グレのマキエはどう作る?混ぜ方と硬さの調整を解説

2026年10月16日

グレのマキエはどう作る?混ぜ方と硬さの調整を解説

グレのマキエは、オキアミと配合エサを混ぜ、海水を少しずつ加えて作ります。袋の規格に合う分量を使い、杓でまとまって飛び、着水後にほぐれる硬さへ整えるのが基本です。

粉が乾いている状態と、水っぽい状態では直し方が違います。この記事では、グレのウキフカセ用マキエを作る手順と、まとまらないときの調整、杓一杯を試し打ちするまでを解説します。

この記事で分かること

  • 使う袋の規格に合うオキアミと海水の分量
  • オキアミをほぐして、底と角まで混ぜる手順
  • まとまらない・水っぽいマキエの直し方と試し打ち

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目次

グレのマキエは飛びとほぐれ方を見て仕上げる

マキエは、遠くまで飛ばせても、塊のまま沈んでしまうと狙った層へ広がりません。投げる途中ではまとまり、着水後にはほぐれる状態へ仕上げます。握った感触だけで硬さを決めず、杓から放した一杯が、空中と水面でどう変わるかも確かめましょう。

沖を狙う日は、一杯が空中で割れて手前に落ちないまとまりが必要です。近くへ撒く分まで強く練らず、届けたい距離に合わせて杓で押さえる強さを変えましょう。

材料の量は使う配合エサの袋に合わせる

材料はオキアミ・グレ用配合エサ・海水で、バッカン・混ぜ具・水汲みバケツ・杓を用意します。分量は配合エサの袋に合わせ、通常と徳用の規格も区別します。同名でも袋の内容量が変われば、合わせるオキアミと海水の量も変わります。

表はそれぞれ別の配合例です。手持ちの袋と規格が違う場合は、その袋の表示に沿って作ります。

配合エサ・一袋の規格
オキアミ
海水の目安
グレパワーV9・通常1700g
3kg
500cc
グレパワーV9・徳用3000g
6kg
900cc
グレZ 遠投・約1700g
1.5kg
250〜300cc

海水は基本配合の目安量です。解凍したオキアミの水分に応じ、少しずつ加えます。

混ぜる量に合う容器の大きさや形は、磯釣り用バッカンの記事を参考にしてください。

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オキアミをほぐし、底と角まで混ぜる

オキアミをほぐし配合エサと海水を加え底と角まで混ぜる4工程

凍った塊や粉の混ぜ残しがあると、表面は湿っていても一杯ごとの硬さがそろいません。オキアミの塊をほぐしてから粉をなじませ、底と角まで水分を行き渡らせます。作業の途中では、乾いた場所だけが残っていないかが目安です。

  1. サシエを取り分け、オキアミの大きな塊をほぐす。
  2. 配合エサを混ぜ、海水を少しずつ加える。
  3. 底と角から混ぜ返し、全体を均一にする。

サシエを分け、オキアミの塊をほぐす

針に付けるサシエは、配合エサを混ぜる前に別容器へ取り分けます。マキエ用は半解凍でほぐせる状態にし、大きな冷凍の塊を崩してから粉と合わせましょう。塊のままでは内側まで混ざらず、後から解けた水分で仕上がりも変わります。

オキアミの粒を残す作り方もあるため、すべてを細かく潰す必要はありません。手で混ぜる場合は、配合エサに含まれる貝殻で傷を付けないよう手袋を使います。

配合エサを混ぜ、海水を少しずつ加える

配合エサは少量を乾いたまま取り分け、残りをオキアミへ混ぜます。粉がなじんだら、海水を少量加えるたびに混ぜ、次の水を足す前にまとまりを確かめます。オキアミからも水が出るため、一度に注ぐと仕上がりが緩くなります。追加する海水は、混ぜた後の硬さで加減します。

粉へ先に水を加え、後からオキアミを合わせる作り方もあります。使うエサに手順が示されている場合は、その混ぜ方に沿って仕上げてください。

底と角の粉を返し、全体をなじませる

混ぜ具を表面だけで動かすと、底や角に粉が乾いたまま残ります。混ぜ具を底まで入れて返し、角に寄った粉も中心のマキエとなじませると、一杯ごとの水分の偏りを減らせます。表面だけをすくって硬さを決めず、下のマキエも混ぜてからすくい直しましょう。

乾いた粉があるうちは、さらに水を足す前にその粉を混ぜ込みます。全体へ行き渡った後もパサついてまとまらなければ、少量の加水で整えます。

まとまらないときは混ぜ残しと水分を直す

マキエの混ぜ残し、水分不足、ほどよいまとまり、水分過多の違いを示した模式図

杓で押さえても形が崩れるときは、すぐに水を足さず、乾いた粉が底にないかを先に確かめます。混ぜムラなら混ぜ直し、全体が乾いていれば加水、水っぽければ乾いた配合エサで補正します。濡れた表面と乾いた底を、同じ水分不足として扱わないことが大切です。

