イカ締めピックはどれを選ぶ?持ち歩きやすい5製品と選び方を紹介
2026年09月28日

釣ったイカを持ち帰る時に使う締め具は、刃先だけでなく、釣り場までどう持ち歩くかも選ぶポイントです。バッグの中で刃が露出したり、外したキャップの置き場所が決まらなかったりすると、イカが釣れたあとに道具を扱う手間が増えます。
イカ締めピックは、専用の刃と持ち手を備え、移動中は刃先を覆えるモデルから選びます。
バッグへ収めるならキャップ式やスライド式、外側へ装着するならホルスター付きという選択です。締めたイカを持ち上げる道具も必要なら、ハンドギャフ付きまで候補を広げられます。
この記事では、イカ締めピックの収納方法と大きさ、携行方法の異なる5製品、使用後の手入れを紹介します。
収納する場所と必要な機能を押さえれば、エギングバッグの中身を増やしすぎず、自分の釣行で使う1本を選べるでしょう。
この記事で分かること
- キャップ・収納式・ホルスターの選び方
- 携行方法と機能が異なるイカ締め具5製品
- 使用時の固定と釣行後の洗浄・乾燥
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イカ締めピックは、持ち帰るイカを締めるために使う

イカ締めピックは、釣ったイカを持ち帰る際に使う専用の締め具です。「イカ絞め」「イカシメスティック」など名前は異なりますが、専用刃を使うモデルは同じ用途で選べます。
締めるための道具を探しているなら、刃の形だけでなく、握る部分と刃先の収納まで揃った専用具を基本にします。
カンナ直しやハンドギャフを兼ねる製品もあるため、釣行中にほかの道具として使うかどうかで必要な機能が変わります。
専用の刃と持ち手を備えた道具を使う
イカを締める時は、持ち手を握って刃先を狙った部位へ当てます。そのため、刃先の鋭さだけでなく、握って支えられる持ち手があることも大切です。
締める用途が示された専用具なら、刃・持ち手・収納部をひとつの道具として選べます。
手持ちのナイフや細い棒を、そのまま専用ピックの代わりに選ぶ必要はありません。まずは締めるための道具を用意し、携行する場所へ収まる構造から選びます。
ハサミやハンドギャフ付きは、締める以外の用途もある時に選ぶ
締め具の付加機能には、エギの曲がったカンナを修正する治具や、締めたイカを持ち上げるハンドギャフがあります。
イカを締めるだけなら専用ピック、袋へ移す時にも道具を使いたいならハンドギャフ付きという選び方です。
ハサミ型の締め具もありますが、ラインカッターの有無や刃の収納方法は製品ごとに異なります。使う予定のない機能まで揃えるより、釣行中に必要な作業を受け持つ道具を選ぶ方が、携行する中身も絞れます。
ハンドギャフは足元のイカを扱う機能であり、高い堤防から取り込むための長いギャフとは用途が別です。
イカ締めピックは、刃先の収納方法と取り出す場所で選ぶ

締め具を持ち歩く場所は、バッグやライフジャケットのポケット、バッグ外側の装着部などです。同じ専用具でも、キャップを外すか、刃を収納するか、ホルスターから抜くかで取り出す操作が変わります。
バッグへ入れるなら刃先を覆った大きさ、外付けするなら装着部とロック操作を基準にします。
「小さいから携行できる」だけで終えず、使う時にどう取り出し、使い終わったらどこへ戻すかまで合わせると、選ぶ構造が絞れます。
バッグへ入れるなら、刃先を覆えるケースや収納式を選ぶ
バッグの中では、締め具の近くへリーダーや小物ケースを収納することもあります。刃先を出したまま収めると布地や糸へ触れるため、移動中はキャップやケースで覆うか、本体へ収納した状態にします。
キャップ式は刃を覆って携行し、スライド式は刃を本体へ収めて携行する構造です。
キャップを別に外す道具では、使用中にキャップをどこへ収めるかも必要になります。本体と連結できるケースなら、締める間にケースだけを足元へ置かずに済みます。
一方、収納式は刃の出し入れと固定を本体で行うため、キャップの保管ではなくロックの操作が選ぶ条件になります。
外付けするなら、ホルスターの固定と取り外す操作を合わせる
釣れた時にバッグの主室を開けずに取り出したい人は、ホルスター付きの締め具を外側へ装着する方法もあります。
