ワカサギのエサは何を使う?サシ・赤虫の付け方と交換のコツを解説
2026年10月03日

ワカサギ釣りで釣果を出すには、魚がくわえやすい大きさでエサを付け、新鮮な状態を保つことが大切です。
基本のエサは白サシ・紅サシ。端へ浅く針を掛け、針先を外へ出して使います。
小さい魚が多い時や食いが弱い時に役立つのが、サシの半切り。魚がくわえる部分を小さくでき、切り口から出る体液のにおいでも誘えます。
サシへの反応が弱ければ赤虫へ、虫に触れるのが苦手ならワカサギ用の人工エサへと、エサを替える理由はそれぞれ違います。
この記事で分かること
- サシ・赤虫・人工エサ・ぶどう虫の使い分け
- ちょん掛けと半切りの手順、エサを交換するタイミング
- サシと赤虫の保管方法、釣り場での小出しの仕方
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ワカサギのエサはサシを基本にし、食いが弱い時は赤虫へ替える

用意するエサは白サシ・紅サシを基本に、食い渋りに備えた赤虫です。
ただ、サシにほとんど反応がない時と、穂先は動くのに掛からない時では、次に変えるものが違います。
後者で疑うのは、サシが大きすぎたり、身が抜けていたりすること。種類を替えるより、半分に切るか、新しいサシへ付け替えるほうが先です。
白サシ・紅サシを用意し、色だけで釣れ方を決めない
サシはハエの幼虫を使ったエサです。乳白色のものが白サシ、赤く着色したものが紅サシにあたります。
白と紅のどちらを使うかは、その日の魚の反応次第。
一方の色でアタリが続くならそのまま使い、反応が弱くなったらもう一方へ替える。
釣り場や日によって反応が変わるので、色だけで優劣を決める必要はありません。
アタリがあっても掛からない時は、サシを小さくする
穂先は動くのに、合わせても魚が掛からない。そんな時は、サシが大きすぎて、魚が先だけをくわえている可能性があります。
丸ごとのサシを半分に切ると、小型のワカサギでも、針のある部分までくわえられる大きさにできます。
それでも掛からないなら、次は針の大きさ。エサを小さくしても、針が魚の口に対して大きすぎれば、針掛かりを妨げます。
釣れている魚の大きさに合わせた針の号数や、仕掛けの長さは、ワカサギ仕掛けの記事を参考にしてください。
サシは端をちょん掛けし、小さい魚には半分に切って付ける

サシの付け方の基本は、端の皮を浅くすくう「ちょん掛け」。
針先を外へ出して付け、小さい魚が多い時や食いが弱い時には、針を掛けた後にサシを半分に切ります。
半切りにすれば、魚がくわえる部分を小さくできるうえ、切り口から出る体液のにおいでも誘えるのが利点です。
端へ浅く針を通し、針先を外へ出す
ちょん掛けでは、サシの端を軽くつまみ、皮をすくうように針を通します。
掛けるのは端の薄い皮だけ。胴の奥まで通さず、針先が外へ出た状態にするのが要点です。
針先までサシに埋めると、魚がくわえても口へ掛かりにくくなります。埋もれてしまった場合は、浅い位置へ刺し直してください。
両端に別の針を掛けてから切り、2本分のエサを付ける
半分に切った小さなサシを、1つずつつまんで針に付けるのは細かな作業です。
そこで、切る前に両端へ別々の針を掛けておき、中央を切って2本分のエサにします。
- サシの片方の端へ、針先を出して1本目の針を掛ける。
- 反対側の端へ、同じように2本目の針を掛ける。
- 2本の針の間にあるサシの中央を、ハサミで切る。
切り終わると、2本の針に半分ずつサシが付いた状態になります。針を掛ける場所は切り口ではなく、元からある両端の皮、という点はちょん掛けと同じです。
魚が続けて掛かる時は丸ごと使い、皮だけになったら替える
半切りは小さな魚に食わせるうえで役立つものの、切り口から体液が出る分、身が抜けるのも早くなります。
丸ごとのサシで魚が続けて掛かるなら、切らずに使ってエサ持ちを優先する。
切るかどうかは、魚がエサをくわえ、針に掛かっているかで決めればよいのです。
交換の目安は、ふくらみがなくなり、薄い皮だけになった時。丸ごとでも半切りでも、こうなれば新しいサシへ付け替えます。
まだ身が残っていても、アタリが遠のいた時は新しいサシへ替えると、鮮度によって反応が変わるかを探れます。
赤虫は針先を出して付け、身や赤い色が抜けたら交換する

