タナゴ竿はどの長さが使いやすい?釣り場に合う選び方と製品を紹介

2026年10月22日

タナゴ竿はどの長さが使いやすい?釣り場に合う選び方と製品を紹介

池や用水路でタナゴを釣るときは、リールを付けず、竿先にウキ仕掛けを結ぶ短いのべ竿を使います。岸からエサをそっと入れ、小さなウキの動きを見ながら魚を掛ける釣りです。

タナゴ竿は、水面が近い岸なら短め、高い護岸や岸から離れた場所を狙うなら長めを選びます。まず釣る場所へ届く長さを決め、その中から持ち歩く大きさや予算を選ぶと、一緒に買う仕掛けも絞れます。

この記事では、タナゴ竿の長さと収納寸法、固定長とズームの違いから5製品を紹介します。自分の釣り場に合う一本と、それに合わせる仕掛けの長さまで決められます。

この記事で分かること

  • 岸の高さと魚までの距離に合う竿の長さ
  • 費用・軽さ・収納・ズームから選ぶ5製品
  • 竿の長さに合わせた完成仕掛けの選び方

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目次

タナゴ竿は、岸の高さと魚までの距離に届く長さを選ぶ

タナゴ用ののべ竿の先に道糸を結び、親ウキ、イトウキ、板オモリ、ハリス止め、ハリス、タナゴ針をつないだタックル図

タナゴ釣りでは、エサを投げて遠くへ飛ばすより、竿先から仕掛けを下ろして狙った場所へ入れます。竿が短すぎると魚のいる位置へ届かず、長すぎると近くのウキを扱うために腕を引いたり、竿を高く持ち上げたりすることになります。

冬のタナゴ釣りでも、竿選びの出発点は同じです。寒い時期だから一律に短くするのではなく、岸に座るのか立つのか、どの位置へエサを入れるのかで長さが変わります。

近い水面は短竿で狙い、高い岸や遠い場所では竿を長くする

低い岸の近い水面を短い竿で釣る場面と、高い岸から離れた水面を長い竿で釣る場面を並べたイラスト

水面が近い低い岸で、足元から少し先を狙うなら、1m前後〜1.3mほどが候補になります。岸に腰を下ろして釣る場所では、長い竿を持て余さず、近くのウキを追う釣りに合わせられます。

高い護岸の上や、岸から離れた草際を狙うなら1.5〜1.8m、さらに距離があればそれ以上の長さが必要です。釣る位置まで届く竿を使い、短い竿に合わせて水際へ身を乗り出さないようにしましょう。

釣る距離が変わるならズーム、コンパクトに持ち運ぶなら小継を選ぶ

同じ池でも、足元と少し先を釣り分けるなら、決められた段階で長さを変えられるズーム竿が便利です。一方、いつも近い位置を釣るなら固定長で足り、長さ切替より自重や収納寸法へ予算を回せます。

持ち運ぶ大きさは、竿を縮めた「仕舞寸法」で分かります。細かく継いだ小継竿は、伸ばした長さが同じでも短く収納できる作りです。固定長の振出竿は全部伸ばして使うもので、途中まで縮めた使い方を前提にしたズーム竿とは異なります。

素材と調子から、軽さと曲がり方を選ぶ

竿を持ったままウキを追う釣りでは、自重を抑えたカーボン竿が候補になります。魚が掛かったときの曲がりを楽しむなら、グラスを使った軟らかい竿も選ぶ理由があります。ただし、実際の重さや曲がり方は素材の割合に加え、竿の長さや設計でも変わります。

一本ずつ節を差し込む並継や、竹を使った和竿もあります。初めての一本は、各節を引き出す振出竿なら部品を分けずに持ち歩けます。仕上げや継ぎ方への好みが出てきたら、和竿や並継へ広げる楽しみもあります。

近い場所を釣る固定長の竿は、購入費と持ち運ぶ大きさで選ぶ

水面の近い岸では、短い竿で目の前に仕掛けを下ろし、ウキの小さな動きに合わせて針を掛けます。いつも同じ距離を釣るなら固定長の竿で十分で、購入費を抑えて仕掛けやエサも一緒にそろえられます。