外付け用は、刃先を覆うホルスターと、バッグへ取り付けるカラビナなどの装着部を一緒に選びます。
ただし、ホルスターのロックは本体を収納するためのもの。バッグへの取り付けや、使用中に手から離れた時の紛失対策とは役割が異なります。
ロープ穴や装着部がある製品では、その構造に合う接続方法を使い、刃を取り出す操作を妨げない位置へ携行します。外付けの固定力と、取り外す時に必要な操作は別の条件として考えることが大切です。
バッグに収まるかは、使用時の全長ではなく収納寸法を確かめる
折り畳み式やスライド式の締め具では、使用時と収納時で大きさが変わります。全長だけでポケットへの適合を決めると、刃を収めた時の幅や厚みを見落とします。
バッグへ合わせるのは、キャップやホルスターを含めて携行する時の寸法です。
たとえば収納サイズが110×30×10mmなら、長さ110mmだけでなく、幅30mm・厚さ10mmも収まる空間が必要です。小物ポケットの入口が狭い場合は、主室へ収まる大きさでも取り出せないことがあります。
エギケースやリーダーも一緒に携行する人は、締め具だけの寸法ではなく、バッグ全体の収納先を合わせます。道具を持ち歩く量とバッグの形を知りたい場合は、エギングバッグの記事を参考にしてください。
携行方法と必要な機能で選ぶイカ締めピック5製品を紹介
イカ締めピックをバッグへ入れるなら刃先を覆った時の大きさが、外付けするなら装着部と取り外す操作が選ぶ条件になります。締めたイカを持ち上げる道具も必要な場合は、ハンドギャフ付きまで候補を広げられます。
ここでは、キャップ式・スライド式・ホルスター付きの専用具を中心に、携行方法と付加機能の異なる5製品を紹介します。
全長と収納寸法は表記を分けています。第一精工の収納寸法は販売店の掲載値で、FL170の収納寸法は参照した資料に公表値がありません。以下は仕様に基づく選択の提案で、全製品を試用したレビューではありません。
ヤマシタ エギ王 イカ絞め
- 安全キャップで刃先を覆う
- 全長120mmの専用具
- 針曲げ治具でカンナを修正
全長120mmのエギ王 イカ絞めは、小物ポケットに専用の締め具を携行したい時に選ぶ1本です。
ステンレスの刃先を安全キャップで覆えるので、エギのリーダーや小物を入れる収納へ、刃を露出させずに運べます。
針曲げ治具も付いており、エギのカンナを修正する用途を兼ねられます。
イカを持ち上げる機能までは必要なく、締める道具とカンナ直しをまとめて持ちたい釣行に勧めます。
ダイワ エメラルダス イカシメスティック130C
- 使用中はケースをグリップへ連結
- ケースの水抜き穴から排水
- 尻手ロープを取り付け可能
外したケースの置き場所に困らない構造で選ぶなら、130Cです。
使用中はケースをグリップ部へ連結できるため、イカを締める間にケースだけを足元へ置く必要がありません。
全長は130mmで、グリップにはカンナ直し、ケースには水抜き穴を備えています。
洗浄後の水を抜ける構造ですが、濡れたままバッグへ戻さず乾燥させて収納します。
尻手ロープにも対応しており、ケースの連結と本体の紛失対策を別々に用意できる専用具です。
シマノ セフィア スライドイカシメ CT-202I
- 刃を本体へスライド収納
- 使用時に刃をロック
- 収納幅30mm・厚さ10mm
キャップを外して保管する動作を減らしたい人には、刃を本体へ収めるCT-202I。
スライド収納とロック機構を組み合わせ、使う時は刃を出して固定し、移動する時は収納した状態へ戻します。
収納寸法は110×30×10mmなので、ポケットに必要なのは長さだけでなく30mmの幅と10mmの厚みも含む空間です。
ステンレス製のワイドブレードにはスリットを設けています。
収納の操作まで本体で完結する締め具を探している人に、キャップ式とは違う選択肢になります。
第一精工 イカシメ+ホルスター
- 差し込みでロック収納
- 付属カラビナで装着
- カンナチューナーを内蔵
バッグの外へ締め具を装着するなら、カラビナ付きのイカシメ+ホルスター。
刃をホルスターへ差し込んでロックする構造で、刃先を覆ったままバッグやベルトループへ取り付けられます。
