アジングの時期はいつ?春・夏・秋・冬の釣れ方と地域差を解説

2026年09月17日

アジングの時期はいつ?春・夏・秋・冬の釣れ方と地域差を解説

初めてアジングをするなら、近場でアジが釣れ始めた秋がおすすめ。夏より大きいアジが狙えるうえ、小魚を追って岸へ寄る群れにも期待できる時期です。

ただ、「9月になったから釣れる」とは限りません。春に良型が回る地域もあれば、冬に岸から釣れる港もあります。

小さいアジでも数を釣りたいのか、30cmを超える尺アジを狙いたいのかでも、行く時期は変わるもの。住んでいる地域の回遊と、釣りたいサイズを合わせて選ぶのが近道です。

この記事で分かること

  • 初めてのアジングに薦める季節
  • 豆アジと良型で狙う時期が変わる理由
  • 春・夏・秋・冬と地域ごとの釣れ方の違い
  • 地元の回遊を釣果情報から確かめる方法

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初めてのアジングは、近場の岸でアジが釣れ始めた秋がおすすめ

秋の夕方の港と堤防を描いたアジングの釣り場イメージ

アジングを始める時期で迷ったら、9〜11月ごろに近場の岸でアジが釣れているか調べましょう。ただ、全国のアジが同じ月に岸へ来るわけではありません。

秋はイワシなどの小魚が岸へ寄り、それを追うアジも狙える季節。夏より成長したアジや、岸へ回る良型を狙えます。

一方、釣りたいアジが決まっているなら、秋だけに絞る必要はありません。

  • 初めての1匹:秋に近場の岸でアジが釣れ始めたら、釣果が続いている場所へ行く。
  • 豆アジの数釣り:夏に港へ回る小型のアジを狙う。
  • 良型・尺アジ:春の産卵前や秋の回遊を狙い、地元で良型が釣れ始めた時期に行く。

アジがいない港でワームを替え続けても、アタリは増えません。秋だから出かけるのではなく、近場の岸でアジが釣れ始めたら釣行しましょう。

春は産卵前の良型を狙えるが、毎日釣れるとは限らない

春の堤防で白い長袖と黒い腰巻きライフジャケットを着けた女性がアジングをするイメージ

春に良型を釣りたいなら、産卵前のアジが岸へ回る時期が狙い目。

産卵を控えたアジが活発にエサを食べる時期には、20cm台後半の魚も期待できます。ただし、産卵に入ると食いが落ちる傾向があり、同じ春でも釣れ方は一定ではありません。

「先週は釣れていたのに、今日はアタリがない」。こんな変化があっても、すぐにワームの色や腕のせいにしなくていいのです。

周辺の岸釣りでも釣果が途切れているなら、回遊や食い方が変わった可能性もあります。仕掛けを次々に替える前に、周辺で良型が釣れている場所がないか探しましょう。

産卵の時期は地域でずれるため、「春の○月なら必ず良型が釣れる」と全国共通には決められません。

春の釣りを予定する時は、去年の同じ月の実績で行き先を探し、今年の岸の釣果で回遊が始まったかを確かめましょう。

夏は豆アジのアタリが増えるが、小さい針が必要になる

夏の堤防で帽子をかぶった女性が小さいアジを釣り上げたイメージ

数釣りを楽しみたいなら、夏に港へ回る豆アジを狙いましょう。豆アジは小型のアジの呼び名で、夏にはこうした魚のアタリが増える場所があります。

夏の港内で10cm前後の豆アジが回っているなら、数釣りを楽しむチャンス。大きさよりもアタリの多さを楽しみたい人には、こうした群れが狙い目です。

ただし、アタリが多いからといって、簡単に針へ掛かるとは限りません。口の小さいアジに対して針やワームが大きすぎると、アタリは出ても針に掛からないことがあります。

豆アジが続くなら、大きいアジを待つ前に針の大きさを合わせましょう。

夏に10cm前後ばかり釣れる港へ、尺アジ狙いで通うのは目的が合っていません。数を釣りたいならその群れを狙い、大きさを求めるなら良型の回遊実績がある時期や場所を選び直しましょう。

豆アジに合わせる針やワームとの組み合わせは、ジグヘッドの選び方の記事を参考にしてください。

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秋は小魚を追うアジを狙え、夏より大きいサイズも期待できる

秋の堤防で黒いロンTの女性がアジの胴をフィッシュグリップでつかんで釣果を見せるイメージ

最初の1匹を釣りたい人には、小魚とアジの回遊が確認できる秋の岸釣りを薦めます。夏より大きいアジも期待でき、ルアーへ反応する群れを狙えるためです。

夏に豆アジを釣った場所でも、秋には釣れるサイズが変わることがあります。ただ、秋になればどの港でも20cm以上になる、という話ではありません。

秋でも、豆アジが多い港と、20cm以上のアジが釣れる場所があります。良型を狙うなら、釣果情報のサイズまで確かめて行き先を選びましょう。

初めてなら大きさを追いすぎず、足場の良い場所で岸のアジングの釣果が続いているところを選びましょう。

魚の回遊がある場所で練習すれば、ワームに反応が出る沈め方を覚える機会も増えます。

秋を薦めていますが、秋しか釣れないわけではありません。近場で春や冬にもアジが回るなら、その時期から始めても構いません。

冬も釣れる地域はあるが、回遊のない港で粘らない

冬の堤防でジャケットとニット帽を着けた女性がアジングの仕掛けをキャストするイメージ

冬に行くなら、近場の岸でアジが釣れているかを確かめましょう。回遊がある場所なら、「冬は釣れない」とあきらめる必要はありません。

水温が下がると、小魚やアジが減る釣り場もあります。秋に通った港で釣れなくなったら、近くでアジが釣れている場所を探しましょう。

鹿児島の志布志では、1月にも岸のアジングができます。それでも、釣れた翌日に同じ港へ行けば釣れるとは限りません。季節が合っていても、その日の回遊次第でアタリの数は変わります。