電車や徒歩で通うならバッグに収まる短さ、長時間竿を持つなら軽さにも予算をかけたいところです。ここでは、手頃な価格で始められる竿と、持ち運びや手元の軽さを重視した小継竿を紹介します。

商品名画像詳細仕舞寸法全長自重選ぶ理由
PRO MARINE VSエビタナゴ120PRO MARINE VSエビタナゴ120詳細を見る36cm1.20m32g購入費を抑える
PROX 三作目小技タナゴ110PROX 三作目小技タナゴ110詳細を見る26.5cm110cm19g費用と短い収納を両立
ダイワ ひなた4尺ダイワ ひなた4尺詳細を見る24.5cm1.25m13g固定長で軽さを優先

PRO MARINE VSエビタナゴ120

PRO MARINE VSエビタナゴ120

こんな人におすすめ

購入費を抑えて近場のタナゴ釣りを始めたい人

  • 全長1.20mの固定長
  • 仕舞36cmの振出竿
  • 費用を抑える最初の一本

道具を一式そろえてタナゴ釣りを始めるなら、竿代を抑えられるVSエビタナゴ120。近い水面を釣る長さがあり、仕掛けやエサへも予算を回せます。

自重32g、仕舞寸法36cmなので、ほかの小継竿より少し大きく持ち歩く一本です。36cmの竿が収まるバッグで出かけるなら、短い収納のために予算を足さずに済みます。小さなバッグへ道具をまとめる人は、次の小継竿の収納寸法が選ぶ理由になります。

詳しいスペックを見る
仕舞寸法
36cm
全長
1.20m
自重
32g

PROX 三作目小技タナゴ110

PROX 三作目小技タナゴ110

こんな人におすすめ

費用と収納の短さを両立し、近い水面で曲がりを楽しみたい人

  • 全長110cmの小継振出
  • Sグラスを使った6:4調子
  • 仕舞26.5cm

三作目小技タナゴ110は、Sグラスを使った6:4調子のタナゴ竿です。穂先だけでなく胴側も曲がる調子で、近い水面を釣りながら小魚の引きも楽しみたい一本。

仕舞寸法26.5cm、自重19gで、VSエビタナゴ120より短く収納できます。ひなた4尺ほど購入費をかけず、普段のバッグに入れて持ち歩きたいときに選べます。全長110cmを生かし、岸に座って近くのウキを追うような釣りに向いた竿です。

詳しいスペックを見る
仕舞寸法
26.5cm
全長
110cm
自重
19g

ダイワ ひなた4尺

ダイワ ひなた4尺

こんな人におすすめ

固定長でよく、自重と収納寸法を小さくしたい人

  • 全長1.25m・自重13g
  • 仕舞24.5cmの小継振出
  • 長さ切替より軽さを優先

ひなた4尺は、全長1.25mで自重13gの小継竿。近い水面へ届く長さを取りつつ、手に持つ竿の重さを抑えられます。仕舞寸法も24.5cmと短く、小さなバッグへ釣り道具をまとめたい人に向いています。

小技タナゴ110より購入費は上がりますが、15cm長い竿をより軽い自重で使える違いがあります。釣る距離がほぼ決まっているなら、ズームの機能より軽さと収納の短さへ費用をかける選び方です。

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仕舞寸法
24.5cm
全長
1.25m
自重
13g

釣る位置を変えるなら、1本で長さを切り替えられる竿を選ぶ

岸際を釣った後に少し離れた草際へ移るなら、ズーム竿が合います。何本もの竿を持ち替えずに長さを変えられるため、水面までの距離が違う場所を歩いて回る日に向いています。

いつも同じ低い岸で釣るなら、短く収まる固定長の竿でも十分です。小さく収納して持ち歩くなら固定長の小継竿、釣る距離に合わせて長さを変えるならズーム竿を選びます。

ティムコ 幸釣 二三四 アカ

ティムコ 幸釣 二三四 アカ

こんな人におすすめ

岸際から少し先まで、釣る距離に合わせて竿を変えたい人

  • 約95・120・140cmの3段階
  • 自重22g・仕舞31cm
  • 竿を持ち替えず長さを変更

幸釣の二三四は、約95・120・140cmに長さを切り替えられる小物竿です。足元では短く、少し先の草際では長く。岸沿いを歩いて釣る位置を変えても、竿を持ち替えずに次の場所へ移れます。