サシへの食いが弱い時に試したい替えエサが、細く赤い赤虫です。
赤虫も浅く針を掛けて針先を出し、身や赤い色が抜けたら交換します。
針に残っていても、体液が抜けて身がしぼんでいれば付け替え時。回収した時の色とふくらみが、使い続けるかどうかの判断材料になります。
黒っぽい端を浅く掛け、強くつまんでつぶさない
赤虫は小さく、強くつまむと身がつぶれて体液が抜けてしまいます。
指で軽く支え、端の黒っぽい部分を浅くすくうように掛けるのが、身をつぶさず付けるコツです。
胴の皮へ浅く掛ける方法でも、針先は外へ出したまま。虫を縫うように深く針を通す必要はありません。
付ける途中で身をつぶしてしまった場合は、新しい赤虫へ替えてから仕掛けを下ろします。
赤い色が薄れたり、身がしぼんだりしたら付け替える
赤い色が薄れて白っぽくなり、身もしぼんできたら、赤虫から体液が抜けている合図です。
仕掛けを回収した時に、色の抜けたものや皮だけになったものを付け替えます。
交換するかどうかは、針に付いているかではなく、赤い色や身が残っているかで決めるのが要点。
なお、白サシの白さは元からの色です。赤虫の色抜けとは違うので、サシは身のふくらみで判断してください。
虫が苦手なら人工エサ、集魚を補いたい時はぶどう虫を使う

サシや赤虫の代わりに使う人工エサと、においで魚を寄せるために添えるぶどう虫。同じエサでも、担う役割は違います。
虫に触れずに釣りたいなら人工エサ、サシや赤虫に集魚の助けを加えたいならぶどう虫を使います。
人工エサはワカサギ用を使い、付け方は製品に合わせる
虫に触れるのが苦手な人には、ワカサギ用の人工くわせエサが選択肢になります。
生きエサと同じ反応が出るとは限りませんが、サシや赤虫を扱わずに釣りを続けられる点が利点です。
付け方は、パッケージに記された大きさや刺し方に合わせる。
素材や形は製品ごとに違うため、サシと同じちょん掛けや半切りを、すべての人工エサへ当てはめる必要はありません。
ぶどう虫は仕掛け上部へ付け、サシや赤虫に添える
ぶどう虫は仕掛けの上部に付け、各針のサシや赤虫に集魚の助けを加えるエサです。
専用の集魚パーツを上部のサルカンへ取り付け、ぶどう虫を針に掛けてから、先端をハサミで少し切ります。
このカットの狙いは、切り口から出る体液のにおいで魚を寄せること。魚がくわえる部分を小さくするサシの半切りとは、目的が違います。
魚に食わせるのは各針へ付けたサシや赤虫なので、そちらの大きさや鮮度も大切です。ぶどう虫は基本エサの代わりではなく、集魚を補うものとして使ってください。
エサは予備を冷やして小出しにし、種類に合わせて保管する

サシや赤虫を新鮮な状態で使うには、手元のエサだけでなく、予備の保管も大切です。
予備は冷やしておき、釣り場では使う分だけ小出しにするのが、新鮮なエサを使い続けるコツです。
保管では、サシを暗く冷やすことと、赤虫を乾燥させないことが要点。
持ちは買った時の状態や保管環境によって変わるので、日数だけでなく、エサそのものの状態で判断します。
サシは暗く冷蔵し、赤虫は湿らせた紙で乾燥を防ぐ
買ってきたサシは、紙袋などで暗くして冷蔵庫へ入れ、釣行まで何度も出し入れせず保管します。
赤虫は、冷やすことに加えて乾燥対策も必要です。
湿らせた新聞紙やキッチンペーパーに包んで冷蔵し、紙が乾いてきたら湿り気を補う。
同じ生きエサでも、サシと赤虫ではこの水分の扱いが違います。赤虫に死んだ個体が混じっていたら取り除き、生きているものと分けておいてください。
釣り場では予備をクーラーに残し、使う分だけエサ箱へ出す
手元へ出すのは、エサ付けに使う分だけで十分です。
全部出してしまうと、すぐには使わないエサまで、外気やドーム船内の暖かさにさらされてしまいます。
予備はクーラーボックスに残し、手元のエサ箱で減った分を、その都度足す。
この小出しなら、釣りを続けながら予備のエサを冷やしておけます。
新しいエサへ替え、大きさを調整してもアタリが戻らない時は、タナや誘い方を変えるタイミングです。
タナの探し方と、誘い・合わせ・取り込みまでの操作は、ワカサギの釣り方の記事を参考にしてください。
ワカサギのエサは、魚がくわえられる大きさと新鮮さを保つ
白サシ・紅サシをちょん掛けで付け、小さな魚には半切り、丸ごとでよく掛かる時は切らずに使うのが基本です。
サシへの反応が弱ければ赤虫へ、虫が苦手なら人工エサへ。ぶどう虫はサシや赤虫に添えて集魚を補うもの、と役割を分ければ、使う理由がはっきりします。
サシや赤虫は身が抜けたら交換し、予備は種類に合った方法で冷やして保管してください。エサの名前だけでなく、魚がくわえられる大きさと新鮮さを保つことが、針掛かりにつながります。



