船メバル釣りの始め方!サビキ・エサの仕掛けと釣り方を解説
2026年10月21日

船メバルは、船から針の付いた仕掛けを下ろし、船長が指示する深さでメバルを待つ釣りです。ただし、沿岸のメバルを狙う便と、沖の深場でウスメバルを狙う便では、用意する竿やリール、オモリが大きく違います。
予約した便がサビキかエサ釣りか、オモリや仕掛けに指定があるかで準備は変わります。この記事では、沿岸のサビキ・エサ釣りを中心に、沖メバル便の準備と釣り方も分けて紹介します。
この記事で分かること
- 沿岸の便と沖メバル便で変わる道具
- サビキとエサ仕掛けの違い
- それぞれの便での投入から取り込みまで
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目次
船メバルは沿岸の便か沖メバル便かで道具が変わる

沿岸のメバル便ではクロメバルなどを、沖メバル便では深い場所にいるウスメバルなどを狙います。「船メバル」と書かれていても同じ道具で釣れるとは限りません。予約時に、狙う魚、釣り方、オモリの号数、竿やリールを借りられるかを聞いておくと準備しやすくなります。
沿岸でも、石川丸のアジ・メバル五目コースは80号です。表の20号・30号は岩田屋本店の用品例で、浅場のメバル便すべてに当てはまる数字ではありません。乗る便の指定に合わせます。
ルアーを投げて狙うボートメバリングは、サビキやエサを使う船メバルとは釣り方が異なります。
岸からルアーでメバルを狙いたい方は、道具と夜の港での釣り方を扱うメバリング入門を参考にしてください。
沿岸のメバル便は竿とリールをオモリに合わせる

沿岸のメバル便では、指定オモリを扱え、魚が食い込むときに穂先が曲がる竿を使います。針が多く全長の長い仕掛けなら、船上で取り込める竿の長さも必要です。手持ちの竿を使う場合も、オモリ負荷と仕掛け全長の両方を見ます。
小型両軸リールを使う便では、色分けされた道糸やリールのカウンターで下ろした深さを見ます。道糸の太さと糸巻量も船の指定に合わせます。貸し竿に仕掛けやオモリまで付くかは船によって違うため、予約時に用意する物を聞いておきます。
貸出を頼むときは、竿とリールだけなのか、仕掛けや救命胴衣も含むのかまで聞いておきます。
手持ちの竿を使う場合や新しく選ぶ場合は、指定オモリと仕掛けの長さに合う船メバルロッドの記事を参考にしてください。
沿岸のメバル便はサビキかエサを付ける仕掛けで釣る

沿岸の便でよく使う仕掛けは、中心の糸から横に針が出て、一番下にオモリが付く形です。これを胴突きと呼びます。針に魚皮などの飾りが付いているものがサビキ。エサ釣りでは、同じように横へ出た針にエビやイソメを付けます。どちらを使うかは予約する便の指定に合わせます。
市販の仕掛けを全長・針数・枝の長さから選びたい方は、船メバル仕掛けの記事を参考にしてください。
サビキは絡みをほどいてから下ろす
船用のメバルサビキは、短い堤防用より長く、針数の多いものもあります。初めてなら、船で使う全長と針数に合った仕掛けを選ぶのがおすすめです。船宿の販売品なら、その便で使う仕掛けを用意できます。
広げるときは針を一度に引き出さず、枝針が幹糸へ巻き付いていないかを順にほどきます。仕掛けを上げたあとも、縮れたハリスや傷んだ魚皮があれば交換を。絡んだまま下ろすと、魚に見せる針が幹糸へ重なってしまいます。
エビは尾側へ浅く刺し、弱ったら付け替える