ブレードはフッ素コートを施したステンレス製で、グリップエンドにはカンナチューナーを備えています。
取り外す時にはロック解除の操作があるため、キャップを引き抜くだけの道具とは扱いが異なります。
よく使う締め具をバッグの中へ埋めず、外側の装着位置へ揃えたい人に提案します。
ダイワ エメラルダス イカシメFL170
- 締め具とハンドギャフを一体化
- カンナ直しも搭載
- カラビナ付きで携行
締めたイカを袋へ移す時にも道具を使いたいなら、ハンドギャフを備えるFL170です。
締め具、ハンドギャフ、カンナ直しをひとつにまとめており、イカを締める作業だけでなく、持ち上げて扱う用途まで受け持ちます。
イカシメ刃とギャフにはフッ素加工を施し、使わない時は折り畳んで携行する構造。
全長170mmは使用時の長さで、バッグとの適合を決める収納寸法とは分けて考えます。
このハンドギャフは、長い柄のギャフのように高い堤防からイカを取り込む道具ではありません。
足元まで取り込んだイカを、締めてから移す場面に選ぶモデルです。
使用後はイカ締めピックの刃先を洗い、乾かしてから収納する

締め具を選んだら、使う時の固定と、使い終わったあとの収納をセットで覚えておきます。塩水や汚れが付いた道具を閉じ込めたままにすると、次の釣行へ持ち出す前の手入れが必要になります。
使用時は刃を所定の状態へ固定し、帰宅後は汚れを落として、刃と収納部が乾いてから片付けます。
刃先の収納は移動中のため、洗浄と乾燥は使用後のための作業です。どちらかだけではなく、釣り場へ持ち出す状態まで戻しておくことが大切です。
使用する時は、刃や持ち手の固定を確かめる
スライド式や折り畳み式は、収納した状態から刃を出して使う道具です。取り出しただけで使わず、製品が指定する位置へ刃や持ち手を固定します。
ロック機構のある締め具は、刃を出した状態で固定してから使います。
釣り場へ着く前に操作を覚えておけば、イカが釣れたあとに初めてロックの解除方法を探す必要がありません。キャップ式は刃を出したあと、外したキャップが転がらない収納先を用意して使います。
締める部位や刃の当て方は、YAMASHITAの動画で紹介されている専用具の使い方を参考にしてください。
塩分と汚れを落とし、刃とケースを乾かす
使用後の刃には、イカの汚れや海水が付着します。ステンレス製やフッ素加工の刃でも、汚れたまま収納してよいわけではありません。
釣行後は製品の取扱方法に沿って水洗いし、刃だけでなくキャップやケース内の水分も乾かします。
水抜き穴があるケースでも、穴から水が出ることと、内部まで乾くことは別です。洗える収納部は本体と分けて乾燥させ、刃先を覆って片付けるのは乾いてからにします。
ロック部分へ砂や汚れが付いた場合も、無理に動かして使い続けず、取扱方法に従って汚れを落とします。分解や注油はすべてのモデルに共通する手入れではないため、指定のない作業を加えないことが基本です。
持ち帰るイカは、締めたあと保冷する
締め具はイカを締めるための道具で、保冷する役割まではありません。締めたイカを釣り場に置いたままにせず、持ち帰るための袋や容器へ移してクーラーボックスで保冷します。
締め具と一緒に、釣ったイカを収める保冷用品も用意しておきます。
イカの量や持ち歩く距離に合うクーラーを知りたい場合は、エギング用クーラーボックスの記事を参考にしてください。
イカ締めピックは、刃先を収めて携行できる専用具から選ぶ
イカ締めピックは、持ち帰るイカを締める専用具として、刃先を覆って携行できる構造から選びます。バッグへ入れる人は収納時の寸法、外付けする人はホルスターと装着部、使う時の取り外し方が判断材料です。
締めるだけなら専用ピック、イカを持ち上げる用途も必要ならハンドギャフ付きという選択で十分です。
カンナ直しなどの付加機能は、釣行中に使う作業がある場合に選ぶ理由になります。使わない機能の数より、持ち歩く場所へ収まり、釣れた時に取り出して使えることを優先します。
エギングを始めるための道具一式を知りたい場合は、エギングの始め方の記事を参考にしてください。
携行先に合う1本を用意すれば、釣ったイカを締める時はその場所から取り出し、使用後は刃先を覆って元の収納へ戻せます。