一度に全量を変えず、直すたびに同じくらいの一杯をすくい直しましょう。混ぜる前に取り分けた粉は、水が多くなったときに少しずつ使います。

今の状態
直すこと
直した後に見ること
底や角に乾いた粉が残る
底から返して混ぜる
一杯の中に乾いた部分がないか
全体がパサつき、まとまらない
海水を少量ずつ加えて混ぜる
杓で押さえた一杯がまとまるか
水っぽく、形が崩れる
乾いた配合エサを少量ずつ混ぜる
水分の偏りがなく、形を保てるか
飛ぶが、着水後も塊がほぐれにくい
強く練り続けず、エサの使い方と一杯のまとめ方を見直す
着水後にほぐれるか

杓一杯を試し打ちし、着水後のほぐれを見る

杓で一杯にまとまり投げる途中は散り過ぎず着水後にほぐれるマキエの模式図

出来上がったマキエは、少量を杓でまとめて試し打ちします。投げる途中で散るのか、塊は飛ぶが届かないのかで、直すところが変わります。途中で崩れるなら混ぜムラとまとまりへ戻り、塊のまま届かないなら、すくう量や投げ方を先に直しましょう。

着水後のほぐれ方は、近くの見える範囲へ少量を打って確かめます。塊のまま残るなら強い練り込みはいったん止め、使う配合エサの混ぜ方と一杯のまとめ方を合わせ直しましょう。

投げる距離に合う杓の長さや、一杯をすくう姿勢は、コマセ杓の記事を参考にしてください。

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マキエとサシエを同じ潮筋へ流す手順は、磯釣りの始め方の記事を参考にしてください。

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グレ用配合エサと混ぜ具を揃える

マキエの流れる筋を目で追う日は白い配合、沈む粒も加えたい日は粗い素材の入った配合を使います。沖へ打つ分は、投げる途中のまとまりと着水後のほぐれを両方そろえましょう。

マルキユーとヒロキューから3種類ずつ挙げています。6種類を一緒に混ぜる配合ではなく、濁り・粒・まとまりを変えるための使い分けです。袋ごとにオキアミと水の量が違うので、一袋の表示に合わせて作ります。

商品画像詳細販売サイト1袋の内容量使う場面
マルキユー グレパワーV9 通常1700gマルキユー グレパワーV9 通常1700g詳細を見る1,700g沖へ届けて横に広げる
マルキユー グレパワーV10 1600gマルキユー グレパワーV10 1600g詳細を見る1,600g白い濁りで潮筋を追う
マルキユー 爆寄せグレ 2000gマルキユー 爆寄せグレ 2000g詳細を見る2,000g沈む粗い粒を加える
ヒロキュー グレZ 遠投 約1.7kgヒロキュー グレZ 遠投 約1.7kg詳細を見る約1.7kg少量のオキアミで白系にする
ヒロキュー グレゼロ 3kgヒロキュー グレゼロ 3kg詳細を見る3kgオキアミと粒をなじませて流す
ヒロキュー 爆飛マスターグレ 約3kgヒロキュー 爆飛マスターグレ 約3kg詳細を見る約3kg遠投時のまとまりを重視する

マルキユー グレパワーV9 通常1700g

マルキユー グレパワーV9 通常1700gの商品画像
1袋の内容量:1,700g

こんな人におすすめ

遠投と横方向への広がりを揃える

  • 横へ広がる配合
  • 通常袋は1,700g
  • オキアミ3kgの配合例

横へ広がるマキエを沖へ届けたいときに使う、遠投と拡散を備えた配合エサです。投入点だけに固めず、広がる粒の中へサシエを流す釣りに合わせます。

通常袋は1,700g。オキアミ3kgで作る配合例は材料の分量表の通りです。粉をなじませてから一杯をまとめ、飛ぶ硬さと着水後のほぐれをそろえます。徳用は3,000gで配合量も変わるため、同じ一袋として置き換えません。

詳しいスペックを見る
製品
グレパワーV9 通常1700g
メーカー
マルキユー
JAN
4905789024321
1袋の内容量
1,700g

マルキユー グレパワーV10 1600g

マルキユー グレパワーV10 1600gの商品画像
1袋の内容量:1,600g

こんな人におすすめ

白い濁りでマキエの流れる筋を追う

  • 白い濁り
  • 横方向へ拡散
  • 通常袋は1,600g

白い濁りを目印に、マキエが流れる方向を追いたいときに使います。海中で白く広がるので、投入点から潮下へ伸びる筋を見ながらサシエを流せます。

1袋1,600gで、まとまりと横方向への拡散を備えたタイプ。濁りが見える位置とオキアミが沈む位置は同じとは限らないため、サシエの残り方も合わせてタナを調整します。白い濁りの動きを、次に打つ位置の目印にしましょう。