シラサエビやモエビを使う便では、尾側へ浅く針を刺し、エビが曲がらないように付けます。尾羽の先を切り、切り口から針を入れて尾側の節の背へ抜く付け方があります。尾羽の付け根まで切り落とさず、深く刺して胴体を傷めないようにします。
回収したエビの動きが鈍い、白く濁っているときは元気なエビへ交換。針に残っているだけで使い続けないことも大切です。イソメなど別のエサを使う便なら、船で教わる付け方に合わせます。
沿岸のメバル便は底から指示された高さへ仕掛けを上げる

釣りでは、魚を狙う深さを「タナ」と呼びます。船長から「底から何m」と言われたら、オモリが海底に着いてから、その分だけ糸を巻きます。底に付けっぱなしにはせず、魚のいる高さへ針を移します。
サビキはタナで待つか、ゆっくり誘い上げます。生きエサなら大きく動かさず、エサを泳がせながら待つのが基本。根の起伏が変わる場所では、その都度の船長の指示に合わせて仕掛けを上げ下げします。
- 枝針の絡みをほどき、船長の投入合図を待つ。
- リールのスプールを親指で軽く押さえながら下ろす。
- 着底したら糸のたるみを取り、指示された高さへ巻き上げる。
- 底を取り直すときも急に落とさず、海底へそっと下ろす。
沿岸のメバル便は竿に魚の重みが乗ってから巻く
竿先がコツコツと動いても、強くあおると食い込む前にエサを引いてしまいます。小さなアタリは待ち、穂先が引き込まれて重みが乗ったら、ゆっくり竿を起こして巻き始めます。サビキも、急に大きく合わせるより魚の引きを受けるつもりで十分です。
巻いている途中に強く引かれたら、竿の曲がりで受け止めます。追い食いで複数掛かる楽しさもありますが、初めてなら数を増やそうと長く待つより、掛かった魚を丁寧に上げましょう。
沖メバル便はエサを付けてからオモリを先に下ろす
沖の深場でウスメバルを狙う場合は、沿岸用の竿と小型リールをそのまま使えるとは限りません。たとえば上越のこうゆう丸は、水深80〜130mほどを狙い、100号のオモリに対応する竿、PE4号を200m以上巻いた電動リールを勧めています。仕掛けは下オモリの胴突きで、魚の切り身やホタルイカなどを使う例です。これは同船の指定で、ほかの便の共通ルールではありません。
こうゆう丸の釣り方では、針にエサを付けて仕掛けを船べりに並べ、船長の合図で一番下のオモリから順に海へ入れます。オモリが底に着いたら、船長が指示する高さまで巻き上げます。竿先が揺れるアタリが出ても強く合わせず、同船では追加の魚が掛かるのを少し待ってから巻きます。回収後は上の針から順に船べりへ並べ、仕掛けの絡みを防ぎます。
長い仕掛けや大きいメバルは、取り込みを手伝ってもらう

長いサビキは、魚が水面へ来ても竿先の外に仕掛けが残ります。接続金具が竿先へ近づいたら巻くのを止めます。大きい魚や細いハリス、長い仕掛けの手繰りに慣れないときは、船長やスタッフへ補助を頼みましょう。
魚を外すときは、背びれと、まだ魚が付いていない枝針にも注意。タオルや魚をつかむ道具で押さえ、針外しを使います。持ち帰るメバルは氷を用意したクーラーへ入れ、魚を出しっぱなしにしないようにします。
釣果を持ち帰るクーラーの容量や保冷力を詳しく知りたい方は、根魚用クーラーの記事を参考にしてください。
船に合う仕掛けを用意して、メバルの食い込みを待とう
船メバルは、沿岸と沖のどちらの便に乗るかで道具が変わります。予約する便の仕掛けとオモリに合わせ、初めてなら貸し竿や船宿で扱う仕掛けも利用できます。
沿岸の便ではサビキかエサ仕掛けを魚のいる深さへ下ろし、食い込んでから巻きます。沖メバル便では長い仕掛けの投入と回収も大切です。どちらも船長の合図とタナの指示に合わせ、慌てず一つずつ操作しましょう。




