太さと長さを満たす組み合わせにします。
針の大きさや仕掛けの全長を選ぶ時は、ワカサギ仕掛けの記事を参考にしてください。
リールは竿のシートへ固定し、カウンターは水面でゼロにする
リールを別に買う場合は、リールの足が竿のシートに入り、締め込んだ時に固定される組み合わせを選びます。小型リールという呼び方だけで全ての竿に対応すると考えず、メーカーが適合する組み合わせとして示す例や、シートとリール足の寸法を根拠にします。
カウンター付きなら、仕掛けを下ろす前の水面を基準にゼロへ戻すことが、釣れた水深を覚えるための準備になります。糸巻き量や糸の種類で表示と実際の水深に差が出るため、数字は同じタナへ戻す目安として使います。棚ストッパーや棚停止フックは、手巻きリールを電動で自動回収する機能ではありません。
穂先を収納できる竿でも、替え穂先とリールは別に保護する
グリップへ穂先を収める竿は、標準の短い穂先を保護しながら運べます。ただし、交換できる穂先の長さと、本体へ収納できる長さは同じではありません。21cmまで収納できる竿に長い穂先を付けた場合、長い方は外して保護する運び方が必要です。
外して運ぶ替え穂先には、長さと本数に合う専用ケースがよいでしょう。穂先だけを収めるケースの選び方は、次の記事を参考にしてください。
リールを付けたまま運ぶ時は、穂先だけでなくハンドルやスプールに他の荷物が当たらない場所へ収めます。90cmの1本継ぎの竿は短く畳めないため、車やバッグの中にその長さを確保してから選びたい道具です。釣る時だけでなく、釣り場まで持っていける収納寸法も一式の条件になります。
釣り場に届く竿と、欲しい操作のリールで手巻き一式をそろえる
自分の手巻き道具をそろえるなら、釣り座から水面へ届く長さと、使うオモリに合う負荷の竿を選びます。初めて買う人は竿・リール・糸入りセット、手持ちを使う人は単品を足す方法で、必要な道具をそろえられます。
釣れた水深へ繰り返し下ろすならカウンター付き、左巻きや回収時の巻き取り量を優先するなら、その機能を備えたリールを選びます。深場で回収を続ける負担を減らしたい時は、手巻きにこだわらず電動も検討する条件です。
仕掛け・オモリ・餌と持ち運ぶ大きさまでそろって、釣り場へ持ち込む一式になります。足元の釣り穴でも船べりの外でも、必要な位置へ仕掛けを下ろせる竿と、自分が続けたい操作のリールを組み合わせましょう。