冬に始めるなら、遠い地域の好釣果より、行ける範囲の岸の釣果を頼りにしましょう。近場で回遊の手掛かりがなく、風や波も強いなら、無理にその日に釣りをする必要はありません。

冬に尺アジを狙うなら、行く釣り場で30cm以上のアジが釣れているかを確かめましょう。

豆アジばかり釣れている場所なら、良型が釣れている別の場所を探すか、良型の回遊が始まるまで待ちましょう。

上越は春の良型、泉南は夏の豆アジ、志布志は冬の岸釣りも狙える

地域差を見るなら、県名よりも海岸や港のあるエリアまで絞り、そこで釣れる月とサイズを調べましょう。上越の春の尺アジと泉南の夏の豆アジでは、行く時期も用意する針も違います。

新潟・上越で尺アジを狙うなら、4月からゴールデンウィークごろ

上越では、春に岸へ回る良型を狙えます。尺アジを狙うなら、4月からゴールデンウィークごろの岸の釣果を確かめましょう。大きさを求めるなら、秋だけを待たずに春の釣果も追ってみましょう。

ただし、新潟県内のどの港にも同じ群れが入るわけではありません。去年の釣れ始めで予定を立て、釣行が近づいたら今年も岸で良型が釣れているかを確かめます。

大阪・泉南で数釣りを楽しむなら、夏の豆アジを狙う

大阪湾の南側にある泉南では、8月にも10cm前後の豆アジを岸から狙えます。夏に小型の群れが入っているなら、数釣りを楽しむ時期です。口の大きさに合わせた小さい針を用意しましょう。

同じ大阪湾でも、サイズや回遊は釣り場ごとに違います。泉南で豆アジが釣れているからといって、湾内のどこでも同じ魚が釣れるとは考えず、行く場所の釣果を調べます。

鹿児島・志布志では、1月にも岸のアジングができる

志布志では、1月にも岸からワームでアジを狙えます。冬に釣りたいなら、近場で岸の回遊が続いているかを調べてから出かけましょう。冬だから休むと決めつける必要はありません。

ただ、志布志で冬に釣れることと、鹿児島のどの港でも冬が最盛期になることは別です。良型が欲しい時は、冬の釣果があるかだけでなく、何cmのアジが釣れているかまで確かめてください。

この三つのエリア以外へ行く時も、同じ海岸沿いの岸釣果から時期を調べましょう。また、過去に釣果が出た場所でも、今も自由に入れるとは限りません。立入禁止や夜間利用の制限は、管理者の掲示や公式サイトで確かめてください。

行く前は、同じ地域の岸釣りで釣れた日とサイズを調べる

釣行前に港でタックルバッグを横に置き、スマホで釣果を確認する女性のイメージ

釣行日を選ぶ時は、行く釣り場や近くの岸で、最近アジが釣れているかを確かめましょう。

去年の月別実績は行き先を探す手掛かり、直近の釣果は今年の回遊を知る手掛かりです。

情報を探すなら、直近1週間程度を目安にして、次の四つを照らし合わせます。

  • 釣れた日:記事の公開日ではなく、釣行日がいつか。
  • 岸か船か:堤防・護岸・浜の釣果か、沖へ出た船の釣果か。
  • 釣り方:ワームのアジングか、サビキなどのエサ釣りか。
  • サイズ:豆アジか、20cm前後か、30cmを超える魚か。

船で大きいアジが釣れていても、岸から届く場所にその魚がいるとは限りません。また、岸のサビキで釣れていれば回遊の手掛かりにはなりますが、同じ場所でワームにも反応するという保証はありません。

一日だけたくさん釣れた場所より、数日にわたってアジが釣れている岸を探しましょう。ただし、釣果情報が見つからないだけで、アジがいないとは言い切れません。

水温の数字も参考にはなりますが、「○℃なら釣れる」と一つに決めないこと。海面の水温だけでは、アジがいる深さやエサの状況までは分からないため、現地の回遊情報と合わせて判断します。

初めてなら夕方から夜に釣り、明るいうちに足場を確かめる

初めての釣行は、夕方から夜にアジを狙うのがおすすめ。常夜灯の周辺など、アジがエサを食べに寄る場所を探す目印があるためです。

ただし、暗くなってから初めての岸壁へ入るのは避けましょう。明るいうちに足場、岸壁際のロープ、周囲の障害物を把握し、ライフジャケットと照明を用意して釣りを始めます。

昼間でもアジングはできます。昼と夜のワームカラーや常夜灯の条件を知りたい場合は、カラーの記事を参考にしてください。

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道具の準備からジグ単の釣り方まで知りたい場合は、アジングの始め方の記事を参考にしてください。

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初めての1匹は秋、数釣りは夏、良型は春や秋の回遊を狙う

初めて岸からアジングをするなら、近場でアジが釣れ始めた秋に、釣果が続いている場所へ行きましょう。数釣りを楽しみたいなら夏の豆アジ、良型を狙うなら春の産卵前や秋の回遊を狙います。

冬も釣れる地域はあるため、季節の名前だけで釣れる・釣れないを決める必要はありません。地元の釣行日、岸か船か、釣り方、サイズをそろえて読めば、自分の目的に合う情報を探せます。

季節が合っていても、狙うサイズのアジが岸へ回っていなければ釣れません。

行く前に、近場の岸で狙うサイズのアジが釣れているかを確かめましょう。