自重22g、仕舞寸法31cmで、ひなた4尺の13g・24.5cmより重く、収納も長め。その分、使う長さの違う固定長の竿を複数持たずに済みます。小さく仕舞うことより、一本で釣る距離を変えられることを優先する竿です。

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仕舞寸法
31cm
全長
約95・120・140cm
自重
22g

軟調の竿で小魚とのやり取りを楽しむ

小さなタナゴが掛かったときに竿が曲がる様子を楽しみたいなら、魚の引きで曲がる軟調の竿を選びます。長さや重量だけでなく、どんな釣り味を楽しみたいかで一本を選ぶ余地があります。

購入費を抑えたグラス竿にも軟らかい調子の製品はあり、予算を上げる理由は柔らかさだけではありません。短く収納できる作りや色の好みまで含めて、長く持ち歩きたい一本を選びます。

RGM spec.3 OT120

RGM spec.3 OT120

こんな人におすすめ

バラタナゴ向けの軟調設計と、短い収納や色を楽しみたい人

  • バラタナゴ向けの軟調設計
  • 全長1.2m・自重17g
  • 仕舞22.5cmの小継竿
  • 竿本体の「spec.3 OT・120cm」が対象。色は好みで選べます。

RGM spec.3 OT120は、バラタナゴ釣りを想定した軟調の小物竿です。全長1.2mに対して仕舞寸法は22.5cm。魚とのやり取りを楽しむ調子と、小さく持ち歩ける作りを組み合わせています。

グラスの曲がりを低予算で楽しむなら小技タナゴ110もあります。OT120へ予算を広げる理由は、少し長い竿をさらに短く収納でき、色も好みで選べるところ。通常のspec.3ではなく、バラタナゴ向けに調子を変えたOTを選ぶ一本です。

詳しいスペックを見る
仕舞寸法
22.5cm
全長
1.2m
自重
17g

完成仕掛けは竿の長さに合わせ、ズームで短くしたら糸の余りを減らす

冬の池の岸辺でフローティングベストを着た女性が、のべ竿を持ち、小さなタナゴを手のひらに載せて見せている

タナゴ用の完成仕掛けは、ウキや針が付いた糸を竿先に結んで使います。全長90cm・120cm・150cmなどがあり、初めてなら竿と同じくらいか、少し短い仕掛けから合わせると、魚を掛けた後に手元へ寄せる流れをつかめます。

竿の長さは持ち手から穂先まで、仕掛けの全長は竿先へ結ぶ部分から針までです。一方、エサの深さを決める「ウキ下」はウキから針までの長さ。深さを変えるときはウキの位置を動かし、仕掛け全体の長さとは分けて調整します。

ズーム竿を短くしても、結んだ糸の長さは変わりません。糸が余って魚を手元へ寄せにくくなるなら、竿先側で長さを調整するか、短い仕掛けへ交換します。切り替える長さに合う仕掛けを巻き枠に用意しておけば、別の場所へ移ったときにも付け替えられます。

手持ちに短い小物釣り用ののべ竿があるなら、それを使って始めても構いません。釣る位置へ届き、軽いウキ仕掛けを扱う用途に合う竿なら、新しい竿を買う前に、仕掛けとエサをそろえて釣りを始められます。

タナゴ竿は届く長さを先に決め、持ち運び方と予算で選ぶ

タナゴ竿は、短ければよいのではなく、岸の高さと魚のいる位置に合う長さが大切です。低い岸の近くを釣るなら短い固定長の竿、高い岸や遠い位置を狙うなら長めの竿、釣る距離が変わるならズーム竿が合います。

長さが決まったら、購入費を抑えるか、小さく収納して持ち歩くか、軽さや軟らかい曲がりを楽しむかで選び分けます。竿に合う長さの仕掛けを組み合わせれば、近くの水辺で始めるタナゴ釣りの道具が整います。