詳しいスペックを見る
製品
グレパワーV10 1600g
メーカー
マルキユー
JAN
4905789034436
1袋の内容量
1,600g

マルキユー 爆寄せグレ 2000g

マルキユー 爆寄せグレ 2000gの商品画像
1袋の内容量:2,000g

こんな人におすすめ

粉の濁りに粗い粒も加える

  • 粗い粒が沈下
  • オキアミ・アミエビのエキス
  • 1袋2,000g

細かな粉の濁りだけでなく、沈んでいく粗い粒も加えたいときの配合エサです。麦などの素材を含む2,000g入りで、粒を追って出てくるグレへサシエを流す釣りに使います。

オキアミとアミエビのエキスを含み、粉の広がりに粗い粒の動きも加わります。粒が見える範囲では、濁りと粒が運ばれる筋を見ながら、そこへサシエを届けましょう。釣る深さは、魚の出てくる層に合わせます。

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製品
爆寄せグレ 2000g
メーカー
マルキユー
JAN
4905789004828
1袋の内容量
2,000g

ヒロキュー グレZ 遠投 約1.7kg

ヒロキュー グレZ 遠投 約1.7kgの商品画像
1袋の内容量:約1.7kg

こんな人におすすめ

オキアミ1.5kgから白系のマキエを作る

  • 軽比重の白系配合
  • まとまりと拡散
  • 1袋約1.7kg

オキアミ1.5kgから白系のマキエを作るなら、約1.7kgのグレZ遠投を合わせます。軽比重の素材と白い濁りを備え、粒が広がる位置を追いながら上の層を流す釣りに使います。

まとまりを持たせて沖へ届け、着水後は白く広げるタイプです。海水は材料の分量表を目安に、オキアミの解凍水も含めて加減します。濁りを目印にする日も、一杯を強く固め続けず、ほぐれ方を残します。

詳しいスペックを見る
製品
グレZ 遠投 約1.7kg
メーカー
ヒロキュー
JAN
4514394041557
1袋の内容量
約1.7kg

ヒロキュー グレゼロ 3kg

ヒロキュー グレゼロ 3kgの商品画像
1袋の内容量:3kg

こんな人におすすめ

オキアミの沈み方に合わせて粒を流す

  • オキアミの沈下に合わせた配合
  • まとまりと拡散
  • 3kg入り

オキアミにマキエの粒をなじませて流す釣りには、沈下のそろい方を重視したグレゼロを使います。オキアミの沈み方に合わせた配合で、まとまりと広がりを備えた3kg入りです。

水中で粒とサシエを一緒に流したい日に、遠投だけでなく沈んでいく途中の広がりも受け持ちます。潮や混ぜ方で沈み方は変わるため、同じ位置へ打ったマキエと仕掛けが離れるときは、投入位置から合わせ直しましょう。

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製品
グレゼロ 3kg
メーカー
ヒロキュー
JAN
4514394041113
1袋の内容量
3kg

ヒロキュー 爆飛マスターグレ 約3kg

ヒロキュー 爆飛マスターグレ 約3kgの商品画像
1袋の内容量:約3kg

こんな人におすすめ

沖へ打つ一杯のまとまりを重視する

  • 微粉末主体の配合
  • 少量の加水でまとまる設計
  • 1袋約3kg

沖へ打つ一杯が途中で割れるときは、まとまりを重視した爆飛マスターグレを使います。微粉末主体の配合でオキアミとなじませ、少量の海水から練り上げるタイプです。

約3kg入りで、空中ではまとまり、水中では粒が広がるマキエに仕上げます。初めから水を多く注ぐのではなく、粉が水分を含んでから硬さを整えましょう。沖へ届いた後も塊のまま残らないよう、一杯の押さえ方を加減します。

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製品
爆飛マスターグレ 約3kg
メーカー
ヒロキュー
JAN
4514394041441
1袋の内容量
約3kg

ダイワ プロバイザー コマゼスコップ400

ダイワ プロバイザー コマゼスコップ400の商品画像
全長:400mm

こんな人におすすめ

角形バッカンの底からマキエを返す

  • 幅広いスコップ形状
  • ステンレス刃先
  • 両手でも握れるグリップ

幅のあるスコップ形状で、バッカンの底に残った粉ごと持ち上げて混ぜ返せます。棒でかき回すだけでは混ざらない、重さや粘りのあるマキエに使う混ぜ具です。

全長400mm。ステンレス刃先でオキアミの塊を崩し、長いグリップを片手でも両手でも握れます。36cmバッカンへは斜めに収める長さなので、収納時は杓などと一緒に入れた配置まで合わせておきましょう。

詳しいスペックを見る
製品
プロバイザー コマゼスコップ400
メーカー
ダイワ
JAN
4960652140683
全長
400mm
刃先
ステンレス

グレのマキエは袋の分量から少しずつ整える

グレのマキエは、手持ちの配合エサに合う分量で作り、乾いた混ぜ残しをなくしてから硬さを整えます。通常袋と徳用の違いを先に合わせれば、同じ一袋でもオキアミと水の配合を取り違えずに済みます。

まとまらないマキエへ水を足し続けず、乾き過ぎか水分過多かで直し方を変えましょう。仕上げは手元の感触だけで終えず、狙う距離へ届くまとまりと、着水後のほぐれ方をそろえます。